「相棒」初のファンミーティングで右京(水谷豊)の歴代“相棒”の名前の秘密が明らかに!?2025/10/13 07:00

10月15日にいよいよ幕を開ける、テレビ朝日系の人気シリーズ「相棒」最新作「相棒 season24」(水曜午後9:00、初回拡大スペシャル)。これに先駆け、シリーズ初の“ファンミーティング”が10月12日に開催された。
映画の舞台あいさつや「相棒コンサート」などで、水谷豊と寺脇康文の“黄金コンビ”が壇上に立ったことは過去にもあったが、“ファンミーティング”という形式でファンと交流するのは25年の歴史の中でも初めて。

配信を届ける会場には、抽選を勝ち抜いたファンが集結。ここには、25年分、計446話におよぶテレビシリーズの各エピソードをまとめた巨大年表パネルを設置、それを見た水谷は「信じられませんね…。大体、一つのエピソードでゲストの俳優さんが10人いらしてくださったとして、(新シーズンの初回を含めると)4470人のゲストの皆さんとお会いしていることになる。それに驚きます」と感慨深げ。寺脇も「僕は約14年間いませんでしたが、豊さんはフル出動ですから…本当にすごいですよね」と長きに渡る座長の偉大さに感服する。

また、今回のファンミーティングには、水谷&寺脇のほかに、「preseason」から本作が誇る名作を手がけてきた脚本家・輿水泰弘氏も登壇。「当時は“事件もの”を初めて書いたので、『シャーロック・ホームズ』や『名探偵ポアロ』『刑事コロンボ』など推理物の定番の座組から発想しました。右京さんがネチネチ追い詰めていくのは、コロンボが由来です」と「相棒」が今のスタイルになった裏側を告白。

さらに、歴代相棒の役名が“か”で始まり“る”で終わるという“法則”について、「実は、私は3代目(甲斐享/成宮寛貴)まで気が付いていなかったんです。この法則を発見したのは、脚本家の戸田山雅司さんです。戸田山さんはとても粋な方で、それを直接言うのではなく、角田(六郎/山西惇)係長のセリフとしてドラマの中で言わせたんです。それを見て“エッ!?”と思って…。だから“冠城亘”(反町隆史)の役名は、その法則で考えました」と打ち明けると、客席からは驚きの声が。

そして、今回はファンミーティングということで、ファン参加型の企画も。会場の観客を代表して2人のファンが「相棒」への思いを熱くアピール。そしてなんと、そのうちの一人の女性が「実は今日、誕生日なんです!」と告白すると、水谷&寺脇が「ハッピーバースデー」を歌い始め…最後は2人でハモって祝福するというパフォーマンスが繰り広げられた。

ほかにも、全国のファンからSNSに寄せられた質問に答えるコーナーやプレゼントコーナー、ファンミーティングの進行役を務めた映画プレゼンター・赤ペン瀧川によるスライドプレゼン「赤ペン瀧川の相棒24講座」なども盛り込んで大盛り上がりとなったファンミーティング。

そして最後は、水谷&寺脇からファンへの感謝のメッセージが送られた。
「これからも皆さんの人生に寄り添って明日の元気になるような作品を作るために、毎話、毎シーン、毎カット、全身全霊をかけて楽しいものを作っていきたい」と告げたのは寺脇。水谷は「本当にうれしい日でした。皆さんに楽しんでいただけるよう今シーズンもできることをできる限り、やっていきたいと思います」と、感謝と覚悟を宣言。そして2人は、客席をまわってファンとハイタッチしながら会場を後に。「相棒」が、なぜ長きに渡ってファンに愛され続けているのか、それがしっかりと届いたファンミーティングとなった。

この模様は、「相棒season24 ファンミーティング生配信」のアーカイブとして、テレ朝ドラマ公式YouTubeチャンネルにて公開中。動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも後日、配信も予定しているので、見逃した方も何度も見たいという方も、ぜひ、再生ボタンを押してみてほしい。

初回拡大スペシャルあらすじ(10月15日放送)
杉下右京(水谷)と亀山薫(寺脇)は、それぞれのルートで有名講談師一家に近づいていた。美和子(鈴木砂羽)の知人のジャーナリスト・野々宮恵子(細川直美)の依頼で、死刑が確定している事件の再捜査を秘密裏に始めたのだ。
問題の事件は、15年ほど前、講談師・瀧澤青竜(片岡鶴太郎)の屋敷にて、破門になった元弟子の田埜井肇(菅原卓磨)が、青竜の息子・乙彦(前田峻輔)を殺害したというもの。田埜井は強盗殺人の罪に問われ、5年前に最高裁で死刑判決が出されていた。しかし、田埜井は盗みに入ったことこそ認めているが、殺人は否定。もしも冤罪(えんざい)であるなら、事件当時、屋敷で暮らしていた青竜をはじめ、妻の美沙子(阿知波悟美)、娘の青蘭(しゅはまはるみ)、弟子の呉竜(青柳尊哉)らに疑惑が生じることとなる。
真相を確かめるため、特命係は行動を開始。薫は、青蘭が開いているカルチャースクールに潜入。いっぽう右京は、“どうしても現場が見たい”という理由から、夜討ち朝駆けで猛アタックで青竜を籠絡し、内弟子として屋敷に入り込むことに成功していた。その動きを察知した副総監の衣笠藤治(杉本哲太)は冤罪の発覚を恐れ、検事総長の臥龍岡詩子(余貴美子)に状況を報告。特命係の周辺もまた、にわかに、ものものしくなっていた。そんな中、右京は事件の真相を探るため、驚きの行動に出ようとしていた。
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