阿佐ヶ谷姉妹が朝ドラ「ばけばけ」で蛇と蛙役に! 出演決定に「青天のへきれき」と大喜び2025/09/30 08:15

NHK総合の連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜午前8:00)に出演している阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子、木村美穂)からコメントが到着した。
髙石あかりが主演を務める「ばけばけ」は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・セツをモデルに、脚本家・ふじきみつ彦氏が描く物語。明治という西洋化で急速に時代が移り変わる中で、松江の没落士族の娘・トキ(髙石)と、縁あって松江で英語を教えることになった英語教師・ヘブン(トミー・バストウ)が出会い、文化や言葉の壁を越えて愛を育む。「怪談」を愛し、何げない日常を歩んでいく夫婦の姿を通して、埋もれていった人々の声をすくい上げる愛の物語だ。
阿佐ヶ谷姉妹は、トキとヘブンの家の庭に住むヘビとカエルとして、2人の歩みを優しく見守る役を演じている。ヘビの声を渡辺が、カエルの声を木村が担当する。

出演が決まった時の感想について、渡辺は「もう青天の霹靂(へきれき)で、まさか子どもの頃から拝見していたNHKの朝ドラというものに関わらせてもらうことが、自分たちの身に起こるなんて思ってもみなかったです。『ばけばけ』の脚本を、ドラマ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』(2021年/同系)を書いていただいた、ふじきみつ彦さんが担当すると決まられた時は、みんなで大喜びしまして。むしろ対岸から見守るつもりでいたら、まさかドラマの中で見守る立場になるなんて思ってもみなかったので、本当に光栄でした」と喜びを表現。
木村は、「朝ドラに出られるなんてなかなかないですし、2人で『やったわね!』って。それに、私はカエルが好きなので、カエル役ができてうれしいです。カエルの気持ちが分かるように動画を見て研究したりして。1人で演技をするのはちょっと厳しそうだけど、2人で見守るという立場でやらせてもらえるということで、最初にお話を聞いた時は、絶対にやりたいと思いました」と役への思い入れを明かした。
お気に入りのシーンについて、木村は第1回の最初のシーンで、ヘブンとトキがいい雰囲気になった時に「あ~~~~…」と言うところを挙げ、「まるで親戚のおばさんたちが見守っている感じ」と笑顔で振り返る。渡辺は「やだ、ちょっと朝よ! 夜だけど、夜だけど朝なのよ!」というヘビのセリフについて、「朝ドラとは言わずに、このセリフだけですべての景色や関係、私たちがのぞいているところとかも含めて、表現されているところがすてき」とふじきの脚本を絶賛した。
トキとヘブンの印象を尋ねると、渡辺は「おトキちゃんは情が深くて、本当に『おしん』以来のけなげさ」としながら、ヘブンについては「回を重ねていくごとにおトキちゃんとの関係も深まり、松江の人たちにも溶け込んでいく感じがあって、物語が進んでどんどん魅力的になっていく」と2人の成長を見守る楽しみを語った。木村は「おトキちゃんは、すごく家族思い。ヘブンさんも、物語が進むなかで痛みを抱えていたところが見えてきたりする」と人物の奥深さに触れた。

視聴者へのメッセージでは、渡辺が「『怪談』は割と夜のイメージが強いですが、それが朝ドラの中で表現される面白さ、今までにない朝ドラの世界を楽しんでいただけたら」と作品の魅力をアピール。木村は「ふじきさんの台本はいつも面白くて全然不安はありません。みんなで頑張って作られている作品なので、それを壊さないように、一緒に頑張れたら」と共演者とともに作品を支える決意を示した。
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