塩﨑太智×加藤大悟が「タクミくんシリーズ －Drama－」メインカップル役に決定＆キャスト解禁2025/08/19 08:00
塩﨑太智（M!LK）と加藤大悟が、BSフジで9月21日よりスタートする「タクミくんシリーズ －Drama－」（日曜深夜0：00）のメインカップル役に決定した。
1992年の刊行開始以来、累計500万部を超える小説「タクミくんシリーズ」（KADOKAWA刊）は、全寮制男子校を舞台に、少年たちの繊細で切ない恋模様を描いた学園ラブストーリー。全28巻にわたる原作小説の完結後も、時系列順に再編集した「タクミくんシリーズ完全版」や、大人になった登場人物たちのその後を描いたスピンオフ「崎義一の優雅なる生活」などが刊行され、今なお根強い支持を集めている。
名門の全寮制男子校・祠堂学院に通う男子2人が、さまざまな事件を経て、ついに恋人同士になるストーリーは、コミカライズ、ドラマCD、舞台など多彩なメディア展開を経て、2007年には実写映画化され話題を呼び、以降、11年までに旧シリーズ全5作が劇場公開。さらに、23年には、待望の新シリーズ映画「長い長い物語の始まりの朝。」が公開されて、ますます世代を超えて愛され続けている。映画全6作に続く映像展開で、学園BL小説の“金字塔”が新たなフェーズに突入。
この度、試練を乗り越えながら深い愛情を育んでいくメインカップルのキャストに加え、同じ祠堂学院高等学校に通い、それぞれに複雑な恋を抱える登場人物たちを演じる注目の若手キャスト陣が解禁された。
塩﨑が、主人公・葉山託生（通称：タクミ）を、加藤がタクミの恋人・崎義一（通称：ギイ）を演じるほか、2人を取り巻く祠堂学院の仲間たちとして、山下永玖（EIKU/ONE N’ ONLY）、相原一心、世古口凌、祐楽、柊太朗、宮本龍之介など、個性豊かな若手俳優たちが集結しドラマならではの深みと広がりを加える。美しい男子校の寮という閉ざされた空間で、擦れ違い、ぶつかり合いながらも、互いの心に触れる。静かな熱を宿したラブストーリーでさまざまな恋模様を紡ぐ。
本作で初主演を務める塩﨑は、「この作品に出合えて、タクミを演じられることができて、本当にうれしかったです。繊細に揺れ動く心情、そして登場人物たちの関係性など、皆さんに楽しんでいただける作品となっています。この作品がたくさんの方に届きますように。ぜひご期待ください！」と、笑顔でコメントした。
前作映画に引き続き、クールで内に熱を秘めたギイ役を再び演じる加藤は「前回の映画に引き続き、ギイを演じることができとてもうれしく思います。ギイは自分とは全く正反対の役ですが、さまざまな想像をめぐらせながら、自分に落とし込み頑張りました。そして、同い年であるタクミ役の太智くんと共に撮影前も台本をたくさん読み合わせしたり、いろいろなパターンを試しながら撮影させていただきました。前回の映画版とも比べて、ギイを楽しんでいただけたらうれしいです」と呼びかけた。
三洲新役で出演する山下は「三洲役として出演することが決まり本当にうれしかったです。三洲は、自分のパーソナルスペースを大事にする性格で、（相原が演じる）真行寺が三洲に対して熱烈な思いを伝え続けますが、うまく交わすというか少し冷めているクールなキャラクターなので、演じていてその掛け合いが面白かったです。劇中は2人のシーンが多く、一心くんとは同じ事務所で面識はありましたが、作品での共演はなくほぼ初めましてでしたが、とても話しやすくて身長の高いイケメンな青年でした。いろいろなお話もしたので仲良くなれたかなと思います。クールでそっけないキャラクターは初めて演じましたが、少しでも三洲新の良さが届いてくれたらうれしいです！」と熱く語った。
真行寺兼満役に扮（ふん）する相原は、「撮影では、演技や役作りにとても苦戦しましたが、永玖くんや太智くんが声を掛けてくれたり、現場にいる皆さんがいろいろなことを教えてくれたりしたので、やっと真行寺のキャラクターを作ることができたと思います。監督も何も分からない僕に1から全部教えてくださり、撮影もできるまで皆さんが付き合ってくれて本当に感謝しかありません。撮影を通してすごく勉強させてもらいました！ この作品に関われて本当に良かったです。いろいろなペアが出てくるので、皆さんのお気に入りのペアを見つけちゃってください！」とアピールしている。
高林泉役に決定した世古口は「長く愛され続けている『タクミくんシリーズ』に出演させていただけたこと、光栄に思います。ギイとタクミはもちろん、他にも魅力的かつアグレッシブなキャラクターがたくさん登場します。ちょっと不器用な高林と（祐楽が演じる）吉沢（道雄）の恋模様も楽しんでいただけたら幸いです！」とあいさつした。
世古口が演じる高林とペアになる吉沢道雄を演じる祐楽は、「この作品に出演させていただけることを、とてもうれしく思っています。正義感が強く、真っすぐなところが吉沢の魅力だと感じています。一方で、吉沢とはまったく性格の異なる高林との2人の物語の展開、関係にもぜひご注目ください。登場人物それぞれに魅力がありますが、吉沢には自分自身と重なるような、譲れない思いの強さを感じました。多くの方に、吉沢と高林という2人を愛していただけたらうれしいです」とコメント。
赤池章三役に抜擢された柊太朗は「たくさんの同年代の皆さんと共演できて、スタッフの皆さんも優しくて、とても有意義な時間を過ごすことができました。特に主演のお二人とは年齢も同じで、現場も泊まり込みの撮影だったのでとても濃い時間でした。原作を読ませていただいて、とても思いの強さが際立つ作品だなと感じましたし、学校生活というのもすごく新鮮でしたので、楽しんでお芝居に取り組みました。そして、ロケーションが毎日きれいだったのでどんな映像になって、どういう風に皆さまに届くのかとても楽しみです」と撮影を振り返った。
そして、柴田俊役を務める宮本は「柴田俊は落ち着いた雰囲気で、『立っているだけで務まる』と言われているような頼れる風紀委員長の3年生です。僕も原作を何度も読み返し、柴田俊というキャラクターを丁寧に演じさせていただきました。柴田俊は柊太朗さんが演じる赤池章三とのシーンが多く、2人の作る空間はまるで時間がゆっくり進むような空気感が流れていると思います。そこもぜひ楽しんで見てください」と述べている。
あらすじ
人里離れた山の中腹に建つ全寮制男子校・祠堂学院高等学校。2年生になったタクミこと葉山託生（塩﨑）は、ギイこと崎義一（加藤）とルームメートになり、他の生徒たちから嫉妬と敵意が入り混じった視線を向けられていた。実は人知れず恋人関係にあるタクミとギイ。しかしタクミは幸せを感じる反面、心の奥底では“自分のすべてをさらけ出せば嫌われてしまうのではないか”という不安を拭いきれずにいた。ギイは、近くにいながらも触れ合えない関係に苦悩し、タクミの本当の気持ちが見えなくなっていく。そんななか、タクミに執拗（しつよう）に迫る3年生の野崎大介（松原康太郎）が現れたことで、ギイは嫉妬と不満を募らせるのだった。
祠堂学院内では、さまざまな思いが静かに交差していた。校内一のマドンナ的存在・高林（世古口）と同室の吉沢道雄（祐楽）はお互いにひそかな恋心を抱きながらも言い出せずにいた。1年生の真行寺兼満（相原）は、入学試験で出会った先輩・三洲新（山下）に強くひかれているが常に塩対応されてばかり。そして、タクミとギイの友人・赤池章三（柊太朗）には、上級生・柴田俊（宮本）からの思いが静かに向けられていて…。
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