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大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑2025/10/14 05:00

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 テレビ朝日系で、10月21日に始まる大泉洋主演、野木亜紀子氏脚本の連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(火曜午後9:00、初回は拡大スペシャル)の制作発表記者会見が開催された。

 会場には文太役の大泉をはじめ、仮初の妻・四季を演じる宮﨑あおい、エスパー仲間の桜介役・ディーン・フジオカ、円寂役・高畑淳子、半蔵役・宇野祥平、文太らに接近する謎の大学生・市松役の北村匠海、そして“ちょっとだけエスパー”たちを生み出した「ノナマーレ」社長・兆役の岡田将生ら、豪華キャスト7人が登壇。

 会見では、和気あいあいとした現場の雰囲気そのままに、爆笑トークが次々と飛び出し、会場は笑いが絶えず、キャスト陣の仲の良さと作品への熱意が伝わる、見どころ満載の会見となった。

 物語は、会社をクビになり人生のどん底にいたサラリーマン・文太が、再就職先の企業「ノナマーレ」で“ちょっとだけ”エスパーとして覚醒。仲間たちとともに世界を救うという、奇想天外な展開が描かれる。さらに、「人を愛してはいけない」という不条理なルールが課され、見知らぬ女性と夫婦として生活することになる。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 会見には、それぞれのメンバーカラーをワンポイントに取り入れた衣装でキャスト陣が登場。会場では、撮影現場での裏話やタレコミをもとにしたトークが展開され、終始笑いの絶えない時間となった。トークテーマ《天使すぎる宮﨑》では、大泉がロケ中のエピソードを披露。「私とディーンさんと宇野さんで車の後部座席に座っているシーンがあったんですけど、おじさん3人は疲れ果てて無言でじっとしていたんです。そしたら宮﨑さんがメークさんのフリをして入ってきてくれて…」と語ると、会場は和やかな雰囲気になった。

 宮﨑は「皆さんがまるで静止画みたいだったんです(笑)」とその時の様子を振り返り、「ちょっとでも楽しんでもらおうと思ってメークさんからパフを借りて、お直しをしました」と語った。さらに大泉は、「第1話に『ぶんちゃーん!』って大声で呼ばれるシーンがあるんですけど、あまりのかわいさに思わず笑顔になってしまったんです。監督に『笑わないで』って言われたんですけど、あれは笑っちゃうって! まさに天使でした」と、本編でも見られる“天使すぎる宮﨑”の魅力を熱弁。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 野木作品への出演が3度目となる岡田は、本作で謎に包まれたキャラクター・兆を演じている。物語の鍵を握る存在であり、大泉演じる文太とのシーンも多く、緊迫感ある芝居が求められる役どころだ。しかし、そんな真剣な場面でも笑いが絶えない現場のようで、岡田は「2人のシーンで緊迫したお芝居をしなきゃなのに、僕の1ショットの時にカメラに映ってない大泉さんが、福山雅治さんのモノマネでセリフを言ったりしてくるんです! それでつい笑っちゃってNGになるんですよ!」と苦笑交じりに明かす。

 すると大泉は「岡田くんは関東でも指折りのツッコミの名手だから、ついいじりたくなるんです」と反撃。岡田は「ツッコミの名手じゃない! もうやだ!」と立ち上がって反論し、2人の掛け合いはまるで漫才のようなテンポで展開された。岡田は「最近はもはや、大泉さんは真面目な顔をしていても“笑わせているのかな?”って思っちゃうんです(笑)」と語り、現場での大泉の存在感にすっかり翻弄(ほんろう)されている様子だった。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 事務所の先輩・後輩である大泉とディーンによる“謎の戦い”が話題となった。《大泉VSディーン(ヨーイズミ・オー)》というタレコミについて話を聞くと、大泉は「いやもう、意味が分からないんですよ!」とぼやく。

 大泉によれば、ディーンは初対面のあいさつで「『3代目大泉洋を目指しているディーン・フジオカです』って言うんですよ。で、どういうことだ? と思っていたら、また別の時にディーンがやって来て、『ところで大泉さん、2代目は誰ですか?』って聞いてきて。いや俺が聞きたいよ! 意味分かんないこと言っちゃ駄目だよ!」とツッコミを入れ、天然すぎる“おディーン”エピソードを告発した。

 一方のディーンは、「僕はいつも大泉さんのことを考えちゃうんです」と語り、「大泉洋、大泉洋、ヨーイズミ・オー! とか、数字の“01234”を見ると“大泉洋だ!”って思っちゃうんです」と、大泉への“愛”とも言える思考回路を明かした。これには大泉も「小学生の時に“ヨーイズミ・オー”と呼ばれたことはあるけど、大人になってまで!」とツッコミが止まらず、会場は爆笑の渦に。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 そして「水曜どうでしょう」からの大泉ファンであることを公言している北村は、今回の初共演に対する喜びを明かす。「大泉さんは文太との、本人と役の垣根がないくらい、ずっと面白い方。だから現場でのその姿に非常に安心感があります」と語り、「また、ふとした瞬間に隣でいろいろな話を聞かせてくださるのが面白いし楽しいんです。本当にこの作品で出会えてよかった」と笑顔を見せた。

 しかし、そんな憧れの人との共演作で、まさかのハプニングが発生。《北村、監督に忘れられる!?》という衝撃のタレコミが飛び出す。「エキストラの方々に紛れるシーンで、監督の目の前にいるのに『北村はどこだ!?』ってなった(笑)」と苦笑する北村。すると大泉がすかさず「まだ“あんぱん”気分が抜けていないから、監督から見えなかったんじゃない?」といい、会場は再び爆笑に包まれる。

 会見中に飛び出した《高畑ワイン事件》という意味深なキーワード。その真相について、高畑が自ら語った。「ワインを飲もうと思って冷蔵庫からフルボトル取り出したら、落として足の指を骨折したんです」と、箱根ロケの前日に起きた悲劇を告白した。そのうえで、「でも箱根の温泉には入りたかったから、足を上げて入りました(笑)」と振り返り、骨折にも負けない女優魂を見せた高畑に、キャスト陣からは「それでも撮影では骨折をものともせず、すごかったですね」と感心の声が漏れる。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 さらに、岡田、ディーン、宇野の3人は、野木が脚本を手がけた映画「ラストマイル」(2024年)に出演していたものの、共演シーンはなく、本作が初めての本格的な芝居での共演となる。宇野は「岡田さんとは19年くらい前に映画のオーディションでお会いしたんですが、僕は落ちました(笑)。ディーンさんとは、13、14年くらい前にディーンさんが監督された映画があって、それに出させてもらいました。その時は、すごく寡黙で、今回の桜介と全然違う姿でした(笑)」と過去の意外な接点を話し、ほほ笑んだ。

 「ノナマーレ」の社員である“ちょっとだけエスパー”たちの使命は、世界を救うことという、本作のテーマにちなみ、制作発表会では視聴者から事前に寄せられたお悩みにキャスト陣が答える特別企画《MISSION-お悩みを解決して、世界を救え!-》も実施された。

 まず寄せられたのは「寝ても寝ても眠いのですがどうしたらいいですか?」という悩み。これにディーンが「これは共感しますね」と静かにうなずくと、宮﨑は「私も若い頃はそうでした。撮影に向かっている電車でも座ると寝ちゃうので、ガラガラの車内で立っているとか…本当にそんな感じでした」と自身の経験を語り、「眠い時は眠るしかないので、寝てください! でも、枕を替えるとかマットレスを新調するとか、日光に当たるとか、睡眠の質を上げてくださいね」と優しくアドバイスした。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 続いて「洗い物が苦手。溜めずにするにはどうしたらいいでしょうか?」という悩みには、北村が「料理と洗い物を別々に考えるのはやめたほうがいいです。料理しながら洗い物をしたり、同時にやるとキッチンがずっとキレイ。僕は“常にゼロを目指す”ということを心がけています」と、実践的な解決策を提示。これに高畑も「洗い物をするとキレイになるじゃない?“洗う喜び”を知ってほしい」とコメントし、キャスト陣からは「さすが! いい言葉だ」と感嘆の声が上がった。

 最後に紹介されたのは「飲食店の臨時休業や貸し切りの日によく当たってしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?」という悩み。これには大泉が「私こそ教えてほしいです! すごい確率で臨時休業にあたるんです。札幌に好きなうどん屋さんがあって、友達を連れて食べに行ったら、まさに! 目の前で! 店がユンボで壊されていたこともある!」と衝撃のエピソードを披露し、会場は大爆笑。

 それでも大泉は「これだけツイてないことがあれば次はいいことが起こると思って、ニヤリとするようにしています」と前向きな言葉で締めくくり、キャスト陣による“世界を救う”ミッションは無事クリアとなった。

 会見では、10月5日に芸能生活30周年を迎えた大泉に、宮﨑から花束が贈られるサプライズも。現場でも祝福を受けたという大泉は、「もういいんです。なんならイジってるでしょ(笑)!」と照れ笑いを浮かべつつ、「30年なんてまだまだついこの間のような感じです。でも当時から見ると想像もできない未来が待っていました。だから皆さんも腐らず頑張ってください!」と、長年のキャリアを振り返りながら、仕事や勉強に励む人々へ温かいメッセージを贈った。

大泉洋がモノマネで岡田将生を翻弄!?「ちょっとだけエスパー」制作発表会で北村匠海も爆笑

 「特に注目してほしいシーンは?」という質問には、キャスト陣から個性あふれるコメントが続々と飛び出した。大泉は「第1話でいうと、宮﨑あおいのかわいさ!『マジでヤバイぞ』ってみんなに言っています」と言うと、それに対して宮﨑は「大泉さんの変顔の中にたまにあるちょっとカッコいい瞬間」と。続けて、ディーンも「大泉さんの変顔。変幻自在で面白い。兆の眉間のシワも捨てがたいし、半蔵の真顔もヤバイ(笑)」と笑う。

 宇野は「全部です! 大泉さんのモノマネが採用されているところがあるかもしれないので、楽しみにしていてほしいです」と見どころを挙げると、北村も「要所要所にアクションがあるんですが、“大泉さんってこんなに動けるんだ!”というところ。さすが“令和のアクション俳優”です(笑)」と笑いながら述べた。

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 さらに、高畑が「第1話に出てくる四季ちゃんのセリフ。ちょっとしたロジックがあるんですけど…泣けます!」とポイントを語ると、岡田は「ディーンさんが演じている桜介のリアクションがかわいらしくて、ハッとさせられます」と話し、会場の期待はますます高まった。

 ラストに大泉が「われわれはすでに第1、2話を見たんですが、とんでもない面白さでございます。皆さんの火曜よる9時が楽しくなる! 疲れている皆さんの癒やしになること請け合いでございます!」とアピールし、大盛況の中、幕を閉じた。

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