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亀梨和也、初の“武人役”で林冲を熱演! 織田裕二主演「北方謙三 水滸伝」に出演決定2025/08/27 07:00

亀梨和也、初の“武人役”で林冲を熱演! 織田裕二主演「北方謙三 水滸伝」に出演決定

 亀梨和也が、WOWOWで2026年に放送・配信する、織田裕二主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」(詳細未定)に出演することが発表された。槍術にかけて右に出る者のいない天才武人・林冲を演じる。

 原作は、累計発行部数1160万部を突破し、文学史上で孤高の輝きを放つ北方謙三氏の歴史大河小説の金字塔「大水滸伝」シリーズ。北方氏が新たな解釈を基に大胆にアレンジし、再構築した“北方版”「水滸伝」は、世代を超えて熱狂的な支持を獲得している。その壮大なスケールから映像化が困難と言われた、「水滸伝」全19巻を完全映像化する。

 亀梨が演じる林冲は、豹子頭(ひょうしとう)の渾名(あだな)でも知られており、その鋭さとスピードを武器に、騎馬隊を率い場を駆け抜ける姿は、”風の武人”そのもの。しかし、圧倒的な武に恵まれながらも、彼の内には深い悲しみがある。愛する者を、国家の策略によって失った過去。それが、彼の人生と戦いに影を落としている。忠義のためにやりを振るい、命を削って突き進む姿には、凄絶(せいぜつ)な覚悟と、どこか死に急ぐような危うさが漂う。

 本作は、個人事務所設立後の亀梨が撮影に臨んだ初の映像作品であり、この挑戦には並々ならぬ覚悟と情熱が注がれている。さらに本作では、時代劇の世界において初めて“武人”という立場を担う。これまで現代劇や時代劇で多彩な役柄を演じてきた彼にとっても、「殺陣×人情劇」が交錯するこの役柄は新たな領域となる。武芸の達人でありながら、内に悲しみと忠義を秘め、死地を駆け抜ける林冲の生きざまを、どのように体現するのか。長年のキャリアと表現力を携えた亀梨が“初の武人役”に挑む。その全身全霊の演技に、期待が高まる。

 林冲を演じた亀梨は、「四季を感じながらの撮影でした。林冲と同じように、冬は凍えるような苦しい寒さの中で撮影をして、春には緑のきれいさと花の香りを感じ、そして夏の暑さの中で大きな山を登る。1年を感じながら、一つの作品ではなかなかできない経験をさせていただきました」と振り返り、「完全に亀梨和也という人間とは離れ、日に日に自然と林冲にトリップしていく感覚があって、新しい自分自身の側面を見つけられた気がします」と思いを語った。

 さらに、「時代劇で武人の役を演じるのは初めてだったので、本格的な馬上でのアクションも今回が初めての経験でした。自分のスキルとしては全くないところからのスタートだったので、7~8か月かけて本格的に習って、馬上で違和感なく演じられるところまで成長できたので、アクションにも注目してもらいたいです」とアピールした。

亀梨和也、初の“武人役”で林冲を熱演! 織田裕二主演「北方謙三 水滸伝」に出演決定

 また、織田や反町隆史との共演について、「自分がこの世界に入る前からテレビで拝見していた方たちばかりでしたが、お二人がすごく自然体でわれわれにも接してくださり、『誰も壁がなく同じ志を持って現場にいる』という、作品とリンクするような空気感でした」と振り返った。

 続けて、「本作からはどの時代にも通ずる人間の深さであり浅さであり、生きるというメッセージを感じます。善悪という簡単なものではなく、人それぞれが正義や志を持っていて、複雑な交わりの中でゆがんでしまったものをどう捉えるのか。そういった人間模様の複雑さや難しさを表しているのが『北方謙三 水滸伝』の魅力の一つだと思います。生きていく上で何を思い、誰を思うか、そういった温かさをこの作品から感じていただければと思います」とメッセージを寄せた。

 番組を担当する大原康明プロデューサーは、「衣装に身を包み、初めてカメラの前に立った亀梨さんの姿を見た時のことが今でも思い出されます。スタッフは皆、息をのみました。『林冲が、ここにいる!』」と、亀梨“林冲”に関してコメントを残している。

 劇伴音楽は、脚本・藤沢文翁氏とテレビアニメ「MARS RED」や「READING HIGH」「VOICARION」をはじめとする音楽朗読劇を通じて長年タッグを組んできた村中俊之氏が担当。チェロをはじめとする独創的で、美しい音色の数々により人々の感情を揺さぶり続けてきた村中の音楽が、「水滸伝」の壮大な世界観と骨太な物語を彩っていく。ベールに包まれていた前代未聞のプロジェクトが、全貌を現し始めた。

 さらに、本編映像を使用した特報映像が解禁された。壮大なスケール感と人間ドラマの熱が凝縮され、規格外の予感を放つ。その世界観を30秒に詰め込んだ衝撃の映像が。冒頭では、主人公・宋江(織田)が筆を走らせ、世直しの書「替天行道」を記す姿が印象的に映し出されている。そのまなざしには、腐敗した世にあらがう強い決意が宿っている。続いて、“動”の頭領・晁蓋(反町)が馬を駆り、剣を構える姿が登場。烈火の如き闘志と覚悟が、画面越しに伝わってくる。そして圧巻は、“武”の化身・林冲(亀梨)。一瞬のカットに凝縮された槍さばきには、彼の孤高と悲哀、そして死地を選ぶ覚悟がにじみ出ている。「日本ドラマ史上、規格外のスケール」という言葉にふさわしい、映像・音・空気すべてが震えるような特報となっている。

亀梨和也、初の“武人役”で林冲を熱演! 織田裕二主演「北方謙三 水滸伝」に出演決定

あらすじ

 腐敗がはびこる世に、正義を信じる一人の下級役人が立ち上がった。その名は宋江。彼が記した“世直し”の書・替天行道は、時代にあらがう者たちの心を震わせる。裏社会に生きる者、軍を追われた者、すべてを捨てた者たちが、旗のもとに集結。戦う理由は違えど、志は一つ。信じる者のため、旗のもとに集結した108人が、国家という巨大な敵に挑む。これは、理不尽な時代を変えようとする者たちの、命を懸けた叛逆(はんぎゃく)の物語だ。



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