「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」新作3本の監督からコメントが到着！2025/11/07 07:00
フジテレビ系で11月8日に放送する、土曜プレミアム「世にも奇妙な物語35周年SP 秋の特別編」（午後9：00）。放送される新作3本と傑作選の概要が発表となり、明日に放送が迫った本日、各話の監督から作品に対するアツい想いのコメントが到着した。
1990年4月にスタートした「世にも奇妙な物語」は、その後、年に2回の特別編という形で放送を重ねてきた。時代ごとの空気を映すように、さまざまな作家と俳優たちが“奇妙”な世界を形づくってきた歴史あるシリーズだ。おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざない、今年で35周年を迎える。
5月31日に放送した「世にも奇妙な物語35周年SP～伝説の名作 一夜限りの復活編～」では、過去作の中からファンの中でも人気の高い珠玉の5本を放送し、懐かしむ声や復活を喜ぶ声が多く大きな話題となったが、今回は、新作3本と、傑作選1本というスペシャルな構成で送る。
放送の詳細が明らかになり、SNS上を中心に期待の声で盛り上がる中、さまざまな宣伝広告も展開中。東京江東区・ららぽーと豊洲では11月6日より3日間限定でフォトパネルを設置中だが、放送当日の8日には同場所でオリジナルロゴステッカーが枚数限定で配布される予定となっている。関わるすべての人が熱い思いで創り上げ、日本中で愛され35周年を迎えた「世にも奇妙な物語」。ヴァーチャル映像を使ったあらたな手法で撮り下ろされたストーリーテラーの登場パートも必見だ。
さらに、新作3本の監督それぞれから届いた、35周年の本番組と担当した作品についてのアツいコメントは以下の通り。
山田涼介（Hey! Say! JUMP）主演「止まらなければ生きられないゲーム」の演出を担当する土方政人氏は、「初期から携わって演出してきた者として感慨深いものがあります。40年50年と続くといいですね。今回の作品は、山田涼介さんが主演で送る“一人だるまさんが転んだゲーム”を描きます。いつでも、どこでも始まるゲームに翻弄（ほんろう）される山田涼介さんのお芝居にご期待ください。前半はコメディータッチ、後半は主人公の不安と恐怖を描いています。お楽しみに！」とアピールしている。
川口春奈が主演を務める「あなた博物館」の演出をした植田泰史氏は、「私の記憶が確かならば、番組初期に“いつもの帰り道。いつもと違う角を曲がったら、そこは奇妙な世界の入り口でした”というキャッチコピーがありました。『あなた博物館』は、幸せなカップルが道を間違えることによって奇妙な世界に迷い込む、ちょっと怖い大人の寓話、実に『世にも奇妙～』らしい話です。『世にも奇妙～』といえば、俳優陣の“恐怖”や“邪悪さ”などほかではなかなか見られない表情も、特徴であり魅力の一つ。今作では、川口春奈さんが奇妙な世界に迷い込んだ心情を、リアルな表情で丁寧に演じてくれました。芸術の秋にふさわしい（？）奇妙な“博物館”の展示、最後までしっかりと見届けてください」と自信をのぞかせた。
さらに、伊藤淳史が主人公を演じた「七階闘争」の演出を担った、BABEL LABELのアベラヒデノブ氏は、「子どもの頃“恐ろしい”が“楽しい体験になる”と教えてくれたのが『世にも奇妙な物語』でした。ブラウン管テレビが北極星のごとく光り輝き、くぎ付けになったあの宇宙へ監督として参加できて光栄です。『七階闘争』は“非常識の復讐（ふくしゅう）”のような、すさまじくもシュールでいとおしい物語です。主演の伊藤淳史さんの強弱入り混じる唯一のまなざしが忘れられません。与田祐希さんとは主演ドラマ『量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-』（24年、テレビ東京）ぶりで、プロデューサーも撮影監督もその時と同じなので情熱過多。そしてまさか笑い飯の西田幸治さんと同じ空気を吸えるなんて、僕も即決で“七階市民”のメンバーになりたい。好きなあの子は七階市民。七階の奇跡は甘くて苦い。出口のない七階ラビリンスに親密な感謝を」とメッセージを寄せた。
「止まらなければ生きられないゲーム」あらすじ
徳永正夫（山田）は、保証人になっていた友人の会社が倒産し、逆恨みによる暴行を受けて入院する羽目に。しかも妻のユノ（柳ゆり菜）からは、借金を背負ったままなら別れると言われてしまう。意気消沈する徳永の元に届いたのが、“だるまさんが転んだ”ゲームへの招待状だった。差出人不明の手紙に書かれたルールは「合図のあと、30秒止まれ。最後まで残った者には賞金30億」。クリアのたびに大金が振り込まれ、徐々にゲームにのめり込んでいく徳永は、友人の稲垣（渡辺大知）もゲームに参加していると知り…。
「あなた博物館」あらすじ
夜のドライブ中、道に迷ってしまった篠田美咲（川口）と井東健介（笠松将）。恋人同士の2人は、通り掛かった「あなた博物館」で道を尋ねることに。入ってみると、そこには美咲の幼少時代の写真や学生時代の制服など、成長の軌跡が展示されていた。さらに、2人の出会いやデートの思い出にまつわる展示物もあり、美咲はこれがサプライズではないかと期待し始める。しかし次の部屋は、お互いの元カレ・元カノの人数を尋ねるクイズコーナー。健介がクイズを楽しむ一方、美咲は気味悪さを感じて…。
「七階闘争」あらすじ
森崎北斗（伊藤）が会社から自宅のマンションに帰ると、市役所の職員が待ち構えていた。聞けば「新しい部屋を用意するので、この部屋から退去してほしい」と言う。各地の七階で事件が多発したことを受け、すべての建物から七階を撤去すると国が決定したのだ。翌日、同じく七階に住む同僚の並川希（与田）に誘われ、森崎は七階死守を誓う“七階市民”の集会に参加することに。他の仲間たちとともに様々な活動に身を投じる中で、森崎と並川の距離は近付いていく。しかしある日、“七階市民”のリーダー（西田）が警察に捕まり…。
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