朝ドラ初出演！ 酒井大成は見合い相手、北香那はヘブンに心揺れる令嬢として「ばけばけ」に登場2025/09/18 11:00
NHK総合ほかで9月29日スタートの連続テレビ小説「ばけばけ」（月～土曜午前8：00ほか）に、北香那、酒井大成が出演することが分かった。ともに連続テレビ小説初出演となる。
髙石あかりが主演を務める「ばけばけ」は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキ（髙石）が、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師・レフカダ・ヘブン（トミー・バストウ）と出会い、”怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく物語。急速に西洋化が進む明治の日本で、埋もれてきた名もなき人々の心の物語に光を当て、夫婦で語り紡いでいく。小泉セツとラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに、ふじきみつ彦氏の脚本で登場人物名などを一部改称し、フィクションとして制作される。
北香那が演じるのは、江藤知事の娘・江藤リヨ。才色兼備のお嬢さまで、英語も堪能。松江を訪れたヘブンに強くひかれていく役どころだ。
北は、「いつかは朝ドラに出演したいと思っていたので、出演が決まった時はとてもうれしかったです。また新たな一歩を踏み出したような緊張感もありました。今回の役は、人から見た時の憎めなさと振り切り方が重要と考えていたので、そのバランスを監督と話し合いながら丁寧に作っていきました。何よりも主演の髙石あかりさんが全てを受け止めてくださるのでありがたかったです。とても良い環境で楽しくお芝居をさせていただいています。作品の良きスパイス的な存在になれるよう、努めてまいります」と、長年の夢だった朝ドラ出演への喜びと役作りへの思いを語った。
酒井大成が担うのは、トキのお見合い相手・中村守道。松江藩の元武家で、現在は父とともに商いに従事する好青年。トキとのお見合いに臨む、誠実で素直な人柄の人物だ。
酒井は、「中村守道役で出演させていただきます、酒井大成です。歴史ある朝ドラの舞台に出演できることをとてもうれしく思います。守道は松江の良い家柄の上級士族で維新後も商売で成功している人物です。明治の時代を背景に両家の価値観のずれが面白いシーンになっていると思います。両家の未来を少しでも想像していただけるとうれしいです」と、歴史ある朝ドラへの出演の喜びと役柄の魅力に触れた。
制作統括・橋爪國臣氏は、「県知事の娘・リヨは非常に難しい役どころですが、北香那さんが見事に体現してくださいました。明治の最先端を行く女性としての気品、猪突猛進（ちょとつもうしん）なほどの意思の強さ、そして時折のぞく愛らしさ、そのすべてが感じられるお芝居です。英語のせりふも多いので、そこにもチャレンジしてもらいました」と北の演技力を評価。
酒井については、「トキのお見合い相手・中村守道の酒井大成さんは一度ご一緒してみたいと思っており、出演をお願いしました。細かな表情の芝居に注目です。髙石さんと二人のちょっと変わったシーンも面白く演じていただきました」と、期待していた共演が実現したことへの満足感を表現した。
そして、「素晴らしいキャストの皆さまとお届けする『ばけばけ』、9月29日の放送開始まであと11日です」と、放送開始への期待を高めている。
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