神尾楓珠＆藤原丈一郎は“小学生”!? 葵わかなが明かす「すべての恋が終わるとしても」会見2025/09/30 05:00
テレビ朝日系で10月12日よりスタートする葵わかな＆神尾楓珠のダブル主演作「すべての恋が終わるとしても」（日曜午後10：15＝ABCテレビ制作）。このたび、葵＆神尾をはじめとするキャスト8名が登壇しての制作発表会見が開催された。
本作は、“忘れられない恋”をテーマに、高校の卒業式に付き合い始めた同級生の男女2人を中心に、彼らを取り巻く人物たちも含めた8人の男女によるラブストーリーが描かれる。その当事者を演じるのは、葵＆神尾のほか、 藤原丈一郎（なにわ男子）＆本田望結、山下幸輝＆大塚萌香、白洲迅＆市川由衣。
この8人が一堂に会するのは今回が初とのこと。それでも、葵が演じる羽沢由宇の上司・戸田由紀恵役を務める久保田磨希が司会を担当したこともあり、場の空気感は和やかかつ和気あいあい。ベテラン俳優・久保田の進行はさすがの一言で、キャストへのツッコミやフォローのあんばいが抜群。壇上に用意された椅子の高さがしっくりこなかった葵が戸惑っていると「椅子が高かった？」と気遣うなど、役柄そのままの優しさを発揮していた。
会見冒頭は、「ここからキャストの皆さんにいろいろ聞いていきたいと思います」という久保田の質問で、ドラマの見どころや撮影エピソードを根掘り葉掘り。
初共演となった葵と神尾にそれぞれの印象を聞くと、葵は、「楓珠くんと丈一郎くんが組み合わさると、子ども感が加速するんです。小学生が2人いる、みたいな感じで。ずっとキャッキャしてましたよね」と神尾＆藤原イチャイチャぶりを暴露。神尾は「葵さんは上品でおしとやかな方ですが、一緒になってふざけてくれて助かりました」と葵の気遣いに感謝。
藤原＆本田は夏の暑い日に冬のシーンを撮影した時のエピソードを披露。「冬のシーンだけど、後ろからセミの鳴き声が聞こえてくる。俺たちのお芝居をジャマしてくるんです。その中でも集中して演じることはできたかな」という苦労を明かしたのは藤原。本田は、藤原の汗かき事情に言及。「藤原さんはあの時期、マラソンをやっていて、代謝が上がっていたんですよね」と言われた藤原は、「そうそう。ツアー中でもあったし、汗かくかく。でも、本番となると汗は止まっちゃうんです」とプロ根性を明かした。また、関西出身の二人ゆえ、関西弁エピソードを聞かれると、藤原は「本田さんはかたくなに関西弁を出さなかったんですよ」と証言。実は本田には現場で関西弁を出さないと言うルールを自分に課しているのだそうだが、「今回は関西のお兄さんがいらっしゃったので、なかなか我慢できなかったです」との本音をポロリ。
そんな藤原と本田は、撮影に参加した犬の話なども飛び出してついつい盛り上がってしまい、時間を気にした久保田が「ちょっと長くしゃべっているので、次行きますよ」と強制終了し、「すみません！ ちょっと長かったですね」と藤原が慌てる場面も。
続いては、「御上先生」（2025年/TBS系）の生徒役で共演経験のある山下＆大塚。「以前の作品は内容的にしんどい場面もあったんですけど、今回はゆっくりと時間が進んでいました」と山下が言うと、大塚も「そんな時間でも、すごく濃密でした」と振り返る。また、演じた役が“秘密を抱える高校生”ということで、「挑戦的な役」と明かしたのは山下。大塚は「自分がこの立場だったら、こういう選択ができるのかな」と、意味深な発言で自身の役を表現した。
最後は、恋の酸いも甘いも知る大人の2人を演じる白州と市川のトーク。撮影エピソードを語る前に、マイクを握った白洲は「MCおつかれさまです」とまず、久保田にねぎらいの言葉を。久保田が「私のこと、覚えてた？」と聞くと白洲は「一番多いと思うぐらい、同じシーンに出ましたから」と切り返し、笑いを誘う。そんな中、語られたのは、「ドラマティックであり、生々しさもある。結末はなかなかざわつくと思います」（白洲）、「（私が演じる）郁子は自由な女性で男性を振り回す。どういうふうに演じるか悩みましたし、説得力を出すために監督と会話しながら作りあげました」（市川）というそれぞれの役の特徴。ほかの3組とは違う大人ならではのスリリングな展開を予想させた。
続いて後半は、“宝物のような記憶”を絵で紹介する企画。
葵は題して「父親の名言」。落ち込んでいた時に「どんな花も最初は種で、水やりを続けた人しか花を咲かせることができない」という言葉をお父さんからかけられたと言い、「それが今もずっと心に残っています」と自身の人生訓を絵で表現。
神尾の絵のタイトルは「妹が生まれて…」。妹が生まれた時、兄と妹と神尾の3人で撮った写真をイラスト化し、「妹が生まれたことがうれしくて、お兄ちゃんとして頑張っていかないと！ と思いました」という当時の心境とともに披露。
藤原丈一郎が見せたのは「なにわ男子のデビュー日」というイラスト。「最初で最後のデビュー日は、忘れられない」というその日は、飛行機を貸し切って大阪から東京へ移動したのだそう。しかし、その飛行機の絵にはキャスト陣からちょっとしたツッコミも入っていた。
本田が描いたのは「河童と再会」で、「河童に驚かされたことがあるんです」というビックリ体験を告白。しかし「その河童はよく見たら藤原丈一郎さんでした」とのオチがあり、藤原は「ちゃんと説明して！ 不審者すぎる（笑）」と大慌て。実は、河童の恰好をした藤原が本田にドッキリを仕掛けるという番組の企画があったとのことで、今回の共演はその時ぶりだと本田はタネ明かしをした。
「野球好きの野球好きの父親に親孝行」という絵を描いたのは山下。北海道で初めて始球式を体験した際に、しっかり練習をして臨んだものの、「世紀の大暴投」だったそう。それでも、「父親が野球好きなので、始球式ができて親孝行になったし、その瞬間は宝物です」と絵と共に振り返る。
大塚は、自身の絵「優しいじぃじ＆ばぁば」の理由を「昔、保育所に行きたくなかったけど、迎えに来てくれる祖父母があめをくれて『今日も頑張ったね』と言ってくれました」と紹介し、場内をほっこりさせてくれた。
白洲からは、子どもの頃、青森に住む祖父母の家に訪れた時の思い出を描いた「幼少期の懐かしい記憶」が紹介された。新聞紙でバットとボールを作って弟たちと遊んでいた時の思い出を懐かしそうに振り返る姿が印象的だ。
ラストは市川の「かけがえのない存在」。2人の子どもを持つ市川は、彼らが生まれた時の感動を絵にし、「何にも代えられない、かけがえのない大切な記憶です」と微笑んだ。
8人それぞれに“宝物のような記憶”があるように、ドラマに登場する男女8人にも、そんな記憶があり、それがどう描かれていくのか──。会見を通し、放送開始がますます楽しみになった。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド（最新シーズン）Drama Guide Season
【2025年秋】TVドラマガイド
2025年の秋（10月・11月・12月）にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介！
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、夜ドラ「いつか、無重力の宙で」、妻夫木聡主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」、駒木根葵汰＆新原泰佑W主演でおくる深夜ドラマの続編「25時、赤坂で Season2」やBS放送の新ドラマを含め、出演キャスト、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加＆更新します☆
【2025年夏】TVドラマガイド
2025年7月・8月・9月スタートの夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介！
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、風間俊介主演「40までにしたい10のこと」などの話題の深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆
