桜田ひより&佐野勇斗W主演「ESCAPE」佐野の“暴露”に結木滉星が即反論! 会見で仲良し全開2025/10/08 23:47

日本テレビ系で本日・10月8日スタートの水曜ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(午後10:00)の初回放送直前記者会見が行われ、ダブル主演を務める桜田ひよりと佐野勇斗(M!LK)に加え、共演のファーストサマーウイカ、結木滉星、加藤千尋、松尾諭、山口馬木也が登壇した。
「ESCAPE それは誘拐のはずだった」は、大企業・八神製薬の社長令嬢が誘拐されるも、なぜか人質が犯人と手を組み逃亡するという、完全オリジナル脚本による予測不能な逃亡劇。社長令嬢・八神結以(桜田)と、前科持ちの青年・林田大介(佐野)が織り成す、心揺さぶるノンストップ・ヒューマンサスペンスだ。
桜田が演じる結以は、大企業の社長令嬢で大学2年生。社会問題に関心を持つ一方、人との距離をうまく取れず、その陰には“ある秘密”を抱えている。20歳の誕生日パーティーの最中、身代金目的で誘拐されるが、思いがけず誘拐犯の青年・林田(佐野)と運命を交錯させる。

桜田は「結以ちゃんは文武両道で真っすぐなところもありつつ、等身大の女の子。誘拐から始まるストーリーが新鮮で、2人の関係がどう変化していくのか、日々ワクワクしながら撮影しています」と語り、佐野も「誘拐犯と誘拐された側の2人が、とあるトラブルをきっかけに逃避行を始める物語。これから2人の関係がどう変わっていくのか注目してほしい」とアピールした。
ファーストサマーウイカが演じる万代詩乃は、八神製薬社長秘書で結以の目付け役。ボディーガードのような存在だが、ときに行動監視にも及ぶ。ウイカは「万代ではなくバンダイです。シノと呼んでいただいても構いません」と笑顔であいさつし、「この作品は謎が多く、私自身もまだ展開が読めないままドキドキしています。今のところセリフの大半が“結以さん”なんです(笑)。今後どうなるか楽しみです」と話した。

結木が務める山口健二は、八神製薬に恨みを持つ誘拐犯グループの一人。「自分の私利私欲のために人を使い、何かあれば人のせいにする──一言で言えば嫌なやつ。でも、2人からしたら立ちはだかる壁のような存在。今後どう関わっていくか注目してほしい」と語った。
加藤は、いとこと共に「まぁみぃチャンネル」で配信活動を行う大西真咲を演じる。誘拐事件を追うことで一躍注目を集めるキャラクターだ。「YouTuberとしてどう2人を追い、どう変化していくのかも見てほしい。『まぁみぃチャンネル』が放送前から実際に始動していたので、どう作品に絡んでいくのか自分もワクワクしています」と笑顔を見せた。

松尾が扮(ふん)する小宮山拓は、警視庁少年捜査課の刑事で大介と因縁を持つ人物。「通行人のおじさんみたいな役です」と笑わせ、「1話の最後、通行人のおじさんが未成年の女の子に声をかけるシーンで終わるんですよ」と明かすと、会場からも笑いが起きた。「この2人を追いかけている刑事なんですが、まだ追いついてません。この後…多分、追いつかないです」と続け、司会から「それ終わりじゃないですか!」と突っ込まれる場面もあった。
山口が担う白木広太は、八神製薬を追う週刊誌記者。「他人の領域に土足で踏み込んで荒らして帰るような陰険な男です」と紹介しつつ、「現場はウイカさんがいつも明るくしてくれるので、和気あいあいと楽しく撮影しています」と語った。
会見では「エスケープ不可能。サイコロトーク」と題した企画コーナーも実施。「初回放送まで2時間、今の心境は?」「このキャストの中で一緒に逃げるなら誰?」「第1話必見ポイント」「今いちばん逃げたいこと」「逃亡生活の必需品」などのテーマで、キャスト陣がトークを繰り広げた。

桜田は「第1話の必見ポイント」で「ラストの結以と大介の駐車場のシーン。今後の2人の空気感が2話、3話へとつながっていく土台になったと思います」と語り、佐野は「今いちばん逃げたいこと」で「小学生の時、テストを隠して怒られそうになって母親から逃げたことがあります」と告白。「国語・算数・社会・理科全部隠してました」と振り返り、見つかったかを聞かれると「すぐに見つかりました」と照れ笑い。「もうやめてください、あんまり深掘りしないで」と照れた表情を見せ、会場を沸かせた。
同じテーマを引いた結木は「年齢から逃げたい」とコメント。「今年31なんですけど、体の変化とか疲れやすさとか…。若くもなく、渋みが出るわけでもない中途半端な年齢なんですよ」と語ると、司会から「31歳で何言ってるのという空気が…」とツッコミが入り、結木は「若返りたいです」と訴えた。
加藤は「第1話の必見ポイント」で「結ちゃんの最初の方のアクションシーンがすごくかっこよくてキュンとしました」と語り、桜田が「たくさん練習させていただいたシーンです」と応じると、佐野が「僕はしっかり受けさせていただきました」とフォロー。加藤は「受けも素晴らしい」と2人のコンビネーションを称賛した。

松尾は「逃亡生活の必需品」で「糖質」と即答。「和菓子が大好きで、あんこを自分で作るんです。長い現場の時に持って行くんですけど、おじさんが作ったあんこってなかなかね…」と照れながら話すと、桜田が「食べたいです!」と反応。ウイカが「和菓子屋さん、大体おじさんですから大丈夫ですよ」と続け、笑いが広がった。松尾は「じゃあ今度はあんこを作っていきます」と約束した。
同じテーマを引いた山口は「携帯電話が思い浮かびましたが、持っていっても老眼で見えないので、必需品は老眼鏡ですね」とユーモア交じりに話し、「もう老眼鏡を常に持っていないとどこにも行けない。本当に見えないんですよ」と切実な悩みを明かした。

質疑応答では、桜田と佐野の「ゴールデン・プライム帯初主演」について質問が及んだ。桜田は「目標の一つだったので、すごくうれしかったです。佐野さんは以前からお芝居を拝見していたので、安心感がありました。2人でいい作品を作っていけたらと思いました」と笑顔を見せ、佐野も「デビュー当時からの夢でした。責任を感じつつも、キャストやスタッフの皆さんといい関係で撮影できています」と語った。
撮影を振り返ると、2人は口をそろえて「とにかく暑かった」と苦笑い。佐野が「真夏のロケで車内シーンも多く、サウナみたいでした。手錠でつながれていたので、汗で手がべちゃべちゃになってしまって」と苦笑すると、桜田は「初日がまさにそのシーンで、もう何でもいいやって思えるくらい暑かった。普段汗をかかないところからも大粒の汗が出てきた」と同調。佐野が「シャワーヘッドみたいでした」と笑うと、松尾が「音を録るためにエアコンも切らなきゃいけないから」と補足し、佐野は「短い時間でも本当に暑かった。でもそのおかげで仲良くなれましたね」と笑顔を見せた。
「キャストの中で誘拐したくなる人は?」という質問には、桜田は「ウイカさん。すごく頼もしくて、緊張する日も隣にいてほしい」と回答。佐野は「僕は滉星です。戦えるんで」と即答し、「変身できるというか、強いんですよ」と説明。司会から「レンジャー的な強さですね」と返されると、隣の結木が「僕も勇斗です。毎日見てても飽きない顔なんですよ」と逆指名。「ちょっと気持ち悪いかもしれない」と佐野が苦笑する中、「恋愛感情とかじゃないです! 男としてかっこいいなと思う」ときっぱり言い切り、笑いを誘った。

その息の合った掛け合いを象徴するように、撮影中のエピソードでも2人の仲の良さが垣間見えた。佐野は「滉星の話ばっかりで申し訳ないけど、ほぼ全部のシーンでアドリブが入っている。滉星がふざけ過ぎるから(笑)」と暴露。結木が「逆だから! 書かれるからね!」と即座に反論するも、佐野は「本当に台本にないことばかりで、俺が笑っちゃってNGになることも多かった」と続けた。
「2人で箱を運ぶシーンで物が転げ落ちたのも滉星のミス」と暴露すると、結木は「それはガチのミスです」と認め、会場は大笑い。さらに「誘拐する時に僕が箱に入っちゃいそうになったのも滉星の差し金じゃない?」と追撃する佐野に、結木は「勝手に入っていったから、たたいちゃいました」と返し、会場はさらに盛り上がった。
最後に、桜田は「誘拐する、誘拐される事件から始まり、さまざまな人を巻き込みながら2人がどう逃げていくのか、そして何と向き合っていくのか。水曜の週の真ん中に気軽に楽しめる作品になっています。ぜひ最後までこの逃亡劇と、それを取り巻く人々にも注目して見てください」と呼びかけ、佐野は「“誘拐”と聞くとシリアスな作品を想像されるかもしれませんが、意外とコメディーっぽい部分も多いんです。もちろん問題と向き合う場面もありますが、笑える水曜10時になっていますので、ぜひ第1話を見ていただけたら」と笑顔で締めくくった。


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