「ちょっとだけエスパー」オールアップ! 大泉洋が「来月から続編を撮り始めても」と意欲!?2025/12/13 18:00

12月16日に最終回を迎える大泉洋主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(火曜午後9:00)。
野木亜紀子氏によるオリジナル脚本で描かれる本作は、大泉のほか、宮﨑あおい、ディーン・フジオカ、高畑淳子、宇野祥平、北村匠海、岡田将生ら豪華キャストがそろう“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”。
12月9日に放送した第8話では、文太(大泉)らが働く「ノナマーレ」の社長・兆(岡田)が、桜介(ディーン)、円寂(高畑)、半蔵(宇野)を解雇。社宅を明け渡し、エスパーたちは散り散りになってしまった。一方、文太は兆に退職届をたたきつけるも、やらざるを得ない新たなミッションを課されることに。
そんななか、桜介に、目と耳から血を流して倒れるという悲劇が起こる。実は、彼らが使用していたエスパーの能力を発現させるEカプセルには“死に至る”副作用があるという衝撃の事実が判明。“今年中に死ぬ”や“世界にとっていらない人間”だからこそ選ばれ、ヒーローと祭り上げられ、兆の思い描くような未来を創る道具として使われていたのだった。
このように、物語後半は、楽しく騒がしかった前半戦とは一変。死を前にしてバラバラになったエスパーたちの運命は?
また、第7話では、文太とともに“夫婦生活”をおくる謎の女性・四季(宮﨑)が「私の“ぶんちゃん”は文太! あなたじゃない」と、兆ではなく文太を選んだ。しかし四季の記憶は、文太と江の島デートに出かけるも、さまざまな景色を見るたびにもう一人の“ぶんちゃん”=文人(岡田)との幸せな日々を思い出してしまう。どちらを愛する気持ちもうそではない、だからこそ一人苦しむ四季を見た文太は、「あなたのぶんちゃんは、俺じゃない」と彼女を突き放した。
そんな波乱含みのエンディングに向け、「Bit5」の大泉、宮﨑、ディーン、高畑、宇野、「Young3」の北村、新原泰佑、向里祐香らが同日にクランクアップした。

主演としてチームを引っ張ってきた現場のムードメーカー・大泉は「嵐のような撮影期間でした。でも、会う人みんなに『すごいね、あのドラマ』と言ってもらえるのが誇りでございました」と胸を張り、「来月くらいからまた(続編を)撮り始めてもいいんじゃないかと、私は撮る気満々ですので、また皆さんで集おうではありませんか!」と再集結に思いをはせた。
本作で13年ぶりの民放連続ドラマ出演を果たした宮﨑は、「とても楽しかったです! スタッフの皆さんの愛を感じて、インした日から終わるのが寂しかったけど、とても楽しく過ごさせていただきました」と涙。さらには、みんなのクランクアップ中も大号泣。しかし、最後には大きな拍手に包まれて涙ながらも笑顔を見せ、みんなに愛された“四季ちゃん”らしいクランクアップとなった。

“アホの子”桜介として新境地を開拓したディーンは、「桜介をやれてよかったし、このメンバーで最後まで走り切れたこと、本当に最高のひと言です。心の中で永遠に咲き続けるような、そんな宝物のような日々をありがとうございました!」とコメントした。
キャスト陣が全身全霊をかけて挑んだドラマは泣いても笑ってもラスト1話。12月16日、どのような結末が待っているか、ぜひ見守ってほしい。
コメント

<大泉洋>
「皆さんありがとうございました! 嵐のような3か月と10日の撮影期間でした。大変ななかでもスタッフはクオリティーを落とすことなく、誰が見ても面白く、会う人みんなに『すごいね、あのドラマ』と言ってもらえるのが誇りでございました。Bit5の皆さんといるのは楽しくて、タコパをしているのもいとおしくて、Young3が来ても楽しい、素晴らしいキャストの皆さんでした。そして、宝物のようなセリフをたくさんいただいた野木さんの脚本には感謝しかございません! 来月くらいからまた(続編を)撮り始めてもいいんじゃないかと、私は撮る気満々ですので、また皆さんで集おうではありませんか! 皆さんお疲れさまでした! ありがとうございました!」

<宮﨑あおい>
「とても楽しかったです! スタッフの皆さんの愛を感じて、インした日から終わるのが寂しかったけど、とても楽しく過ごさせていただきました。四季ちゃんとしてみんなと一緒に会話できるのが楽しくて、それがもうないと思うと寂しいですが、スタッフの皆さんが目覚まし時計をかけずにゆっくり休んでもらえると思うとうれしいです。ディーンさんが『3代目大泉洋を目指す』とおっしゃっていたので、私は2代目大泉洋を目指して精進したいと思います!(笑) ありがとうございました!」

<ディーン・フジオカ>
「このメンバーで毎日頑張ってきて、そろってクランクアップできてうれしく思います。桜介という役は最近演じていない役柄で、繊細な部分もありましたが、皆さんがかけてくださった優しい言葉や心遣いが桜介という花を咲かせてくれたなと思います。桜介をやれてよかったし、このメンバーで最後まで走り切れたこと、本当に最高のひと言です。心の中で永遠に咲き続けるような、そんな宝物のような日々をありがとうございました!」

<北村匠海>
「僕は1話の撮影の時にはまだ『あんぱん』(2025年/NHK総合ほか)の撮影をしていたのですが…最近見返してみたところ、あの頃はまだ役が抜けていなかったですね!(笑)。大変な日々を過ごしてきたので、その次のドラマがこの現場でよかったなと思いました。大先輩方が過密なスケジュールのなか、日々撮影に挑んでいる姿を見て、『ヒーロー』だなと思いました! また皆さんとお会いできるのを楽しみにしております」

<高畑淳子>
「皆さん本当にお疲れさまでした! 主演の大泉さんはこんな大変なスケジュールのなかでも面白いことを言ってくださって…(笑)。私が何かお役に立てるなら、またご一緒させてください!」

<宇野祥平>
「佐助ともどもお世話になりました。(撮影の出番が来て呼ばれる時に)最初は『半蔵さんと佐助お願いいたします!』と呼ばれていたのですが、終盤は『佐助さんと半蔵お願いします!』と呼ばれていました(笑)。皆さんとご一緒できて楽しかったですし、野木さんの脚本作を大泉さん主演でご一緒できて、本当にうれしかったです!」

<新原泰佑>
「この作品の撮影期間中に25歳を迎えて、最高の25歳のはじまりだなと思いました。本当にうれしかったです。パパ(ディーン)をはじめ、すてきなキャストの皆さまと熱いお芝居をできたことが幸せでした。またご一緒できるように精進いたします」

<向里祐香>
「皆さん本当にお疲れさまでした。現場では悩みながらもすごく楽しんで毎日撮影に来ておりました。終わっちゃうのが寂しいです。また会えたらいいな!」

最終回あらすじ(12月16日放送)
10年後、四季(宮﨑)が死ぬ。その未来を阻止するためならば、1000万人の命を犠牲にすることを厭わない兆(岡田)。
孤立した人々を兆が操り、ミッションを遂行する理由、それはすべて、たった一人四季を救うため。四季が死んでしまうという歴史を改ざんするために、2055年の未来から介入していたのだ。
すべてを知った文太(大泉)は、兆からの最後のミッション「四季にナノレセプターを飲ませる」を遂行した。飲めば10年後の悲劇を回避できる可能性はあるが、この半年の記憶を失い、文太たちのことは忘れてしまう。それでも、愛する四季を救うためにナノレセプターを渡して四季の前から立ち去ったのだった。
しかし、2人の「ぶんちゃん」の願いとは裏腹に、四季はナノレセプターを飲まずに、久条(向里)から預かっていた“Eカプセル”をぼりぼりと何粒も口に頬張ってしまう。
一方、ノナマーレを解雇され、「今年中に死ぬ、世界にとっていらない人間」という真実を突き付けられた桜介(ディーン)、半蔵(宇野)は生きる目的を失い、バラバラになっていた。円寂(高畑)は残る力を使って、人生を狂わせた結城(吉田鋼太郎)に復讐(ふくしゅう)しようと彼の自宅に向かう。
兆は市松(北村)に手を引くよう持ちかけたが、市松は反発、交渉は決裂。目の前で崩壊したディシジョンツリーを見て兆は、市松、紫苑(新原)、久条に対し、ある恐ろしい計画を実行することを決意する。
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