「news zero」20年目へ。藤井貴彦&櫻井翔が“明日をよくする”新たな挑戦を始動2025/09/27 05:00

日本テレビ系で放送中の「news zero」(月~木曜午後11:00、金曜午後11:30)が、2026年秋に放送開始20年を迎える。番組では2025年秋からの1年を“特別な1年”と位置づけし、9月29日からの1週間は、番組の顔であるメインキャスター・藤井貴彦とキャスター・櫻井翔(嵐)が、「news zero 20YEARS」と掲げてさまざまな企画に挑戦する。
9月29日には、櫻井によるバスケットボールの最高峰・NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション/北米男子バスケットボールプロリーグ)で日本選手最長となる7年目を迎える八村塁の単独取材の模様を。八村は、日本選手初のドラフト1巡目指名でNBA入りを果たすなど、輝かしい経歴を持つが、その一方で「日本人である」ことが障害になったという。櫻井は、その「壁」を乗り越えられた原動力について聞き出すほか、八村が描く日本バスケットボールの「未来」に迫る。
また、10月1日の放送では、間もなく閉幕する大阪・関西万博の会場から藤井が生中継を敢行。パビリオンの建設遅れや盛り上がりに欠けるなどの批判もあった開幕から半年たった今、連日20万人以上が来場するなど、“駆け込み来場”が増加中。チケットを持っていても入場できないという事態も起きている。そんな万博が、この半年間にもたらしたものや当初の批判がどのように変わったのかを探るとともに、万博のレガシーと、残された課題が、われわれの「明日」にどうつながるのかを、大屋根リングなどのスポットからゲストを交えて伝える。
そしてこのたび、番組からのメッセージに加え、藤井や櫻井、そしてこれまでや現在の出演者からコメントが到着している。
「日本をよくする」ため、当初から“若い世代”も意識してきたという同番組は、「この20年でテレビの“視聴者層”も“環境”も変わりましたが、当時から根強くzeroのファンでいてくれている方々は今まさに日本を変える中心的な存在となっています」と時の流れに触れ、「『10年後の社会をよくする』と言われてもピンとこない、余裕のない今。『明日をよくする』だったら、少しだけ信じられるかもしれません」とまずは目先のことに目を向けることを思慮。「有象無象の情報の海で、zeroを見れば“正しい情報”を届けてくれる。そんな“信頼”をこれからも醸成し続けたい」という思いとともに、「『news zero』は20歳を前に、『明日がよくなる』と信じ『挑戦者』として伝えます」とつづっている。

藤井は「明日をよくする方法があれば、どんな人もすでにそうしているはずです。その答えが見つからないから、私たちは立ち止まるのだと思います」と語り、「zeroは明日をよくするきっかけを探します。少しでも前に進めるきっかけを」と番組の在り方に言及。また、「誰かの一言でハッとしたり、アイデアをもらったりすると、私たちは前に動き出すことができます。発せられた言葉、心の動き、そして無言の情熱をzeroは皆さんにお届けします。人の営みを積み重ねることでしか明日は変えられません」という思いを胸に、「20年を迎えようとしている私たち『news zero』。“ネット上”にはないうっすらとした汗をかきながら、明日をよくするきっかけを皆さまにお届けしてまいります」と誓った。

一方、櫻井は「2006年10月2日、月曜日」と切り出すと「当時、報道番組としては珍しい、鮮やかで、真新しい緑のスタジオセットに囲まれ、夜11時からの初回放送を迎えようとしていました」と回想。「同じセットを組み、いくつものカメラを構えて、本番さながらのリハーサルを前日にも行うことに、“新たな報道番組が始まる”その重みをひしひしと感じます。『こんばんは。NEWS ZEROです』この一言に合わせて頭を下げた時の緊張は、忘れられません」と当時感じ取ったことを明かし、「この時、私は24歳。…にっ…24歳!?」と驚きながら振り返った。
また、「自分にとって、そして声をかけてくださったスタッフにとっても、『大きな挑戦』だったことを今改めて痛感します」と打ち明ける櫻井は、「あれから20年、当時から大切にしていたこと―」として、「“出会った方の声を、思いを、テレビを通じて一人でも多くの方に届けたい”そんな思いで取材を続けてきました。放送開始当時の『大きな挑戦』は、その後の原点となり、今なお変わることはありません」と番組の本質が当時から引き継がれていることを言明。そして、「遠くの声を視聴者へと繋ぐ“掛け橋”として。声なき声を広げる“拡声器”として。長く引き継がれてきた、柔らかくも力強いゼロスピリットを大切に、これからも伝え続けて参ります」と気を引き締めている。
12年4月から18年9月まで火曜キャスターを務めた桐谷美玲は、「22歳の春、若い世代とニュース番組の架け橋になれたら、と思いスタートした挑戦がZEROでした」と振り返り、「6年半、毎週のように取材をし、さまざまな思いや言葉を伝えた経験や出会いは、私の人生の大きな財産です」と口述。また、「社会の一員としてなにができるのか。ZEROを通じて学んだことを生かせるように、これからも考え続けます」とと強い意志を示した。
12年4月から13年3月までサブキャスターを担当し、「『報道とは何か』この大きく、重要な問いに、当事者として初めて向き合うことになった場所は『NEWS ZERO』でした」というホラン千秋は、「限られた時間の中で“何”を“どう”伝えるべきか、毎日何時間も議論して放送に臨む諸先輩方の姿を今も鮮明に覚えています」と回顧。「毎日放送を重ねるうちに、一つの言葉が持つ重みを知りました。その実感が今でも私の人生の重しになっています」と打ち明けたうえで、「ほんの少しでも、その長い歴史の中の一部にいられたことを光栄に思います」と喜びの思いも表している。
そして、19年10月の初登場から、現在も出演を続ける小栗泉特別解説委員は、「ZEROチームには、『明日を良くするきっかけになりたい』という変わらぬ夢がありました」といい、それは、「今起きていることを“じぶんごと”にして、“みんなのプラスに”すること。方法はさまざまでしたが、迷えばここに立ち戻っていました。
今改めて、その原点に立ち、これからも夢を追いかけていきます」と決意を新たにした。
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