大西流星×原嘉孝W主演! 横浜中華街舞台の「横浜ネイバーズ」は令和版“IWGP”!?2025/11/13 05:00

大西流星(なにわ男子)と原嘉孝(timelesz)が、フジテレビ系で2026年1月10日からスタートする、「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ Season1」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)で、ダブル主演を務めることが分かった。父親を事故で亡くした青年と神奈川県警捜査一課の刑事が、現代社会の抱える問題に正面から向き合っていく。なお、26年3月からは、WOWOWにて「Season2」の放送・配信も予定されている。
東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ・第五弾となる「横浜ネイバーズ」は、ある事故で父親を亡くし、心に深い影を抱えた青年・小柳龍一=通称ロン(大西)と、そんな彼を見守り続けてきた年の離れた幼なじみの刑事・岩清水欽太=通称・欽ちゃん(原)。そして、友人や新たに出会う仲間たち“ネイバーズ”による、“未来への希望”を描いていくヒューマンミステリー。

13年前。横浜・中華街にほど近い住宅で、少年の父親が風呂場で亡くなっているのが見つかる。酒を飲んだ後、入浴したことによる溺死。警察はそう判断したが、一つだけ不可解な点が…。事故の後、少年の母親が何も言わずに行方をくらましたのだ。父の死は果たして本当に“事故”だったのか。
原作は、ミステリーと人間ドラマの名手・岩井圭也氏の小説「横浜ネイバーズ」シリーズ。令和版「IWGP(池袋ウエストゲートパーク)」と話題の原作を、全編ほぼ横浜で撮影。Season1では、女性のエピソードを中心に「闇バイト」「転売屋」「地面師詐欺」など、昨今、ニュースを騒がせたテーマを一話完結の物語として展開する。刑事の欽太とともに迫っていく、ロンの父の事故の真相とは? 人の本質は光なのか、それとも闇なのか?
このドラマには、生きにくい現代社会でもがくさまざまな人たちが登場する。他者に厳しい現代社会。SNSでの誹謗中傷、LGBTQ、闇バイト、インフルエンサーなど、誰もが心の闇に落ちていく可能性があるこの時代で、もし近くに、手を差し伸べて支えてくれる誰かがいてくれたのなら…。

横浜生まれ横浜育ちの22歳の青年・ロンは、中華街の老舗中華料理店「翠玉楼」を営む祖父と二人暮らし。高校卒業後、進学も就職もせず、怠惰な日々を送っている。13年前、9歳の時に父親を風呂場の事故で亡くし、その後母親は行方不明に。高校時代には、同級生の心中未遂事件を解決したことがあり、そのうわさから「山下町の名探偵」と呼ばれるようになった。しかし、本人はそのあだ名を好んでいない。それでも周囲の期待に反して、ロンのもとにはさまざまな相談事が舞い込んでくる。
父から教わった「親仁善隣」という言葉を胸に、ロンは持ち込まれた依頼を断れない性格だ。「親仁善隣」とは、中華街の善隣門に刻まれた言葉で、隣人同士が助け合うという意味を込めている。学歴も定職もお金も名誉もないロンだからこそ、立場や常識に縛られない言葉で人の心を救っていく。善悪を問わず、出会った隣人すべてに手を差し伸べる彼は、苦しみの先に必ず光があると信じている。ある日、ロンのもとに、闇バイトがらみの詐欺の被害にあった女性から相談が舞い込む。
フジ系連ドラ初主演となる大西は、そんな怠惰なロンを象徴するようなボサボサヘアで、服もよれ気味の役柄に、キラキラを封印して挑戦する。「ただのヒューマンミステリーではなく、身近な事件を扱いながら、SNSなど現代ならではのテーマも絡んでいて、脚本を読みながら考えさせられました。無職・高卒というこれまで演じてきた役とのギャップが大きく、早く演じてみたい気持ちでいっぱいです! 普段の自分よりもお調子者感を強めてギャップを出していくのでお楽しみください! 登場人物それぞれのキャラクターも濃く、ロンをはじめとするキャラクターたちがどう成長していくのか、いろんな事件に巻き込まれながら仲間のネイバーズと出会い、どう駆け抜けていけるのか、その僕たちの姿を視聴者さんに応援してもらいながら見ていただきたいです」とメッセージを寄せた。

一方、神奈川県警・捜査一課の刑事の欽ちゃんは、両親が早くに他界し、中華街近くの施設で育った。交番勤務だった警官との、とある思い出が、警官を目指すきっかけに。新人警官として交番勤務だった時、通報を受けて駆け付けたことでロンの父親の事故に臨場する。その時、ロンが救いを求めるように自分の手を握ったことが忘れられず、ロンの心を救いたいと刑事を目指した。ロンとは一回り以上離れた年上だが、いじられキャラで憎めない兄貴分でもある。ロンやロンの友人たちのことを、大人として見守る熱い男。ロンの父親の事故を疑い、真相を知るためにロンの母親を探し続けている。
連ドラ初主演を果たす原は「連続ドラマで初主演を務めることができて、うれしいです」と喜ぶ。さらに「映像の芝居経験はまだ多くありませんが、役者としてまた一歩成長できるように体当たりでいつも通り挑みたいです。そして、見てくださる皆さまに楽しんでもらえるような作品にしていきたいです!」と意気込んでいる。「演じる欽ちゃんは、過去に警察に助けられた経験があり、「助けたい、人のために」という思いが根底にある人物です。ロンの過去を知る者としてなんとか助けてあげたいという熱い気持ちの持ち主という一面と、ネイバーズのメンバーと過ごす時には、心を許し合う仲間の中で優しい兄貴分という別の一面もあります。この二面性も大切に演じていきたいです」と、心情を吐露した。

原作の岩井氏は、「『横浜ネイバーズ』シリーズを書き始めた最大の動機は、私たちが過ごす現代を描くことでした。“今この瞬間”というものは当たり前のようでいて、5年後、10年後に振り返ると信じられないほど遠く感じることがあります。だからこそ、『いつでも振り返ることができるよう、小説という形で保存しておきたい』そんな思いがありました。このたびの映像化によって、“今この瞬間”はより強固に保存され、語り継がれることと思います。しかも主演は、大西流星さんと原嘉孝さん。まさに、現代を象徴する映像作品になると確信しています。私もいち視聴者として、ロンや欽ちゃんの活躍を楽しみにしています」と期待を寄せている。
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