恋愛を動物から学ぶ!? 上白石萌歌×生田斗真W主演「パンダより恋が苦手な私たち」2025/11/12

上白石萌歌と生田斗真が、日本テレビ系で2026年1月スタートの連続ドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」(土曜午後9:00、開始日未定)でダブル主演を務めることが分かった。
「パンダより恋が苦手な私たち」は、瀬那和章氏による人気小説のドラマ版。“動物の求愛行動”から幸せに生きるヒントを見つける、笑って、泣けて、ちょっとためになる新感覚アカデミック・ラブコメディーだ。情報があふれる今の時代、選択肢が増えたことで“自分にとって本当に大切なもの”を選ぶことが難しくなり、生きづらさを感じる人も多い。そんな現代に本作が贈るメッセージは「仕事に恋に人間関係…成功させたいのなら“動物”に学べ!」だ。
ドラマ化にあたり、脚本は連続テレビ小説「おむすび」(24年/NHK総合ほか)をはじめ、同系の「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(21年)や、「正直不動産」(22・24年/NHK総合ほか)、「パリピ孔明」(23年/フジテレビ系)など、数々の話題作を手掛けてきた根本ノンジ氏が担当する。
上白石が演じるのは、今作の主人公・柴田一葉。ファッション誌の編集者を夢見て出版社に入社したものの、入社式当日にその雑誌が休刊になることを知らされ絶望の淵へ。夢を失ったまま生活情報誌の編集部で働きながら、やりがいも目標も見いだせずモヤモヤとした日々を送っていた。そんな中、一葉は憧れのモデル・灰沢アリアが書く恋愛相談コラムの立ち上げを任されることに。ところがアリアは超女王様気質で、コラムを書く気ゼロ。代わりに“一葉がゴーストライターとして書け”と命じられてしまう。頭を抱えた一葉は、恋愛を研究しているという准教授・椎堂司を訪ねるが、彼の専門は“人間の恋愛”ではなく“動物の求愛行動”。しかも超クールでイケメンなのに、人間には全く興味がないという変わり者だった。
地上波連続ドラマで初主演を務める上白石は、同系の「金田一少年の事件簿」(22年)でヒロイン・美雪を演じて以来、約4年ぶりの日本テレビドラマ出演となる。現代を生きる等身大の20代女性をポップかつリアルに体現する上白石は、「プレッシャーや『自分に務まるだろうか』という不安もありますが、視聴者の皆さんの1週間の楽しみの一つとなるような作品を届けたいという気持ちでいっぱいです」と意気込みを語る。
さらに、「私が演じる一葉は、思い描いていた未来や夢がかなわず、理想と現実のはざまで揺れながら生きている女性です。そんな一葉が、生田斗真さん演じる椎堂先生と出会い、動物の生態や求愛行動から生き方を学んでいきます」と役柄を紹介し、「恋愛だけでなく、仕事や生き方など、人が抱えるさまざまな悩みに寄り添い、動物たちの生き方から“人生のヒント”を見つけていく。そんな新しい切り口の作品だと思います」と作品の魅力を語る。
初共演となる生田については、「初めてお会いした時から笑顔がとてもすてきで、温かく前向きな空気をまとっている方。周囲を明るくしてくださるお人柄なので、生田さんとなら、現場でも良い空気作りができると感じています」と述べ、「私自身も悩みを抱えながら生きている一人として、このドラマが誰かの心を少しでも軽くしたり、共感や癒やしを感じてもらえるような作品になればうれしいです」と、視聴者へメッセージを寄せている。

そして、生田は、動物以外に興味がない“変人動物学者”の椎堂司をユーモラスかつ繊細に表現する。
久しぶりのラブコメ出演について、「『上白石萌歌さんとラブコメをやりませんか』というオファーをいただいた時、年齢の差もありますし、まずは美容に気を使わなきゃと思いました(笑)」とジョークを交えつつ、「動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディーになると思います」と語る生田。
役柄については、「僕が演じる椎堂司は、“動物の求愛行動”を専門とする大学の准教授です。動物以外にはほとんど興味がない、変わり者ですが、一葉をはじめとする人々との出会いを通して、どのように変化していくのかが見どころになると思います」と紹介し、「今回はセリフがすごく多くて、『これは大変なことになったな』と感じています(笑)。専門用語も多いので、台本を読みながら日々勉強中です」と明かす。
共演者との関係性については、「上白石さんとは撮影前の段階から息がバッチリとハマる感覚があり、同じ方向を向いて作品づくりができていると感じています」と語り、「かわいい動物たちもたくさん登場し、動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディーになると思います。ぜひ楽しみにしていてください」と、作品への期待を込めた。

原作者の瀬那氏は、今回のドラマ化について、「恋愛×仕事×動物の求愛行動という盛りたくさんの原作が、素晴らしいキャストとスタッフの手で見事に再構築されました。原作の魅力をそのままに、よりパワーアップした『パン恋』をいち視聴者として楽しみにしています」とコメント。
脚本を担当する根本氏は、「令和の今、恋愛を描くことは本当に難しいと感じています。だからこそ“動物たちの求愛行動”に多くの学びがあると思いました。見てくださる方が、もっと本能的に、もっと自由に恋愛と向き合おうと思ってもらえたら幸せです」と、本作に込めた思いを語る。
そして、根本と「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」「祈りのカルテ」から再びタッグを組む藤森真実プロデューサーは、「仕事、恋愛、人間関係…思い描いた通りに生きている人は少ないと思います。“動物の求愛行動”から幸せに生きるヒントを見つけてもらえる、楽しくてちょっとためになるラブコメにしたいと思っています」と企画への思いを語り、「上白石萌歌さんと生田斗真さんのチグハグだけどかわいくて最高なコンビが、たくさんの方々に元気を届けてくれるはずです。ぜひご期待ください!」と、ダブル主演の2人への期待を込めた。
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