「昭和100年SP決定的映像!」に出演の猪狩蒼弥「横山やすし師匠がかっこいい!」2025/12/24 07:30

フジテレビ系では12月25日より、昭和元年からの100年を振り返り、テレビをにぎわせた人物を1万人アンケートからランキング形式で発表する、4時間半の大型特番「池上×加藤 昭和100年SP決定的映像!心に刻まれた100人~みんな見ていたあの瞬間~」(午後6:30、一部地域では午後7:00から)を放送する。
大正天皇が崩御された1926年12月25日から始まった元号「昭和」。その日からの100年でテレビをにぎわせ、人々の心に刻まれた人物を振り返りながら“日本人とは何か?”を多彩なゲストと共に考えていく本番組。スタジオでは俳優の加賀まりこ、シリアスからコメディーまで幅広く演じる高橋克実、お笑いの実力派でありながら俳優としても活躍する森田哲矢(さらば青春の光)、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子、モデルのみちょぱ(池田美優)、多才なアイドル猪狩蒼弥(KEY TO LIT)が、池上彰、加藤浩次とともに昭和の100人について語り尽くす。

昭和100年の、話題の事象から凶悪事件の犯人まで幅広く紹介。英国人女性殺人事件、婚活連続殺人、ホテルニュージャパン火災、秋葉原無差別殺傷事件、和歌山毒物カレー事件など、昭和100年の間に人々を震撼させた事件の数々を振り返る。さらに暴力団対策法ができる以前の80年代に死者20人以上を出した山一抗争、暴力団新組長の襲名式や新年会にリポーターが潜入したVTRなども取り上げる。
暴力団の衝撃映像をみたスタジオでは「びっくりした!」「今では考えられない!」の声も。その突撃取材ぶりに、森田は「当時のフジテレビは迷惑系ユーチューバーみたいなものですね」とコメント。暴力団の新年会に突撃したリポーターを見た加賀は「あのインタビュアーは肝が据わっててすごいわね」とも。さらにマラソン、フィギュアスケート、体操や柔道など、オリンピックで数々の名場面を作り出してきた選手たち、そして歴史的な瞬間を生み出したサッカーワールドカップの選手など、スポーツ界からも昭和100年分のVTRを大公開。感動の名場面の数々は必見だ。
忌野清志郎、坂井泉水、HIDE、本田美奈子、松田優作、中村勘三郎、逸見政孝ら、若くして亡くなった芸能人についても取り上げる。赤裸々な自伝を出版し、引退後はエイズ撲滅運動など社会問題について積極的に関わりながらも36歳の若さで亡くなった飯島愛さんについて、加賀は「後輩としては最高に好きな子でした。ほんとに悔しいですね」としみじみ。また、80年代に絶大な人気を誇った、若者のカリスマ尾崎豊の逮捕から突然の訃報、そして最初で最後の歌番組への生出演秘蔵映像も届ける。さらに山口百恵がファイナルコンサートの翌日、「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ系)に出演し、和田アキ子、沢田研二ら超大物ゲストが見守る中、涙ながらに熱唱した秘蔵映像を公開。当時のファンたちの声と共に振り返る。

87年、アグネス・チャンが番組の収録現場に子連れで出勤し賛否両論となった“アグネス論争”。当時は共働きより専業主婦が多い時代だったことから、世間でも賛否がぶつかる論争となり「アグネス論争」は新語・流行語大賞の大衆賞にも選ばれた。その3年後、男性も女性も育休をとれるように、という育児休業法が制定された。アグネスは「女性への意識が高まった。今から見たら本当にいい出来事だった」と語る。スタジオでは加藤が「(子どもは)かわいいしかないね。スタッフとの打ち合わせにスタッフの赤ちゃんがいればなと思う。赤ちゃんが一人いればケンカにもならないし、穏やかに打ち合わせも終わるんじゃないかなと思うよね」とも。さらに平成3年(91年)には、当時18歳のトップアイドル宮沢りえがヌード写真集を発売し、社会現象になった。注目の記者会見では堂々と自らの決意を語り、日本人が持つヌードの価値観を変えた。昭和100年の間に起きた価値観の変遷に注目。
収録後、「昭和100年という節目で、途中いろいろな出来事があった中でも、今こうして番組ができていること自体が、とても意味のあることだと感じました。(番組では)事件を扱うことが多かったですが、これからは少しずつハッピーなニュースが増えていけばいいなと思いました」と感想を述べた猪狩。「横山やすし師匠が“芸能人ぜん”としていてかっこいいなと思いました。今そういう感じの方がいなくなってしまったので、こうやって映像で振り返ると、すごく男としてかっこいいなと思いましたね」と印象に残ったVTRを振り返った。
そして「クリスマスなので、家族みんなでというわけにいかないかもしれないですけど、ちょっと年末気分を味わいつつ、こんなことあったね、あんなことあったねと、一家だんらんする時間に当てていただけたらいいですね。普通にめっちゃ面白いので。ぼくも初めて見るものがいっぱいあって、そこから知るものもあるし、その事件から得られる知見や感性が絶対あると思うので、自分や自分のまわりに当てはめて、考えるきっかけになったらいいのかなと思いました」と呼びかけた。

続けて村上は、「いろいろな感情になった時間でした。自分の知らなかったことや、知らなかった方たちが出てきて、こういうことがあったんだと勉強になりました。自分が小さい頃に見ていたことも、今起きていることも、本当にいろいろな感情が湧き出ました。私もアスリートとして、たくさんのアスリートがランクインしたことが良い未来につながるといいなと思いました」と話し、「山口百恵さんは私が大好きな人で、お母さんもずっと歌を聞いていたんですけど、ちゃんとした映像は私自身見たことがなくて、音楽だけ聞いていたので、歌う表情を改めて見られてよかったなと思います。もう一つは(浅田)真央ちゃんですね。当時私も真央ちゃんと現場に一緒にいたので、フラッシュバックしたというか、思い出しましたね」と懐かしんだ。
最後に「私が今日感じたように、いろいろな思いで、いろいろな世代の方に見て欲しいなと思いました。やっぱり起きてはいけない事件もあったりして、そういうところから学ぶこともあるだろうし、もちろんスポーツの輝かしいところから学ぶこともありますし、いろいろな世代の方に見ていただいて、どう感じたのかというのを共有するというのもすごく素敵なんじゃないかなと思います。多くの人に見てもらえたらうれしいなと思います」とメッセージを寄せた。
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