B&ZAIが単独主演務める舞台「ANDO」が開幕!「人と人とのつながりを大事にした作品」2025/09/05 21:30

B&ZAI(橋本涼、矢花黎、今野大輝、菅田琳寧、本髙克樹、鈴木悠仁、川﨑星輝、稲葉通陽)の8人が単独主演を務める舞台「ANDO」が9月5日に東京・新橋演舞場にて開幕。同日に公開ゲネプロと囲み取材が開催された。
B&ZAIの8人が単独主演を務める舞台「ANDO」。2025年2月のグループ結成後、6月に単独ライブ「B&ZAI LIVE 2025 First Beat」を開催。その後、「SUMMER SONIC 2025」に出演するなど、アーティストとしての活動の幅を大きく広げている彼らが、“バンド”をテーマにした舞台に挑む。


構成・演出・振付に世界的に活躍するダンスアーティストグループ・GANMIのSota、脚本に翻訳・訳詞から振付までマルチな才能をみせる福田響志氏を迎え、青年たちの絆や葛藤をハートフルに描き出す。多彩な音楽で紡ぐ、若者たちの等身大の物語。ダンス、歌、バンド演奏、アクロバットと、さまざまなパフォーマンスを盛り込んだ、エネルギッシュで華やかな舞台をおくる。
物語は、同い年のアンドウ(川﨑)、モッチー(矢花)、サトウ(菅田)、ヨネモト(本髙)、シオン(橋本)が大学1年の時に意気投合し、バンドを結成するところからスタート。そこにナグモ(稲葉)、スカル(今野)、ツキト(鈴木)も加わり、8人で音楽活動に励む。輝かしい青春時代を共に過ごし、確かな友情を育む彼らだったが、大学卒業を機に、就職、進学などそれぞれが別々の道へと進み、いつしかバンド活動も休止状態に…。

そんなある日、モッチーの呼びかけで8人が集結し、久々にライブを行うことが決定する。思い出のスタジオで練習を進める一同。メンバー一人一人が仲間と紡いできた物語、それぞれが抱える過去や未来への葛藤が交錯する中、彼らがたどり着いた答えとは?
なお、劇中では新曲の「Ain’t No Dream Over」や「MASSARA」をはじめ、「無責任ヒーロー」や「夏の王様」「DEAR MY LOVER」などの名曲も披露。それぞれの個性あふれるソロコーナーにも注目だ。

公開ゲネプロ後に行われた囲み取材では、まず本日9月5日に誕生日を迎え、21歳となった鈴木の話題に。鈴木は「みんなからケーキをもらいました。楽屋でぐでーっとしていたらケーキを持ってきてくれて。いろいろお祝いの言葉ももらったのですが…」と喜びつつ、「ケーキのひと口目を食べたの誰でしたっけ?」と。どうやら菅田がひと口目を食べてしまったそうで、菅田は「おいしそうなラズベリーがあったので食べちゃいました!」と自白した。

「ANDO」というタイトルについては「僕らの名前に入っている“&”にかかっているのと、お客さまに安堵(あんど)していただけるような舞台にしたいという思いを込めてこの名前になったと聞いています」と本髙。
“安藤”役を演じる川﨑も「この『ANDO』には安藤のみならず、出演するキャラクター一人一人にいろんな人とのつながりがある、という意味もありまして。劇中に“物語は全てあなたと始まる”というセリフもありますが、その“あなた”というところにも“ANDO(&)”がかかっているのかなと思いまして。人と人とのつながりを大事にした作品なのかなと思っています」と作品に込めたメッセージを語った。
なお、劇中ではそれぞれが個性あふれるキャラクターを演じているが、本髙からは「最近はリーダー(今野)がスカルに見えてくる瞬間があります。スカルなのかリーダーなのか今野なのか…」という声が。スカルは“会社を辞めたさすらいのロックミュージシャン”という設定で、今野は「僕とは真逆のキャラクター」と本髙の言葉を否定しつつ、「イキり散らかしております(笑)。先ほども僕がセリフを言うと客席から笑いが起きていて、今まで演じてきたキャラクターの中で初めてのケースなのでめちゃくちゃ楽しいです」と満足げな表情を浮かべた。

今作の舞台はオリジナルの新作だが、橋本は「特にりんちゃん(菅田)演じるサトウとの掛け合いのシーンは、普段僕らが2人でご飯食べているところをのぞいているような感じ。脚本の響志さんが僕ら自身のことも当てはめて作ってくださったので、日常感があって覚えやすかったですし、いつもの楽しさをそのままステージに持っていっている感じがして、そこが新しいなと思いました」と。本髙もそれに同意し、「ナグモが結構ふびんな扱いされることも日常から継承されているよね」とニヤリ。この作品に入るにあたって、「演出のSotaさんと脚本の響志さんとみんなでご飯に行って、まずB&ZAIを知っていただくところから始めました。その時に話した内容だったりが劇中に組み込まれていたりもして、皆さんと手を取り合って作っていけたのかなと思います」と両名に感謝も述べた。

続けて、劇中で一同がバンドを組むことにちなみ、“稽古中に新たに見つけたロックな一面は?”という質問が。すると、菅田が「登場シーンのナグモがすごく緊張している顔をしていて(笑)。50公演で強くなっていく姿が見るのが楽しみ」と。演じる稲葉は「実際にきちんと緊張していました(笑)。強くなります!」と成長を宣言しつつ、「僕は、本髙くんがどんなに短い休憩でも“カオマンガイ”を買いに行っていたのがロックだなと思いました(笑)。1日1マンガイ!」と本髙の意外な一面を披露した。
一方で、今野からは「ナグモのソロ曲があるですが、稽古場でそれを見ている時に“みっちー(稲葉)どんどん大きくなっていくな。成長したな”と思ってうれしかったです」というほっこりな回答が。稲葉は「メンバーが親のように思ってくれてうれしいです。ソロをきちんとやらせてもらうのは初めてなのですが、いい練習ができましたし、すごくすてきな曲なので」と自身のソロコーナーを推した。

そして、矢花は「序盤で『MASSARA』のバンドバージョンを披露するという、衝撃的なスタートなのですが…。実はこの曲で使っているベースは稽古中に誰にも言わずに買って、スタジオに持ってきて、みんなを怖がらせました。値段もロックな値段で」というまさにロックなエピソードを。「みんなからも『すごいいい音がする』と言ってもらったので、そこはモッチー的にも矢花的にも見どころにしたい」と力を込めた。
最後はリーダーの今野があいさつを。「メンバーはもちろん、後輩やスタッフの皆さん、本当にたくさんの方に支えられてこの舞台が成り立っています。ファンの皆さんにも一緒に盛り上げていただいて、50公演走り切りたいなと思いますので、応援をよろしくお願いします!」と真摯(しんし)呼びかけ、取材を締めくくった。

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