佐藤隆太主演「新東京水上警察」山口紗弥加、中尾明慶、椎名桔平ら“水上警察チーム”メンバー発表2025/08/20 05:30

フジテレビ系で10月7日にスタートする、佐藤隆太主演の火9ドラマ「新東京水上警察」(火曜午後9:00、初回15分拡大)に山口紗弥加、中尾明慶、齋藤璃佑、皆川猿時、椎名桔平が出演することが分かった。
「新東京水上警察」は、日本の連続ドラマ史上初となる「水上警察」を題材にしたもので、原作はミステリー作家・吉川英梨氏による同名シリーズ。佐藤が演じる刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫力のマリン×クライムエンターテインメントだ。船や海のシーンを圧倒的なスケールで描き、犯人の船を追いかけるドキドキのシーチェイス、息をのむ海上アクションなど、これまでの警察ドラマの常識をはるかに超えた全く新しいエンターテインメントとなっている。本部から一転水上署へ異動となった上昇志向の強い刑事・日下部峻として加藤シゲアキ(NEWS)、船の操縦を担う海技職員・有馬礼子役で山下美月が出演することが発表済みだ。
この度解禁されたのは、佐藤の仲間として活躍する“水上警察署メンバー”。大抜てきの新星から演技派までの、豪華な布陣が船に乗り込む。

山口が演じるのは、東京水上警察署の刑事で“みんなの姉御”細野由起子。物おじせずに上司にも後輩にも遠慮なく踏み込んでいくタイプで、水上署の良きツッコミ役である反面、少年事件に長く関わってきたことから、若者の心をつかむのがうまく、丁寧な事件捜査にも定評がある。また、体術にも長け、アクションシーンではその実力が発揮されることも期待される役柄だ。
山口は「『新東京水上警察』…新鮮な音の響きにド派手なボートチェイスを想像してときめきました」と、今作への期待を明かす。また、演じるキャラクターについて「うわさ好きで冗談ばかりの細野由起子は“この人、本当に刑事?”と心配になる自由人ですが、由起子の軽口が、複雑な社会問題を孕(はら)む事件の捜査の合間のちょっとした箸休めになれば幸いです」と紹介すると、「事件解決への推理とともに、個性豊かな『チーム碇』の人間模様をぜひ楽しんでいただけたら」と口にしている。

中尾が務めるのは、鑑識係がいない水上警察署では貴重な戦力である元鑑識の刑事・藤沢充役。チーム唯一の既婚者で、何かと妻子の様子を気にかけている。性格は穏やかでチーム内のフォロー役を担うが、どっちつかずの言動も多いため、碇からは「波風を立てない事なかれ主義」と言われてしまう人物。
「水上×警察という、これまでにない世界観に胸が高鳴りました」という中尾は「一つ一つの事件が、現代社会に投げかけるメッセージも明確で、そこはブレずに真っすぐに届けたいと思っています」と気合十分だ。また、中尾は「そして今回、これまでの作品でもご一緒させていただいた先輩方と、再び共演できることが本当にうれしいです。37歳にもなって…と思いつつ、現場では思いっきり後輩感を出して、甘えさせていただこうと思いました」と旧知の仲間たちとの再会に歓喜。
そして、「(自身が演じる)藤沢充は優しくて、チームの中でもバランスを見ながら、ちゃんと空気が読める人間です。家族も大切にしていて、なんか…とにかくいいやつなんです。元鑑識という経歴で、凶悪犯と直接向き合ったことはないけれど、その分、違った視点から一生懸命にチームを支えようとする存在。そんな藤沢が、僕は好きです」と演じるキャラクターへの愛着も打ち明けている。

今後の活躍が期待される注目の俳優・齋藤は、水上警察署の刑事・遠藤康孝に扮(ふん)する。直近の異動で交番勤務から刑事になったチーム最年少で、同じ大学の出身の碇に対して憧れを抱き、一人前の刑事を目指して日々奮闘中。何ごとにも一生懸命な愛されキャラクターだが、時折素直すぎる感想で場の空気を凍らせてしまう。
個性豊かなチームに変化を与えることが期待される齋藤は、「オファーを受けた時、初めはドッキリか何かだと疑い、マネジャーに何十回も確認しました」と今回の抜てきに驚いたようだ。「僕の役者人生で、初めてオーディションなしでオファーをいただいたドラマが、フジテレビ火曜9時、それもレギュラーキャストだなんてまさに夢のような話です」という喜びに加え、「そしてなんと、この作品に入る直前まで約1年半警察官の役を演じていたので、この番組を合わせると約2年間も警察官を演じ続けていることになります。“自称”若手俳優一警察官が似合う男としてこんなに光栄なことはありません」と誇らしさを語る齋藤。「僕が演じる遠藤康孝は、何ごとにも一生懸命ですが、どこか抜けていて、チームのみんなから突っ込まれるような愛すべき一面もあります。僕自身、役者としてまだまだ未熟で足りない点も多々ありますが、そんなところも遠藤との共通点かな? と思っております。駆け出しだからこそ出せるフレッシュさをぜひ見ていただけたらうれしいです」と役柄を自身に重ねて表現している。

皆川は、碇たちの上司であり、署長である玉虫の部下にあたる水上警察署の課長・高橋宗司役を担当。普段から中間管理職として、署長の意向と自由奔放な碇たちとの間に挟まれ、制御の効かない碇や日下部にたびたび手を焼いている。その一方で、世渡り上手な一面を見せ、署長をうまく操縦する場面も見られる。
ユーモラスを交えながら中間管理職の悲哀を表現し、一度見たら癖になる“皆川劇場”が期待される皆川は「出演が決まって、小躍りしながら原作を読みました。“面白い!”けど、“おいおい! こりゃ大変な撮影になるぞ〜! 船酔い怖〜い!”と軽く震えました。ところがどっこい、私が演じる高橋課長は、署内でお留守番が主な仕事。超ラッキー! いやいや、うそです(笑)。涼しいスタジオで、ザ・中間管理職を熱演しております。ぐちょぐちょです。よろしくお願いします」とコメントでも“皆川劇場”を発揮している。

そして、新設された東京水上警察署の署長・玉虫肇を椎名が演じる。元々は有馬と同じ海技職員だったが、“海を知るプロフェッショナル”として警察官にシフトチェンジ。そこから水上署の署長にまで上り詰めた異色の経歴の持ち主だ。近隣の湾岸署や警視庁本部ともめないように碇たちの捜査を制御することもあり、たまに“たぬきおやじ”と揶揄(やゆ)されることもあるが、その本心には熱い思いを秘めている。
椎名は「警察関連の作品を数多く経験してきましたが、東京湾に特化した水上警察署があったということを今回初めて知りました」と打ち明け、「その水上署の復活に身を捧げ、何よりも海を愛する署長の玉虫肇という役をやらせていただいています。責任感と優柔不断さを織り交ぜながら、ユニークな人物を演じていこうと思っています」と意欲を見せている。
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