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「豊臣兄弟!」仲野太賀「胸を張れる」、池松壮亮「エネルギーがほとばしる兄弟」小栗旬の存在感も!2025/12/08 16:37

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「豊臣兄弟!」仲野太賀「胸を張れる」、池松壮亮「エネルギーがほとばしる兄弟」小栗旬の存在感も!

 2026年1月4日にNHK総合ほかでスタートする仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか、初回は15分拡大)。本日・12月8日、東京・渋谷のNHKで第1回試写会が開かれ、主人公・豊臣秀長役の仲野、秀長の兄・豊臣秀吉役の池松壮亮、演出の渡邊良雄氏が登壇した。

 大河ドラマ第65作となる本作で描かれるのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。天下人の弟・豊臣秀長(仲野)を主人公に、歴史に“もしも”はないものの「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で、戦国時代をダイナミックに描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメントを、連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合ほか)、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(ともにTBS系)、「家政夫のミタゾノ」シリーズ(テレビ朝日系)などを手がけた八津弘幸氏が紡ぎ出す。

 第1回の感想を聞かれた仲野は、「個人的にもようやくこの日を迎えることができたなという感慨深いものがあります」と喜びをにじませた。スタッフとともに完成披露試写を行った際を振り返り、「最初の『大河ドラマ』というところで、大丈夫かなという……何か熱くなるものがありまして。『豊臣兄弟』が始まるんだなという高揚感のまま1話を見ていました」と述懐。「絶対に世間の人に楽しんでもらえるような、力強い作品になったんじゃないかなと胸を張って言える、そんな1話でした」と自信をのぞかせた。

「豊臣兄弟!」仲野太賀「胸を張れる」、池松壮亮「エネルギーがほとばしる兄弟」小栗旬の存在感も!

 池松は「本当に真っすぐな、ストレートな物語。貧しい村で、争いが絶えなかった村で育った兄弟2人が、平和な世を求めて天下までのし上がっていくサクセスストーリー。見て元気をもらえる作品に育っていくのではないかな」と作品の魅力をアピール。

 さらに、1996年放送の大河ドラマ「秀吉」に触れ、「バブル崩壊の後、就職氷河期と言われる時代に視聴率30何%を取っていた。そこから時を経て、豊臣家がまたこの時代にフィーチャーされる。この困難な時代に、2026年、見て元気をもらえるようなドラマをこれからもみんなで目指していけたら」と意気込んだ。

 戦国時代を描く本作では、アクションシーンも大きな見どころの一つ。仲野は「せっかくやるからには殺陣にもこだわりながらやりたいということで、クランクインの3か月ぐらい前から練習を始めました」と打ち明け、「兄弟ならではの表現を盛り込みながらやれたらいいよねという話をしながら臨みました」と振り返る。

「豊臣兄弟!」仲野太賀「胸を張れる」、池松壮亮「エネルギーがほとばしる兄弟」小栗旬の存在感も!

 池松は「特に1話から10話は割と合戦のシーンが多い」と予告しつつ、「この兄弟に関して言うと、『猿2匹』と言われるように、非常に活動的で、エネルギーがほとばしっている。大河ドラマってどしっとして、面と向かって見得を切り合うような作品も多いかと思いますけど、この兄弟ならではの生命の輝き、きらめき、そういったものをアクションでどんどん見せていけるのではないか」と力を込めた。

 演出の渡邊氏も「いわゆる様式的な殺陣はしないようにしようというのがあって、もうちょっと泥臭い立ち回りの中でキャラクターそれぞれが出るといいよねという話をしていました」と演出意図を説明。

 第1回冒頭、秀吉が泥のついた大根をかじるシーンについて問われると、渡邊氏は「もともと台本上はアニメーションのシーンではなくて、猿が2匹いてと書いてあった」と舞台裏を明かし、「夜8時に何が始まるかと思ったらアニメーションで始まるという意外性があって面白いかなと思った」と狙いを述べた。

「豊臣兄弟!」仲野太賀「胸を張れる」、池松壮亮「エネルギーがほとばしる兄弟」小栗旬の存在感も!

 実際に大根をかじった池松は「非常に食感が良くて、新鮮で、土っぽくて、苦くて」と笑いを誘いつつ、「秀長を真ん中に置いた物語で、藤吉郎として帰ってくるところ、家にいなかった8年間は描かれない。どうオープニングだけで自己紹介できるかをみんなで考えた結果、秀長が銭を持っている中で、藤吉郎は大根をかじるという対比で、8年間でどういう生活を送ってきたかが少しだけ伝わればいいかなと思いながらやりました」とシーンに込めた思いを吐露した。

 織田信長役の小栗旬について聞かれると、仲野は「旬さんにしか出せない強い男のオーラというか、覇気を常々現場で感じる」と絶賛。「旬さんがいると現場は本当に織田信長の空気になっていく。この先見ていただけると分かると思うんですけど、本当に旬さんの信長には、えらい目に遭っている、われわれは」と笑いながら、「本当に旬さんしか考えられなかった。最高にかっこいい信長だと思っています」と太鼓判を押した。

 池松も「俳優として第一線で活躍されてきた、あの人が培ってきた人生と、織田信長という人の人生がリンクするような瞬間を日々目の前で見させてもらって、非常に感銘を受けています。毎シーン感動してますね」と感嘆。「やっぱり織田信長という人がいなかったら、豊臣秀吉という人は生まれてないんだなということを、小栗さんの演じる信長を見ながら日々感じます」と熱を込めた。

 小栗からかけられた印象的な言葉を聞かれると、仲野は「(見た目が)『汚ねえな』ですね」と会場を沸かせ、池松は「『ゴルフしようね』とか『飯食べに行こうか』とか」と小栗からの気さくな声掛けを挙げていた。

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