こっちのけんとが“夜間中学の今”を伝えるドキュメンタリーでナレーションに初挑戦2025/09/17 21:00

BS12 トゥエルビでは、9月20日にBS12スペシャル「ぼくは、夜間中学3年生~挑戦する生き方~」(午後9:00)を放送。同番組でナレーションに初挑戦するこっちのけんとからコメントが到着している。
現在、32都道府県に62校が設置されている”夜間中学校”。戦後混乱期にやむを得ず就労した人、残留孤児、いじめや引きこもり、病気で不登校となって中学校を卒業できなかった人など、さまざまな事情で勉強することができなかった人に、学びの場を提供している。2024年4月には、鳥取県教育委員会の施設の一角にある「県立まなびの森学園」が、県内で初めての夜間中学校として開校された。同校に通う10代の若者は12人で、生徒の半数を占めている。

番組では、新たな一歩を踏み出した17歳の若者の1年に密着し、葛藤と成長が交錯した様子に迫る。そこには、新しい夜間中学校の姿が映し出されている。
こっちのけんとは、番組で追いかけた若者の姿に「(生徒の)岩田くんのリアルな頑張りを見ていると、成長ってこうやってしていくんだろうなと感じましたし、人って1年でこんなに変われるんだなと驚きました」と感銘を受けたことを明かしている。

また、「もともと夜間学校は、真っ暗で静かで、年代が上の方が大人になってから学ぶために通うイメージを持っていました」と正直に語った後、その印象を「普通の中学校以上に明るいのではと思うぐらいでしたし、まさか10代・20代の若い方々が通っていらっしゃるとは思っていなかった」とギャップに驚いたという。続けて、「小・中学校って、学校に行けなかったら、不登校になるか、フリースクールに通うか、家で学ぶかという選択肢だけだと思っていました。夜間中学というものがあって、そこに若い方たちも通っているということを知り、もう一つ選択肢があったんだという新しい発見になりました」と知見を広げたようだ。

さらに、「ナレーションは今回初めてでしたが、とても楽しかったです」と初めての経験を振り返り、「収録中に自分の声を聞くと、もっと良い声で読みたくなっちゃいました!」と反省点を見つけた様子のこっちのけんと。「もともとアカペラをやっていたこともあって、自分の声をどこで鳴らすかということにとても興味を持っていたので、ナレーションの場で、耳で直接自分の声を聞くことができて楽しかったです」と充実感をのぞかせながらも、「でもとても難しかった!」と率直な感想も述べている。
そして、こっちのけんとは「僕もそうでしたが、生きづらくなって自分で抱え込みすぎちゃう時があると思います。そういう時に、友達や家族に助けを求めたり、カウンセラーに行くということも考えられますが、それらとはまた違った、第三者という仲間たちが集まっている場所があるんだよということを、番組を見てくださった方々には知っていただいて、そして広げていただきたいなと思いました」と視聴者にメッセージを送っている。

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