「プラチナファミリー」で中村獅童一家に完全密着。私生活や大舞台に挑む息子たちの姿も2025/12/09 06:30

テレビ朝日系では、本日・12月9日に中村獅童一家に完全密着した様子を伝える「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見 2時間SP」(午後7:00、一部地域を除く)を放送。
「プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見」(レギュラー放送は火曜午後7:00)は、MCを務める小泉孝太郎と高嶋ちさ子、さらに最高顧問の黒柳徹子が、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)の進行のもと、“華麗なる一家=プラチナファミリー”の暮らしぶりをのぞき見する。
2025年の締めくくりとなる今回、中村一家への完全密着を敢行。歌舞伎の名門・萬屋に生まれ、8歳で二代目・中村獅童を名乗り初舞台。“歌舞伎界の革命児”と称され、ジャンルにとらわれず比類なき存在感を放っている。番組では、そんな獅童の粋な私生活から、愛息である長男・陽喜(7歳)と次男・夏幹(5歳)が初めて挑んだ“父がいない”舞台の裏側、そして父として、師として見せる獅童の素顔まで、徹底的に迫っていく。

森泉は、その住まいである、都内にある地上3階・地下1階の豪邸に潜入。玄関にはマンションのエントランスのような重厚感があり、京都・南座のちょうちんを手がける職人に特注したちょうちん型の特大ランプシェードや、友人の小栗旬や菅田将暉がペイントした狐のお面が飾られるなど、獅童のセンスがちりばめられている吹き抜けのリビングダイニング。さらに地下には、会員制バーのようなカウンターやワインセラー、アパレルショップのごとくディスプレイされたクローゼットが広がる“趣味部屋”も構え、こだわりの空間が広がっている。

キッチンで食事の準備をしている妻・沙織さんの傍らで、獅童が得意料理を披露する姿や、息子たちと全力で“プロレスごっこ”で3人兄弟のかのようにじゃれ合う姿も公開。息子たちはプロレス好きの獅童の影響で、プロレスに興味を持ったようで、スタジオでその姿を見た小泉は、父・小泉純一郎元総理の趣味であるクラシックコンサートに付き合い感化されたという自身の思い出話を紹介している。
獅童が家族と過ごす休日は、一家そろってプロレス観戦へ。歌舞伎俳優の中村七之助や尾上松也を引き連れて会場に向かうが、獅童が誰よりも興奮してプロレスを楽しんでいるようだ。陽喜は、愛してやまない選手のDOUKIが、サプライズで獅童と一緒に入場したエピソードを「(あの時は)ビックリした」とうれしそうに思い返す。

別の日には、自慢のキャンピングカーで千葉の海に向かい、獅童が「小さい頃からの夢だった」ことを楽しむ様子も。息子たちと趣味のサーフィンを楽しんだ後、獅童は夕食の席で普段明かすことのない家族への思いを語り、「幼い頃に、母からジャンルを問わず、さまざまなものを見るよう言われて育った。大人になって幼少期に触れたものから影響を受けている」と、母の教えが現在の礎となっていることを告白。
また、「もし、息子たちがプロレスラーになりたいと言ったら、昼間は歌舞伎俳優、夕方からプロレスラーという前人未踏の“二足のわらじ”に本気で挑戦するといい」と全力で応援する教育方針を語る。そして獅童は、「今53歳。こうやって家族で海にあと何回来られるだろう」と今の幸せをしみじみとかみ締めている様子でつぶやいた。高嶋はそんな獅童の思いに、「一緒に遊べる時間は短いから、今がどんなに忙しくて苦しくても、子どもとの時間は大事にした方がいい」と強く共感する。

歌舞伎俳優のみならず、多岐にわたって強烈なインパクトを残し、プライベートでは穏やかな家庭を築いている獅童だが、その華やかな名声の裏には、厳格な歌舞伎界の世界で生き抜いてきた、知られざる苦悩の幼少期があった。名門・萬屋に生まれながらも、父は獅童が生まれる前に廃業しており、8歳で初舞台を踏んでからも、後ろ盾のない彼に与えられるのは端役ばかりで、付き人さえ付かない孤独な日々。大ヒット映画「国宝」(25年)の劇中では、「親がいないのは首がないのと同じ」という、かつて祖母から告げられ、母・陽子氏の著書にも記されていた言葉がセリフとして語られている。
獅童は、「なぜ僕にはお迎えの車が来ないのか、なぜ父がいる人といない人で役の付き方が違うのか」と、スクリーンに自身の境遇を重ね、幼少期の孤独と悔しさが鮮烈によみがえり、涙が止まらなかったと打ち明ける。陽子氏は重い鏡台などの楽屋道具をすべて運び、身の回りの世話から弁当作り、さらには頭を下げて化粧の仕方を教わるなど、獅童を献身的に支え、導き続けた。獅童は、そんな亡き母へのあふれる思いを口にする。

そして、厳しい歌舞伎の世界を孤高に生き抜いてきた獅童は、父となった今、歌舞伎の道を歩み始めた、愛する息子たちの道標として全身全霊で背中を後押し。陽喜と夏幹には、父不在の歌舞伎座で、兄弟2人で歌舞伎三大名作「義経千本桜」に挑むという最大の試練が待ち構えていたのだ。番組では、稽古から緊張の本番まで真剣に向き合う2人の一部始終を追いかけている。陽喜に課せられたのは、約16分間、微動だにせず正座をし続けなければならないという、大人でも過酷なクライマックスでの役どころ。
一方、夏幹も正確な位置取りとセリフ回しという高い壁に直面。獅童は優しい父の顔を封印し、稽古場では厳しい師の顔に一変。「舞台では、自分が持っているものすべてを出さなければならない。切符を買って見に来てくださるお客さまの前で、生半可な気持ちで舞台に立ってほしくない」と、容赦ない檄(げき)を飛ばしながらプロとしての覚悟を説く。

息子たちは父の指導に必死に食らい付いていくが、その近くで見守る沙織さんの姿も。稽古での指摘を記録して、自宅での復習をつきっきりでサポートするなど、母として懸命に寄り添う。幼いながらも一筋に芸と向き合う2人に、黒柳も「(歌舞伎の)お家に生まれたから、取り組まなくてはならないと幼いながらに分かっていると思う」と感心しきりだ。陽喜と夏幹はこの大きな試練を乗り越えられるのか、見逃せない。陽喜と夏幹がナビゲーターとして、普段見られない歌舞伎座の舞台裏を案内する場面も見どころだ。
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