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「放送局占拠」櫻井翔ら主要キャスト全員がクランクアップ!「またもう一回できたら」2025/09/19 12:00

「放送局占拠」櫻井翔ら主要キャスト全員がクランクアップ!「またもう一回できたら」

 9月20日に最終話が放送される日本テレビ系連続ドラマ「放送局占拠」(土曜午後9:00)で、主人公・武蔵三郎役の櫻井翔)、妻・裕子役の比嘉愛未、妖のリーダー般若・伊吹裕志役の加藤清史郎、最後まで残った人質チームの奄美大智役の戸次重幸、灘見寛治役の福澤朗、沖野聖羅役の片岡礼子、真鍋野々花役の宮部のぞみがクランクアップし、5月から始まった「放送局占拠」の撮影が終了した。

 「放送局占拠」は「大病院占拠」(2023年)、「新空港占拠」(24年/ともに同系)に続く、占拠シリーズ第3弾。面で顔を隠した武装集団が再び襲来し、500人の人質を取って新たな場所を占拠。そして、櫻井演じる刑事・武蔵が立ち上がり、新たな敵の正体やその目的に迫る。武装集団が突き付けてくる要求、犯人の素顔と背景が次々に明らかになり、予想を裏切る、どんでん返しが続き、謎が謎を呼ぶ”タイムリミット・バトル・サスペンス”が展開されてきた。

 櫻井は、「5月からキャストの皆さま、スタッフの皆さま、ほんとにお疲れさまでした。5月の撮影で思い出すのは、ドラマ冒頭のまさかの大雨のシーン。スタッフさんが寒そうで心配だったのがもう昔のようで、連日の暑い撮影を迎え、今ではちょっと朝と夜も涼しくなり、なんか季節を二つぐらいまたいだな…と。みんなと一緒に季節をまたいだなという感じがしています」と、長期間の撮影への感慨を語った。

 また、「1か月ぐらい前に、友達の子どもが僕の姿を見て走ってきて『うわ、武蔵だ!』って抱きついて、やっててよかったなぁと思いました。たくさんの子どもたちが楽しみにしてくれたらいいなと思いながら撮影していました。3作目で“慣れ”というのが出てきちゃうのは怖かったので、そうはならないように緊張感を持ちながらと思って今日まで走ってきました。今、全部終わって思うのは、またもう一回できたらいいなと思ってます」と、シリーズ継続への願いを込めた。

 比嘉は、「3年連続、人質になって覚悟はしていましたが、お芝居とはいえ今回ばかりはグッとつらいものがありました。これまでは三郎の親族につらい出来事がありましたが、今回はまさか自分の実の弟が…。毎回、清史郎くんと対峙(たいじ)するシーンは心が痛くてお芝居を超えたところがありました。清史郎くんが本当に真っすぐに、お芝居をぶつけてきてくださる方だったので、おかげで今回乗り越えることができました」と、加藤との演技への感謝を表現。「こういう出会いがあるから、この仕事はやめられないなといつも思っています。大変なシーンばかりでしたが、キャスト・スタッフの皆さんが温かくて、いつもこの現場に来たいなと思える日々でした」と、現場への愛着を語った。

「放送局占拠」櫻井翔ら主要キャスト全員がクランクアップ!「またもう一回できたら」

 加藤は、「今回の武装集団 『妖(あやかし)』は本当に深い悲しみを背負った面々でした。特に伊吹は作品の中で現在と過去を行ったり来たりしながら、その都度その都度、この時の伊吹はどういう状況なのかというのを確認しながら撮っていました。今、この言葉を聞いている伊吹は何を思って、何を感じているのか、どういう顔をしているのかを考えて。正直ずっと大変だったんですけど、皆さんが伊吹と般若を愛してくださって、その都度それをどう撮るか、どういうふうに見せるかというところに命をかけてくださっているのを感じ、そのおかげで4か月間乗り越えることができました」と、複雑な役柄への真摯(しんし)な取り組みを明かした。

「放送局占拠」櫻井翔ら主要キャスト全員がクランクアップ!「またもう一回できたら」

 戸次は、「本当にオンエアが待ち遠しい作品で、1日前に(映像)データはいただくんですが、あえて見ないでリアタイしたいなって思う作品でした。すてきな3か月間、本当にありがとうございました」と作品への期待を表現。

 福澤は、「アナウンサーの頃、何度も通ったスタジオにこういった形で3か月通うことになるとは本当に思いませんでした。そして今日は僕の誕生日で62歳になりました。60歳から2度目の人生だって決めていたんです。2度目の人生で最高の3か月間でした」と、誕生日のクランクアップに特別な思いを込めた。

 片岡は、「(撮影現場に)スッと入れるタイプじゃないので最初は大変でした。でもスタジオに入った時にものすごい背の高いカメラマンさんがいて、何であんなに背が高いんだろうと思って見てたら、箱馬(木製の箱状の台)に乗って、しかもそのまま移動されてたんです。それを見て、なんて忍者みたいな現場なんだって思って! もう考えるのをやめて思いっきりヤルぞーと思ってここまできました」と、現場での発見を楽しそうに伝えた。

 宮部は、「人質として極限状態をどうやって表現するのかすごく難しいなと思っていたんですけど、現場の皆さんの作る空気に本当に助けられました。最終回楽しみにしています」と、役作りへの挑戦を振り返った。

 9月20日放送の最終回では、すべてを裏で操る「傀儡子(くぐつし)」の正体を突き止めた武蔵(櫻井)に対し、バディを組んだはずの青鬼・大和耕一(菊池風磨/timelesz)が本性を現し、武蔵にナイフを突き付けるという衝撃的な展開に。「銃を渡してください、武蔵刑事」と迫る大和。武蔵に協力すると見せかけ、土壇場で裏切った大和の目的とは何なのか?

 一方、爆死の危機が迫る人質たち。恐れをなした都知事候補・沖野聖羅(片岡)が、ついに重い口を開き「傀儡子は…屋代警備部長です!」と明かす。しかし、屋代圭吾(高橋克典)は、がしゃどくろ(瞳水ひまり)に撃たれ、裕子(比嘉)の懸命の処置もむなしく息を引き取ってしまう。叔父を亡くした本庄杏(瀧内公美)は怒りに震え、指揮本部には衝撃が走る。

 そんななか、般若・伊吹(加藤)が最後の放送を開始。傀儡子は本当に屋代なのか。伊吹が仕掛けた“最大の装置”が発動し、武蔵が突き止めた真相が明かされる。これまで見た景色がガラッと変わる、驚がくの最終回となる。

 なお、最終話の放送後から「放送局占拠」Huluオリジナルストーリー全2話の配信が決定している。



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