唐沢寿明主演「コーチ」に板谷由夏、渡邊圭祐ら出演! 吉澤要人らの劇中アイドルグループにも注目2025/10/04 18:00

10月17日より始まる唐沢寿明が主演を務めるテレ東系のドラマ9「コーチ」(金曜午後9:00、初回は15分拡大)の第1、2話のゲストが発表された。
本作は、元新聞記者の作家・堂場瞬一氏による傑作警察小説「コーチ」(創元推理文庫)が原作。約7年ぶりのテレ東連ドラ主演となる唐沢が、警視庁人事二課所属の“さえないおじさん”向井光太郎に扮(ふん)し、捜査に失敗し、行き詰まり逃げ出したくなっている若手刑事たちを“コーチ”していく。向井の的確なアドバイスの下、彼らが刑事としてだけではなく人間としても成長していく姿を描く、異色の警察エンターテインメントだ。共演には倉科カナ、犬飼貴丈、関口メンディー、阿久津仁愛、古田新太、木村多江らが名を連ねる。
第1話では、板谷由夏が池袋西署署長・今井令子を演じる。刑事課強行犯係係長・益山瞳(倉科)の上司で、瞳に大きな期待を寄せる役どころだ。板谷は「短い期間の参加だけれど、倉科カナさん演じる益山さんを励ます上司として重要だなと感じました。個人的には唐沢さんの風貌含めキャラクターがとても気になっています。新しいタイプの刑事ドラマだと思います」と本作に大きな期待を寄せる。
池袋西署刑事課強行犯係のベテラン刑事で、年下の上司となる瞳の能力に疑念を抱く石田誠二役には岩谷健司。「出演が決まった時は唐沢さんや倉科さんと共演できるのが楽しみでした」と語る岩谷は、本作の魅力を「唐沢さん演じる向井を中心に、物語の背景が1話ごとに変わっていくのが斬新で面白いと思いました」と感じたという。
今回演じる役については「私が演じる石田は、倉科さん演じる益山係長の部下ですが、かなり年上でプライドが高く扱いづらいキャラクターです。その都度嫌味ばかり言うので、そこが見どころです」と述べ、役の魅力を伝えた。さらに、唐沢が演じる主人公にも言及。「唐沢寿明さんが演じる向井は、唐沢さんが演じるキャラクターとしては今まで見たことがない、まるで仙人のような人物です。僕も最初見た時、唐沢さんだと気付きませんでした。この人物が今後どうなっていくのか、僕もいち視聴者として楽しみにしております」と唐沢の新境地に期待を寄せた。
父親を殺した疑いを持たれる容疑者・栗本智治を演じるのは林泰文。「台本を読んだ時に、唐沢寿明さんをはじめ豪華キャストで、一風変わった視点で描かれている刑事ドラマだなと思いました。ドラマの初回に参加できてうれしいです」との感想を語る林は、「今回私が演じるのは脱サラしてカフェを経営しているマスターで娘がいる役どころですが、どんな事件に関わってしまうのか! 想像して楽しんでください」と自身の役柄を説明。1話のみの出演だが「私も皆さんと同じように最後まで放送を見届けます。お楽しみに」と本作を見届けることを誓う。
瞳の手を煩わせる未熟な新米刑事・永谷美久を演じるのは工藤美桜。初の刑事役に挑戦した工藤は、「唐沢さん演じる向井さんと悩みを抱える警察の皆さんが交わることで今後どのような展開になっていくのかすごく気になりました!!」とドラマの展開にワクワクし、「私が演じる美久はイマドキの子」と自身の役を紹介。「上司に対してなかなか無理な要望を悪気なくしてしまうのですが、任せてもらった仕事に対しては一生懸命取り組める、そんな刑事です! 美久の緊張感漂う仕事ぶり、『なんだこの子は!?』となるところからどんどん成長していく様子をぜひご覧ください!!!」と役の見どころを伝える。
地下アイドルグループ「ワンダラーズ」のメンバーで、物語の重要なカギを握る工藤翔役の吉澤要人(原因は自分にある。)は、「今まで演じたことのない役柄に挑戦できるチャンスをいただけたことがとてもうれしかったです。豪華なキャストの皆さまと共演できることが楽しみでした」と振り返る。「ぜひ『工藤はアイドルである』ということだけを知って、第1話を見ていただけたら光栄です。ワンダラーズのメンバーのみんなにも注目してください!」とアピールしつつ「この作品が毎週金曜日の皆さまの楽しみになるとうれしいです。まずは第1話、工藤の人間性をじっくり味わってください!」と本作の成功を願う。

また、吉澤演じる工藤が所属するアイドルグループ「ワンダラーズ」のアーティスト写真も公開された。メンバーには、近藤駿太(Lienel)、笹原遼雅(ONE LOVE ONE HEART)、芳賀柊斗(Lienel)、祐楽ら現役アイドルが参加。劇中のどこで登場するか、ぜひチェックしてほしい。
第2話のゲストは4人で、ナイトクラブでの乱闘騒ぎへの関与が疑われる人気俳優・増岡大賀を演じるのは渡邊圭祐。「今回演じさせていただく増岡は俳優の役なので、誰かをモデルにしてると思われたら嫌だなあという気持ちにあふれました」と素直に語る渡邊は、「犬飼さん演じるところと取り調べを受ける場面はシーンごと、セリフごとに立場が変わりそうで変わらないマウントの取り合いの絶妙な感覚を楽しんで演じました。ぜひそこに注目していただきたいです」と自身が出演する第2話の注目ポイントに触れた。
物語は「共演者の方に2話以降の展開を尋ねるくらい自分自身がわくわくする脚本でした」というほど、ひかれたと言う。そして「その体感を映像で表現してきたつもりですので、緊迫する展開をしっかりと見ていただきつつ、ふっと息の抜ける瞬間に一息つきながら点がつながっていく気持ちよさを感じていただければ幸いです」と、作品の見方を提案。
所の上司で東新宿署刑事課課長の村山健役を演じる阪田マサノブは、「作品名だけを聞いて何かのスポーツを舞台設定にしたものを想像した」のだそう。その予想が外れた刑事の本作に「台本をいただいて読み進める中で自分のセリフの内容にうなずいたり『なるほど』と感心するような箇所がいくつもあり印象に残りました」との感想を持ち、「実際の刑事という職業の新人教育の現場はどんな感じなんだろうと改めて興味を持ちました」と語る。「今回の役柄は同じ東新宿署の刑事課の部下である犬飼さん演じる所刑事を、温かくそして時に厳しく見守る直属の上司です。刑事役は今までほかの作品でもたくさんやらせていただきましたが、こういうタイプは今まであまり演じる機会が少なかったので新鮮でした」とも言い、「さまざまな設定で作られる刑事ドラマのジャンルの中でも今まであるようでなかった独特のテーマや視点を持つ内容だと思います。ドラマ好きの方、特に刑事ドラマファンの視聴者の方には『掘り出しもの感』で楽しく見てもらえる面白い作品だと思います。お楽しみください!」とドラマの魅力を存分にアピールした。
ナイトクラブでの乱闘騒ぎでけがを負う被害者・近藤一太演じる黄川田雅哉は「堂場瞬一先生のいちファン」だと言い、「令和という時代にぴったりな新たなヒーローが誕生するんじゃないかとワクワクしています」と期待を寄せる。「原作とは違うドラマならではの楽しみ方ができる作品になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。僕も作品のファンとしてどうなっていくのか、皆さんと共に最後まで見守っていきたいと思います(笑)」と楽しみも語った。
雑居ビルでの暴行事件への関与が疑われ、取り調べで所を翻弄(ほんろう)する大学生・宮川翔太役には田中洸希(SUPER★DRAGON)。「警察エンターテインメントドラマに出演させていただくことや今回のような役柄が初めてだったので、この作品に沿った演技ができるようイメージトレーニングをたくさんしました」と役作りにかけた思いを明かし、「プレッシャーや緊張もありましたが、経験豊富な先輩方とお芝居させていただけることがとてもうれしかったです。僕のことを知ってくださっている方には、今まで悪者役をやることがなかった僕の新鮮な姿を見てほしいです!」とコメント。
続けて「宮川翔太は少しヤンチャなところもありますが、自分が掲げている目標に一生懸命で頑固な男です。ただそれ故にトラブルを巻き起こしてしまいます。最終的にどのように自分の罪と向き合うのか、ぜひご覧いただきたいです」と役としての見どころと、「突如として若手刑事の前に現れた唐沢寿明さん演じる謎の男向井が、事件を解決していく姿と、そしてどのようにして僕が事件に巻き込まれ裁かれたのか、ぜひ楽しみにしていてください」と作品の見どころ、その両方を語った。
豪華キャスト&ゲストが登場する「コーチ」をより広く知ってもらうため、10月13日~26日までの2週間、池袋駅東口エリアの大型デジタルサイネージ「池袋ヒットビジョン」に実写3D映像を用いた広告を掲出することが決定。若手刑事たちの能力を引き上げるコーチこと向井光太郎が、ロープを引き上げながら倉科、犬飼、関口、阿久津らが演じる若手刑事たちを紹介する、この広告のためだけに撮影された、ここでしか見られない映像が上映される。
なお、各話放送終了後からPrime Videoにて見放題独占配信。TVerなどで見逃し配信もされる。
第1話あらすじ(10月17日放送)
池袋西署の係長・益山瞳(倉科)は若くして女性管理職になり、自分を見下してくる年上の部下や、マイペースな後輩に振り回され日々やりづらさを感じていた。そんな中、人事二課から新入りが来るという異例の辞令が下るが、現れたのはさえない見た目をした55歳のおじさん・向井光太郎(唐沢)だった。刑事としての経験はあるのか? どうして今刑事課に来たのか? 何を聞いてもはぐらかされるが、見え隠れする刑事としての有能さにより一層謎が深まる。
そんな中、一軒家で殺人事件が発生。被害者男性の次男の証言により長男・智治(林)が捜査線上に浮上するが、瞳の判断ミスで智治を取り逃がす。管理職の立場で許されない失敗をしたと瞳は深く落ち込み、向井に対しても「自分に管理職の適性があるか監視しに来たのでは」と不信感をぶつける。そんな瞳に向井がかけた言葉とは?
第2話あらすじ(10月24日放送)
東新宿署の所(犬飼)は、自身の人当たりの良さを生かそうと取り調べ担当官を目指している。しかし、いざ本番になると大学生(田中)にすら振り回される始末…。そこへ応援という名目で向井(唐沢)が現れる。容疑者の弱みに付け込むような向井のやり方に所は不満を覚えるが…。そんな折、とあるクラブで乱闘騒ぎが発生。被害者の証言によると犯人は俳優の増岡(渡邊)らしい。所は増岡の取り調べを任されることとなる。
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