北村匠海、「サバ缶、宇宙へ行く」で地上波連ドラ初主演&念願の教師役に初挑戦2026/02/27 05:00

北村匠海が、フジテレビ系で4月13日よりスタートする月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」(月曜午後9:00)で地上波連続ドラマ初主演を果たす。福井県の水産高校の生徒たちが“宇宙食開発”に挑んだ奇跡の実話を基にしたオリジナルストーリーで、北村は初の教師役に挑む。
「サバ缶、宇宙へ行く」は、福井県の水産高校の教師と地元出身のライターによる書籍「さばの缶づめ、宇宙へいく」が原案。高校生たちが“宇宙日本食”として作り上げたサバの缶詰が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)に認証され、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士が実際に食するという快挙に至るまでの歳月を描いている。ドラマでは、「宇宙食、作れるんちゃう?」という生徒の何げないひと言が、世代を超えて思いと経験知をつなぎ、大きな“夢”への挑戦へと発展していく姿をハートフルに描く。
主演の北村が演じるのは、福井県小浜市にある若狭水産高校へ赴任してきた新米教師・朝野峻一。教師になる夢をかなえ、期待に胸を躍らせるも、高校が統廃合の危機に直面していることを知る。授業も聞いてもらえず落ち込むものの、持ち前の素直さと明るく真っすぐな性格で、生徒や同僚、街の人々との交流を重ねる中、少しずつ希望を見いだしていく。
北村は「太陽と海の教室」(2008年/フジテレビ系)でのドラマ初出演以来、数々の学園ドラマで生徒役を演じてきたが、本作で念願の教師役に初挑戦する。「いつかやってみたいと思っていて、自分の中でとっておいた役」と北村は教師役に対する特別な思いを打ち明ける。「自分にとって“先生”と呼べる3人の方がいます」と、映画「ブタがいた教室」(08年)の妻夫木聡、「鈴木先生」シリーズ(11年/テレ東、映画13年公開)での長谷川博己、「仰げば尊し」(16年/TBS系)の寺尾聰の名前を挙げ、「3名の方のように教師役を演じる日が自分にも必ずくると信じて、役者を続けてきました」と“先生”と呼べる俳優たちの背中を追い続けてきた。役者人生のモチベーションの一部であった教師役を今回、「しかるべきタイミングがきた」と引き受けたという。万感の思いを胸に北村が新米教師・朝野をどのように演じるのか注目が集まる。
また、月9枠で学園ドラマが制作されるのは、「大切なことはすべて君が教えてくれた」(11年)以来、15年ぶりとなり、北村は学園ドラマについて「僕にとっては長期的な稽古場みたいな存在でした」と振り返った。続けて「仲間探しの場所でもあり、ただ、決してなれ合う場所でもない。役者としての自我を芽生えさせてくれた場所で、お芝居の楽しさを教えてくれました」と学ぶことが多かったようで、今作の生徒役とも「一緒になって作品を考える、相談というより一緒に考えられる関係性でいたい」と共演を心待ちにしている。
プロデュースの石井浩二氏は、北村が「ハマり役」であり、今作が「新しい教師像」を提示すると期待を寄せる。今作で「WONDER(ワクワク)を大事にすること、失敗を恐れずチャレンジすること、思いをつなげていくこと、その大切さをお伝えしていきたい」と意気込んでいる。また、北村も「物語としては宇宙規模の壮大なストーリーですが、それが実話であるという確かな説得力を持っている」と自信をのぞかせ、「そこに大小問わず希望や挫折、いろんなものがちりばめられていて、日常は素朴に進んでいく。視聴者の皆さまにも、僕らと一緒に夢を追っていただけたらうれしいです」と呼びかけている。
脚本は徳永友一氏が手がけ、演出は「HERO」シリーズなど数々の人気フジテレビドラマを世に送り出した鈴木雅之氏が担当し、福井県小浜市でのロケも敢行する。また、自分たちの手で作ったサバ缶を宇宙へ飛ばすという大きな夢に挑み、奇跡を紡いでいく物語を象徴的に表現したビジュアルも初解禁されている。
朝野峻一役・北村匠海コメント
――学園を舞台にした数々の作品に生徒役で出演してきた北村さんにとって、本作は初の教師役です。本作の出演が決まった時の率直な思いをお聞かせください。
「役者人生の中で、妻夫木聡さん、長谷川博己さん、寺尾聰さんという、自分にとって“先生”と呼べる3人の方がいます。映画『ブタがいた教室』のときは小学校4年生、『鈴木先生』のときは中学1年生から2年生にかけて、『仰げば尊し』の時は18歳でした。記憶や思い出、芝居との向き合い方など、僕自身のターニングポイントと捉えています。教師役はいつかやってみたいと思っていて、自分の中でとっておいた役。妻夫木(聡)さんや長谷川(博己)さんや寺尾(聰)さんのように、教師役を演じる日が自分にも必ず来ると信じて、役者を続けてきました。そういった中で、“教師役でお願いしたい”と声を掛けてくださって。僕にとってしかるべきタイミングが来たのだ、とお引き受けしました。そこから、どういう教育理念に賛同するのか、どういう話にするのかなど、話し合いを重ねていく中で、本作に出合って。新米教師という僕自身にぴったりな役ですし、実話をベースに描かれるということで、いろんな著書を読ませていただいて“ぜひやらせてください”とお願いしました」
――北村さんにとって学園ドラマとは?
「芝居を楽しめる場所。というのも、寺尾さんのお言葉をお借りすると、エンドロールに今までの芸歴、やってきた作品が載るわけではなく、全員が同じスタートラインに立っている。物語の中で中心となる人物はいるけれど、自分がどう輝くかは自分次第。そういうことを考えられる場所で、試せるし、失敗したっていい。僕にとっては長期的な稽古場みたいな存在でした。振り返ればそういう時間を共にした仲間たちが僕にはたくさんいるんです。仲間探しの場所でもあり、ただ、決してなれ合う場所でもない。役者としての自我を芽生えさせてくれた場所で、お芝居の楽しさを教えてくれました」
――生徒役の方と楽しみにしていることは?
「僕はずっと芝居の話をしていたいです。年齢差があまりないので、僕が前に立っているのが僕自身も不思議に感じる瞬間がきっとあるだろうなと思います。生徒役の皆さんも役者として得られた経験がある方たちなので、一緒になって作品を考える、相談というより一緒に考えられる関係性でいたいです。朝野という役もそういう先生だと捉えていて。生徒の前に立ってはいるけれども、みんなを見つめて見守る、にしては力不足な新米教師ですが、一緒に考えて一緒に歩みを進めていけたらなと思います。生徒役の皆さんと頑張ってコミュニケーションをとっていきたいですし、今からすごく楽しみです」
――地上波連続ドラマ初主演を務めることへの思いを教えてください。
「ドラマを背負うというところに関しては、自分がどういう感情になっていくのか進んでみなければ分からないですが、だからといって肩肘はる必要はないかなと思っています。朝野という役に、そのまま現場でいられたら、と。映画などで主演をやらせていただく時も、主演だから、とはあまり考えないようにしています。俳優も俳優部という一つのセクションの1人という認識なので、みんなで一緒に考えて、みんなで一緒に抱えて、みんなで一緒に背負って、やっていきたいです。とはいえ、主演という立ち位置なので、先頭には絶対僕が立って、全員と手をつないで進んでいきたいと思います。学園ものは絶対大変です(笑)。一筋縄ではいかない瞬間もたくさんあると思うのですが、そこも含めて楽しみたいです。このドラマは、高校生たちが作ったサバ缶を宇宙食に成すことができた実話をベースに描いています。でも何を成すか、ということよりも、きっとその過程にすごく意味がある。だから先にゴールを決めずに、みんなで作っていけたらと思います」
――原案と台本を読んでどのように感じましたか?
「新鮮に感じたのは長い歳月の軌跡を描いているところです。僕が今まで生徒役として出演した学園ものは、1クラスで準備してきました。ドッジボールをしたり合宿をしたり、本当にリアルな学校生活を送って、そのクラスメートで撮影以外も何か月も過ごすということが多かった。今回はクラスも時代も変わっていくので、短い期間で生徒たちとコミュニケーションをどうとっていくか……きっと僕自身にかかってきますね……大変だ(笑)。たくさんの生徒役の方と出会える機会になりそうなので、楽しみたいと思います」
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
「物語としては宇宙規模の壮大なストーリーですが、それが実話であるという確かな説得力を持っているドラマです。そこに大小問わず希望や挫折、いろんなものがちりばめられていて、日常は素朴に進んでいく。視聴者の皆さまにも、僕らと一緒に夢を追っていただけたらうれしいです。ご覧いただいた方が希望の光に照らされてほしいなと思いますし、そんなドラマになれるよう頑張ります」
プロデュース:石井浩二コメント
「地方の高校生が長い年月をかけて宇宙日本食を開発する。この壮大な夢に向かう奇跡の物語は、1人の教師が現れたことから始まります。とはいえ、この教師は強引に生徒を引っ張るのではなく、生徒それぞれの思いを大切に見取ろうとしながら情熱と信念を持って長い年月を支え、多くの生徒だけではなく地域住民の心さえ前向きにしていきます。まさに教師役を切望されていた北村匠海さんには“ハマり役”。北村さんにしか出せない教師の魅力が存分に表現されることで、この“新しい教師像”は、数多ある学園ドラマの中でも必ずや見ていただいた方々の記憶に残るはず。さらに、先生や生徒に対峙(たいじ)する宇宙日本食開発担当役や、盛り立てる地域住民役の皆さん、そして高校生役にも次代を担う素晴らしい若手俳優陣がそろっていますので、北村さんとの感動的、かつ軽妙なやりとりもぜひ楽しみにしていてください。WONDER(ワクワク)を大事にすること、失敗を恐れずチャレンジすること、思いをつなげていくこと、その大切さをお伝えしていきたい。春の月曜9時枠ドラマにふさわしい、元気と勇気と爽やかな感動を視聴者の皆さまにお届けできるはずだと思っております」
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