玉山鉄二&大橋和也が「緊急取調室」参戦! 天海祐希との再共演に玉山は緊張、大橋は再会ハグ2025/12/04 21:54

天海祐希主演のテレ朝系人気シリーズ「緊急取調室」(木曜午後9:00)が12月11日放送から最終章へ突入。玉山鉄二と大橋和也(なにわ男子)をゲストに迎え、2週連続で警察学校で起きた拳銃暴発事件を描く。
12年間、視聴者に愛されてきた「緊急取調室」。連続ドラマファイナルとなる第5シーズンは、天海が演じるたたき上げの取調官・真壁有希子らの専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」が久々にして待望の再結成。劇場版「緊急取調室 THE FINAL」(12月26日公開)とも連動するエピソードも交えながら、シリーズ史上最強の被疑者たちに立ち向かっていく。
第8話でキントリが挑むのは、警察学校の射撃訓練中に発生した拳銃暴発事件。訓練を指導していた教官役に玉山、同期生に向けて発砲した学生役に大橋が扮(ふん)し、キントリが熾烈(しれつ)を極める取り調べにまい進していく。
玉山が演じるのは、警察学校のカリスマ教官・滝川隆博。警察の未来を担う学生たちを、日々命がけで指導するカリスマ的な存在だ。教え子たちからも尊敬されているが、自らが指導する学生が起こした拳銃暴発事件を機に、滝川教場の闇が徐々にあらわになっていく。そして、大橋が演じるのは、拳銃暴発事件を起こして同期生を負傷させ、被疑者となった滝川教場の学生・宮本健太郎。真相に迫ろうとするキントリの取り調べに対し黙秘を続けるも、突如として故意の発砲だったと認める。しかし、動機については頑として語ろうとせず、有希子らをどこまでも翻弄(ほんろう)していく。
これまで「BOSS」シリーズ(2009、11年/フジテレビ系)など、数多くの作品で天海と共演し、公私ともに懇意にしている玉山は、出演が決まった当時の心境について「怖くて怖くて…! 台本を黙読していても、頭の中でセリフを何度もかむくらい、ビクビクしていました」と打ち明ける。「ガッツリとお芝居を交わすのは『女信長』(13年)以来12年ぶりなので、緊張しました」という玉山は、天海との取り調べシーンについて「劇中で僕はふてぶてしく威圧感を漂わせながら、天海さんに立ち向かっていくのですが、セリフをかぶせたり、声を張ったりしようとすると、遺伝子レベルで一瞬戸惑ってしまう(笑)。何度もかかりそうになるブレーキを打ち破りながらのお芝居でした」と振り返った。
一方、玉山との再共演に、天海も感無量。「ガッツリとお芝居を交わすのは『女信長』以来12年ぶり。年々成長されている玉山さんと、目の前でやり合えて、ありがたかったです。良い役者さんになられたなぁと、どこか母親のような気持ちにもなりつつ、すてきな刺激をいただきました」と久々の対峙(たいじ)に充実感をにじませた。
かたや大橋は、天海とは映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(24年)での共演経験はあるものの、ドラマでは初共演。出演に「『え? あのキントリ!?』と驚きました。12年続くドラマの最終エピソードのゲストということで、僕でいいのかな…と思う半面、天海さんとまた会えるのがすごく楽しみでした。実際にお会いできた時はもうテンションが上がって、ハグしました!」と声を弾ませる。
また、警察学校の学生役に初挑戦ということで、髪を切って臨んだ。「天海さんと最初にごあいさつした時は衣装合わせの日で、まだ髪を切る前だったんです。天海さんに『今から黒に染めて切ってきますわ!』と言ったら、『バッサリいきなよー』と言っていただいて。その後、ビフォーアフターの写真を送ったら、『好青年感が出て、めちゃくちゃいいわよ。会えるのを楽しみにしてるね』と言っていただけて、うれしかったです」と笑顔に。さらに、「事前にスタッフさんから警察学校の参考動画をいっぱい送っていただいたので、それを見ながら敬礼の練習をしたり、動きを研究しました。実際に演じる時も、ちょっと大げさかもしれないなっていうくらい、とにかく一つ一つの動きをテキパキするよう心がけました」と役作りを明かした。
最後に「今回はドラマシリーズの最後を締めくくるゲストとして出演させていただくのですが、大きくのしかかる責任感、緊張感と闘いながら現場に挑んだつもりです。ぜひご覧ください」(玉山)、「今回は初めて尽くしの役。拳銃も初めて撃ったので、そのシーンにも注目していただきたいです。ぜひ新たな大橋和也を見ていただけたら」(大橋)とそれぞれ視聴者に呼びかけた。2人が全身全霊で挑んだファイナルシーズンのラストを飾るにふさわしい、心震える取り調べ劇は必見だ。
第8話あらすじ(12月11日放送)
警察学校で、あるまじき事態が発生した。それは、教官・滝川(玉山)の指導のもと、射撃訓練を行っていた時のこと。学生の1人・宮本(大橋)が構えた拳銃が暴発。同期生・中里美波(森マリア)に命中したのだ。
これは過失だったのか? それとも、宮本は故意に発砲したのか…。官邸からの要請で、有希子(天海)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は取り調べに着手するが、宮本は黙秘。さらに捜査にはもう一つ、大きな壁が立ちはだかっていた。警察学校から提供された監視カメラ映像は、宮本の様子を至近距離から捉えた映像のみ。銃弾が命中した瞬間は記録されていなかったのだ。キントリの管理官・梶山勝利(田中哲司)は射撃場全体の映像を提出するよう要求。だが、学生たちの個人情報流出を危惧した滝川から拒否される。
そんな中、宮本が突如「狙って撃ちました」と自白。急に重い口を開いた宮本の心理に斬り込もうとする有希子。時を同じくして梶山は、一命を取り留めた美波が発した一言に引っかかり…。一方、捜査一課の刑事・渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)は、滝川教場の学生への聴取を開始。だが、教場には異様な空気が漂っていた。
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