山田裕貴は車いすラグビー選手、有村架純は雑誌記者役で日曜劇場初出演 堤真一主演「GIFT」2026/02/10 04:00

山田裕貴、有村架純が、TBS系で4月にスタートする日曜劇場「GIFT」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。人気と実力を兼ね備え、幅広い世代から高い支持を集めている実力派俳優の2人が、そろって日曜劇場初出演となる。
堤真一が27年ぶりに日曜劇場で主演を務める「GIFT」は、パラスポーツである車いすラグビーを舞台に、弱小チームに立ちはだかる難問の答えを導き出しながら、本気で心と身体をぶつけ合うことで仲間、家族の大切さ、そして愛を知っていく絆と再生の物語だ。完全オリジナルストーリーで脚本は金沢知樹氏が担当する。
天才“過ぎる”頭脳を持った宇宙物理学者の主人公・伍鉄文人(堤)が、ひょんなことから車いすラグビーに出会い、3年間勝利なし、選手同士は度々口論、プレーに一体感がなく、バラバラで到底勝てる雰囲気はない弱小チーム「ブレイズブルズ」と関わることに。周囲から孤立し、誰ともぶつかることも向き合うこともなく、自身の興味のある難問を見つけ答えを導き出すことだけを生きがいとしてきた孤独な男が、問題山積みのチームを目にし、車いすラグビーのルールも知らない中、「僕なら勝たせることができます。このチームを日本一にしてみせます」と言い放つ。

山田は昨年俳優デビュー15年目という節目の年を迎え、堤とダブル主演を務めた映画「木の上の軍隊」を皮切りに、「ベートーヴェン捏造」「爆弾」と3作連続で主演映画が公開。今年は、幕末最強のサムライたち・新撰組を描いた人気コミックを実写化した「ちるらん 新撰組鎮魂歌」で、主人公・土方歳三を演じることも決定している。そんな勢いそのままに飛躍を遂げる山田が、本作で初挑戦となるパラスポーツ“車いすラグビー”の世界で、新たな境地を切り拓く。
山田が演じるのは、弱小チーム「ブレイズブルズ」の、輝きを失ったエース選手・宮下涼。負けず嫌いで、真面目で、仲間思いの面倒見の良い性格で、高校時代はサッカー部のキャプテンとしてチームをまとめ、インターハイを目指すほどサッカーに打ち込んでいたが、ある日、交通事故に遭い、車いす生活を余儀なくされる。サッカーの夢は絶たれ、家族も離れ離れ、そんな時に車いすラグビーに出会い、普段は市役所の福祉課に勤務しながら、車いすラグビーの選手として誰よりもひたむきに真摯(しんし)に向き合っている。
「強くなりたい、勝ちたい」という思いを持っているが、現状のブルズには互いに切磋琢磨(せっさたくま)できる存在がおらず、くすぶった末に一匹狼になっている。そんなもんもんと戦っているさなか、伍鉄が突然やって来る。チームへの深い愛情と車いすラグビーへの誇りを持つがゆえに、素人である伍鉄の存在に強く反発する涼。果たして、伍鉄との出会いが涼にどんな変化をもたらすのか注目だ。
山田は、「車いすラグビーは映像では何度か拝見したことがあったのですが、今回初めて挑戦します。実際に競技用の車いすに乗ってみると、前に進むことや止まることだけでも想像以上に難しく、試合のリアルな迫力を表現することはもちろん、そこに選手としての誇りをきちんと表現できるのかという不安もありました。だからこそ、200%の気持ちで練習に向き合いながら日々取り組んでいます」と初挑戦への思いを語る。
加えて、「僕が演じる涼は、『頼れるのは自分だけ』と思いながら生きている青年で、どこか昔の自分と重なる感覚があります…。スポーツというのは勝つか負けるかの勝負の世界で、涼はエースとして車いすラグビーに真剣に向き合っているからこそ、さまざまな葛藤を抱え込み、ひとりで戦おうと心を閉ざしてしまっているような人」と役柄を分析。
そして、「人生は“ギフト”の連続で、誰かに与え、誰かから与えてもらって、その繰り返しで。僕にできることは、車いすラグビーを通して、この作品に全力で向き合うことです。その姿が、視聴者の皆さんに元気や勇気を“ギフト”として届けられたらと思います。見終わったあとに、温かい気持ちになったり、少し前を向けたり、『自分も頑張ろう』と思ってもらえるように……。チーム『GIFT』からの“ギフト”、ぜひ受け取ってください」と視聴者へメッセージを寄せた。

一方、TBSでは、民放連続ドラマ単独初主演を務めたドラマ「中学聖日記」(18年)や、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(22年)で主演を務め、作品ごとに存在感を深め、物語に確かなリアリティーをもたらしてきた。
そんな有村が本作で演じるのは、出版社のライフスタイル雑誌の編集部で働く記者・霧山人香。周囲の誰からも、明るくがむしゃらに突き進む性格と思われているが、彼女もまた複雑な事情を抱え、ある過去のトラウマから逃げるために、必死に明るく振る舞っている。ある時、新連載企画「パラアスリートとそれを支える人々」の取材を担当することになり、取材を通して車いすラグビーやブルズ、そして伍鉄と出会う。自分の得意分野でもなく、ルールも今一つ分からないまま戸惑いながらも取材に向き合う中で、チームや選手たちが抱える複雑な環境に直面する。そして、人香にとって、伍鉄や涼、そして車いすラグビーとの出合いが、予期せぬ形で自身の過去とつながっていく。
有村は、「さまざまな感情や事情を抱えた方たちが、車いすラグビーという一つの目標に思いを向け、懸命に前へ進んでいく姿に、スポーツならではの力や、人の心を動かす熱を強く感じました。そんな作品に参加できることが本当にうれしく、演じる側としても、その“熱さ”をしっかりと届けたいと思っています」と作品への期待を語る。
続けて、「人香は、ライフスタイル雑誌の編集部に勤める女性で、車いすラグビーの取材を担当することになります。彼女自身もまた、さまざまな事情を抱えた人物です。そんな人香が、車いすラグビーや選手たち、そして伍鉄と出会うことで、どのように変化し、成長していくのかに注目していただけたらと思います」と役柄への思いを明かした。
そして、「このドラマは、『GIFT』というタイトルの通り、誰かからもらった言葉や行動によって、自分でも気付いていなかった思いに気付き、変化して成長していく物語です。ドラマを通して、視聴者の皆さんが、身近な人から受け取る言葉や行動を、これまで以上に大切に感じていただけるきっかけになれたらと思います。そして何より、車いすラグビーというスポーツの魅力を、より多くの方に知っていただけたらうれしいです」と視聴者へ呼びかけた。

作品を手がける宮﨑真佐子プロデューサーは、「“宮下涼”は、事故で足に障がいがありながらも必死に前を向こうとする、弱小チームのエースであり、車いすラグビーに命をかけて臨む選手、そしてたとえ夢破れても、もがきながら一生懸命に生きようとする、そんな青年です。そう考えた時に、この役をできるのは山田裕貴さんしかいないと思いました。文字通り体当たりで、そして全身全霊をかけてこの役を演じてくれています」と山田へのキャスティングの理由を説明。
続けて、「“霧山人香”は明るくて前向きで雑誌記者としての仕事を頑張る女性、だけど実は家族に事情を抱えてそれを隠すように生きている人。一見、繊細に見えるけれど、その中には熱い思いがあるこの役は、有村架純さんが本当に丁寧に美しく演じてくださっています」と有村の演技を絶賛した。
そして、「お二人とも日曜劇場には初出演。そんな2人と堤さんの魂のこもったお芝居から生まれる熱は、きっとテレビの前の皆さんにも伝わり、心揺さぶる瞬間をお届けできるはずだと思っています。ぜひ、日曜劇場『GIFT』をお楽しみに!」と視聴者へさらなる期待を促した。

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