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「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら2026/02/25 12:31

「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら

 坂口涼太郎平埜生成森田甘路猫背椿飯尾和樹が、NHK総合ほかで3月30日にスタートする連続テレビ小説「風、薫る」(月~土曜午前8:00ほか)に出演することが分かった。

 見上愛上坂樹里がダブル主演を務める「連続テレビ小説」第114作「風、薫る」は、大関和氏と鈴木雅氏という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)がモチーフ。明治という激動の時代を舞台に、看護の世界に飛び込んだそれぞれに生きづらさを抱えた2人の女性の冒険物語だ。

 文明開化が急速に進む中、まだ女性の職業が確立されていない時代に、西洋式の看護学を学んだトレインドナースたちが医療看護の世界に新たな風を起こした。考え方もやり方もまるで違う2人の主人公・一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂)が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”となって未知の世界を切り開いていく物語だ。脚本を手がけるのは、「あなたのことはそれほど」(17年)、「初めて恋をした日に読む話」(19年/ともにTBS系)などで知られる吉澤智子氏。

「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら

 坂口が演じるのは、帝都医大病院外科の助教授・藤田邦夫。りんたちと度々対立する役どころだ。坂口は、「風がいい方向に向かう時は必ず逆風が生まれます。いま私たちがいい薫りの風の中で生きられるのは、この物語の中に登場する女性たちのおかげです。私は、当時は当然だった逆風を担当させていただきます。いい薫りではないかもしれません」と独特の表現で役柄を紹介。

 坂口は、「なつぞら」(19年)、「エール」(20年)、「おちょやん」(20年)、「らんまん」(23年)に続く5作目の朝ドラ出演となる。「朝ドラは演劇と似ています。稽古をして、長回しの本番を迎えて、一つの物語を長い時間をかけて取り組むことでドキュメンタリーのようになっていきます。脚本も私たちのお芝居によってどんどん変わっています。『らんまん』の時はそれまでの私のお芝居をくみ取って、このセリフを書いてくださったんだろうなと思うようなラストシーンをいただいたり、私たちの表現や存在が物語に反映されるのもやりがいの一つです」と朝ドラの魅力を語る。

 看護との接点を聞くと、「入院した時にお世話になった看護師の方々は皆さん明晰(めいせき)で快活なお声をお持ちでした。『いい声だなあ、演劇やってほしいなあ』と思い、『いい声の看護師たちが廊下にて上演している夏の夜の夢』という短歌を病床で詠みました」とユニークなエピソードを披露した。

「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら

 平埜は、帝都医大病院外科の助手・黒川勝治を務める。りんたちの“看護”を冷静に見ている役柄だ。平埜は、「2年ぶり3度目の朝ドラ出演になります。うれしくてなりません! わたしが演じる黒川は『外科医』です。いったい、どんな『風、薫る』のでしょうか。病院って聞くと、太陽を浴びた真っ白なシーツや、消毒液のツンとする匂いがしてきそうですよね。でも、それは現代の話。明治時代の病院には、また違った風が薫っているはずです」と撮影への期待を膨らませる。

 「カムカムエヴリバディ」(21年)、「虎に翼」(24年)に続く朝ドラ出演となる平埜は、朝ドラの魅力について「朝ドラは忙しい朝の時間に、そっと生活を温めてくれるドラマ。(こんなことを言っていいのか分かりませんが)全てのエピソードを見なくても、『ながら見』も大歓迎。どこから見ても、どのページを開いても、そこには物語があって、観れば1日がぽかぽかする。そんな印象を抱いています!」と独自の視点で表現。

 看護師との思い出については、「小学校の時に校庭にある『のぼり棒』から落ちて、骨折し、入院したことがあります。その時、初めて看護師さんにお世話になりました。ベッドで寝ている時間が長かったせいで体がなまり、トイレに行くことが難しく、ナースコールを押してトイレに行っていました。しかし、恥ずかしくて、いつもボタンを押すことを躊躇(ちゅうちょ)していました。意を決して看護師さんを呼ぶと『我慢しないで、いつでも呼んでね』と優しく言ってくださいました。僕は赤面しながら、『ごめんなさい』といい、濡れたパンツを交換しました。(尾籠な話ですみません……)」と幼少期の入院体験を振り返った。

「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら

 森田が担うのは、帝都医大病院の副院長・渡辺行成。事務能力に長け、病院を守ることへの意識が強い役どころ。森田は、「私自身、連続テレビ小説のレギュラー出演は初めてで、身の引き締まる思いです。女性の自立が極めて困難だった明治という時代。看護という未知の世界に飛び込む彼女たちの姿は、渡辺という一人の男の目にどう映り、その生き方にどう影響を与えていくのか。激動の時代を懸命に生きる彼女たちと向き合い、渡辺としてその衝撃をどう表現できるか、演じる側としても大変楽しみです」と役柄への意気込みを述べた。

 森田は「とと姉ちゃん」(16年)以来の朝ドラ出演となる。「『とと姉ちゃん』に一瞬だけ出演しましたが、自分の実力不足を痛感し『これが最初で最後の朝ドラ出演になるんだろうな』と凹んだ記憶があります。それから約10年……俳優続けてきて良かったです」と10年の歳月を経ての再出演に感慨をにじませた。

 看護との関わりを尋ねると、「実は私の母が看護師です。昔、母が『これでも患者さんから「○○病院のナイチンゲール」なんて呼ばれていたのよ』と冗談めいたことを言っていましたが、半世紀以上現場で戦い続けてきた誇りがあるのでしょう。今も現役看護師として、多くの患者さんのために働き続けております。そんな母の背中を見て育ったこともあり、看護師の息子として今作品への思い入れは強いです」と家族への敬意を込めた。

「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら

 猫背が演じるのは、帝都医大病院の看病婦・永田フユ。専門的な訓練を受けていない従来看護婦でありながら、手術の際は介助も務め、腕は一級品というキャラクター。猫背は、「トレインドナース登場以前、病院で患者の看病にあたっていた女性の職業ですが、厳しい現実を生きた女性たちが多く就いていたお仕事で、自分の演じる永田フユもその一人です。トレインドナース見習いのりんたちとの衝突もありますが、お互いに刺激を受け高め合える関係を作って物語のなかできちんとバトンを受け、渡し、引き継ぎ続ける役者たちのなかの一人でありたいなと、小さな力ではありますが切に思います!」と気合十分。

 「ちゅらさん」(01年)以来の朝ドラ出演となるが、「『ちゅらさん』に、少しだけ参加させていただいたのが2001年だそうです。もう20年もたとうというのに、今でも『ちゅらさん、出ていましたね』というお声掛けをいただくことがあり、朝ドラというもののスゴさを思い知ります」と朝ドラの影響力の大きさを実感している様子だ。

 看護との接点を尋ねると、「家族に元ベテラン看護師がいます。家族はもちろん、他者への愛にあふれ、常に自身が健康であることと時間を守ることを心がける尊敬すべき人物ですが、一方、自分のことや家事などにおいてはちゃんとめんどくさがりでもあり、そんなところに安心したりもします。街中で救急車のサイレンを聞き付けると『あれどこに向かったのかしら』と絶対に無関心ではいられない様子が現役時代を思わせたり『それを知ってどうする?』と思わなくもなかったりしてとてもかわいいです。きっとそんな、それぞれの個性的なナースたちに物語の世界のなかで会えるのが楽しみで仕方ないのです!」と家族の姿を愛情を込めて紹介した。

「風、薫る」主人公を取り巻く帝都医大の面々解禁! 坂口涼太郎、平埜生成、飯尾和樹ら

 飯尾が扮(ふん)するのは、帝都医大病院の用務員・柴田万作。病院の中でりんたちが頼れる数少ない存在という人物。飯尾は、「クランクイン初日から参加している演者さんやスタッフさんたちが創り上げてきた世界を、楽しんでいきたいと思います。ぺっこり深々88°よろしくお願いします」と飯尾らしいユーモアを交えて意気込みを伝える。

 飯尾は「半分、青い。」(18年)以来の朝ドラ出演となる。「『半分、青い。』で、通販番組のプロデューサー役として1話だけ出演させていただきました。自分がNGを出した時に、斎藤工さんが『俺もこれ言いづらいですね』と周りに聞こえるボリュームで言ってくれて、『それじゃ仕方ない』という雰囲気を作ってくれて助かりました」と思い出を明かす。

 看護師との思い出について、「父方の親戚には、看護師さんや薬剤師さんなど、医療関係の仕事に就いている人たちが多いんです。看護師の叔母は、普段はめちゃくちゃ優しいんですが、帰宅時の手洗い・うがいには『甘い! もう一回や~』と一瞬だけ厳しかったのを思い出します」と叔母とのほほ笑ましいやりとりを披露した。

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