赤楚衛二主演&カン・ヘウォン「キンパとおにぎり」おいしくてピュアなラブストーリーが始動2025/09/30 06:00

テレ東系では、2026年1月12日より赤楚衛二主演のドラマプレミア23「キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜」(月曜午後11:06)を放送することが決定。日本と韓国、文化や価値観の違いにとまどいながらもひかれ合うひたむきな2人の姿が心に響くピュア・ラブストーリーで、ヒロインはカン・ヘウォンが務める。
21年にスタートし、「夫の家庭を壊すまで」や「夫よ、死んでくれないか」など、復讐や不倫をテーマにした衝撃作を放送してきたドラマプレミア23枠。木ドラ25「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(20年)以来のテレ東系作品主演となる赤楚が演じるのは、小料理店のアルバイト店員・長谷大河。かつては大学駅伝のエースとして将来を期待されていたものの、成績不振で挫折、その過去を引きずったまま今は特別な夢もなくさえない日々を送っている。

「最初に聞いた時は、『キンパとおにぎり』という題名に驚いて、『どんなドラマだろう?』と(笑)全く想像ができなかったのですが、いざ台本を読んだら、大河と(カン演じる)リンのやりとりなど、登場人物たちの心情描写が丁寧に描かれているラブストーリーでした」と、最初に受けた印象と台本を読んだ後の感想の違いを語る赤楚。「なおかつ、次はどうなるんだろうというワクワク感もあり、文化や価値観の壁を乗り越えるためにお互い補っていく姿が、とても愛らしく感じる台本だなと思いました」と、その魅力に触れる。
また、演じる役について「大河は大学生の頃に陸上で挫折を経験しているんですが、そこから全然前に進めていないんです。なんとなく生きているなか、リンと出会ってどうやって大河が変化していくのかは、見どころかなと思います」と紹介。「大河やリンをはじめ、登場人物全員がとにかく愛らしいキャラクターなので、ぜひ温かく見守っていただけたらと思います」と、魅力あふれる人物が織り成すラブストーリーに期待を膨らませた。

大河の恋の相手となる韓国人ヒロイン・リンを演じるのは、世界的な人気を誇ったアイドルIZ*ONE出身で、韓国のドラマで俳優としても活躍中のカン。日本の地上波ドラマには初出演となり、日本語のセリフにも挑戦している。そんなカンが演じるのは、アニメーションを学ぶため日本に留学中のリン。慣れない日本での生活の中で将来の夢と現実の狭間でもがきながら、懸命に日々を過ごしている大学院生だ。
本作の出演が決まった時は「本当にうれしかったです。同時にどう演じるべきか、とても考えました」という心境だったと言うカン。「初めて台本を読んだ時は、主人公たちの年齢も私と同じぐらいですし、“夢に向かっていく”という共通点があり、その思いに共感しているうちに物語の世界に引き込まれてしまいました」と本作の物語に共感したそう。その上で「大河とリンの関係性や、それぞれが夢に向かう過程を見ていただきたいです。そしてリンだけではなくて、他のキャラクターもそれぞれたくさんの魅力があるので、その点にも注目してほしいです」と見どころをアピール。さらに「放送は冬ですが、暑い夏に撮影しました。恋愛ロマンスだけではなくて、魅力的なキャラクターたちそれぞれのヒューマンドラマが描かれていて、共感できるポイントもたくさんあります。ぜひご覧ください!」と本作の魅力を伝えてくれた。
制作陣からも、本作への思いがこもったコメントが発表されている。
テレ東の中島叶プロデューサーは、「『キンパとおにぎり』見た目や材料は似ていても、中身や味は異なります。違いがあるからこそ相手を知ろうとするし、自分自身のことも見つめ直す。その積み重ねが、本当の愛や理解につながっていくのかもしれません。そんなメッセージを込めながら、みんなでこのドラマを作りました。日常の中で、笑って、泣いて、ときめく大河とリンをぜひ応援してください!」と、本作のテーマを用いて見どころを紹介。
BABEL LABELの五箇公貴プロデューサーは「この企画をスタートさせてからも2年近くたちます。オリジナル脚本ということもあり、とても長い道のりでした。“国籍の違う2人が、お互いを尊重しながら理解を深め成長していく”。そんな心温まる、優しいラブストーリーを世界中にお届けしたい。その強い思いで脚本、撮影、編集に至るまで、地道な作業をキャスト、スタッフ一同、コツコツと積み重ねてきました」と振り返る。そして、「その過程があったからこそ相互理解が深まり、結果として、とてもいい作品に仕上がったと思います。おいしいご飯もたくさん出てきます。おなかをすかせてお待ちくださいね」と手応えを伝える。
見た目や材料は似てはいても、食べると味が違う。それはまるで“キンパ”と“おにぎり”のように。そんな、国籍の異なる2人の恋愛模様に期待したい。
また、本作はNetflixでの世界独占見放題配信も決定。配信は各話地上波放送と同時タイミングから開始予定しているので、日本のみならず、世界の視聴者にも注目してほしい作品だ。
あらすじ
小料理店「田の実」でアルバイトを始めて3年になる長谷大河(赤楚)は、かつては大学駅伝のエースとして将来を期待されていたものの、成績不振で挫折した過去を持つ。今は特別な夢があるわけではないが、店主に新メニュー考案を任せられるなど、少しずつ仕事にやりがいを感じ始めていた。
一方、アニメーションを学ぶため、韓国から留学している大学院生のパク・リン(カン)は、課題の制作に追われる日々を送っていた。なんとか課題を締め切り間際に提出し安堵(あんど)したのもつかの間、今度は学生寮を退去してほしいとの解約通知が来る。しかし、外国人にとって日本での住まい探しは一筋縄ではいかない。心身共に疲弊していくリン。その時、2人は「田の実」で偶然の出会いを果たす。大河が振る舞ったおにぎりに感動し、空腹と疲れた心がじんわり満たされていくリン。その笑顔に大河は目を奪われる。そして目が合った瞬間、あらがえないほどのときめきが、2人の間を駆け抜ける。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年秋】TVドラマガイド

2025年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、夜ドラ「いつか、無重力の宙で」、妻夫木聡主演の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」、駒木根葵汰&新原泰佑W主演でおくる深夜ドラマの続編「25時、赤坂で Season2」やBS放送の新ドラマを含め、出演キャスト、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加&更新します☆
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月に放送された“夏ドラマ”を見やすい一覧で曜日別にまとめて紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、風間俊介主演「40までにしたい10のこと」などの話題の深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなども掲載☆