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「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材2025/08/12 05:00

「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材

 日本テレビがNNN(日本ニュースネットワーク)30局とともに立ち上げた戦後80年プロジェクト「いまを、戦前にさせない」。本プロジェクトは、世界情勢が不安定さを増す今、戦争は過去の出来事ではなく、私たちの暮らしと隣り合わせにあるという考えに基づいて展開し、終戦から80年となるこの節目に、過去を振り返るだけでなく、「いま」を見つめ直し、同じ過ちを繰り返さないための警鐘とするもの。

 終戦記念日を迎える今週は、8月15日放送の「真相報道 バンキシャ!特別編“終末時計”を早める世界のトップたち」(日曜午後7:00、レギュラー放送は日曜午後6:00)をはじめとした特別企画を届ける。

 「真相報道バンキシャ!特別編“終末時計”を早める世界のトップたち」では、科学者たちが「人類最後の日」を象徴的に示す“終末時計”を軸に、2025年現在、これまでで最も終末に近い89秒という時間の針を進めようとしているのは誰なのか、プロジェクトメッセンジャーを務める櫻井翔(嵐)と、「真相報道バンキシャ!」メーンキャスターの桝太一が“戦争の予兆”とも見てとれる現場を徹底取材する。

「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材

 櫻井は北方警備の最前線に密着し、日本の近海で何が起きているのかを探る。ウクライナ侵攻や核兵器の開発などで終末時計を7分以上進めることに関係してきたプーチン政権。近年急増中の日本近海を通るロシア艦艇を監視する、海上自衛隊のミサイル艇に乗艦した櫻井は国防の最前線を目の当たりにする。

「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材

 一方、桝はこれまで“終末時計”を1分20秒進めたことに関わったトランプ政権下のアメリカへ。トランプ支持者が集まるバーや、「王はいらない」と訴える巨大デモ行進、トランプ政権を恐れアメリカ国外への移住を選んだ家族などを取材。その中で、トランプ政権と「過去の独裁者」との共通点が明らかになっていく。

「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材

 そのほか、バンキシャ!記者も、弾道ミサイルの発射実験を繰り返し“終末時計”を早める北朝鮮など、各地を徹底取材。また、日本政府が1兆円を超える予算を投入し鹿児島県に建設中の“自衛隊の巨大施設”の全貌も探っていく。

 スタジオMCも務める櫻井は「私と桝さんは同学年で40代半ば。戦争が終わって約40年たった頃に生まれて、そこから約40年がたって今を迎えているという時間軸の中にいます。こうして桝さんと2人で戦後80年の番組を担当できたことは自分たちの中で大きなメッセージを持っていますし、皆さんに響くメッセージになったらいいなと思います」とコメント。

 扱うテーマについては「番組を通して何か答えを出せるものでもないと思いますし、正解を届けられる番組でもないのかもしれません。番組に対して『そうじゃない』と思う意見も受け入れながら、この放送を通して『ああだよね、こうだよね』と、皆さんの中で幅広い議論が生まれるきっかけになったらと願っています」と視聴者に呼びかけた。

 桝も「戦後80年の間で40代半ばの私たち2人というのは、ちょうどバトンをつなぐ中間走者みたいな立ち位置だと思っています」と櫻井に共感。「私たちがバトンを落としてしまうと、次の世代にバトンがつながらない。でもどんな形でバトンをつなげば良いのかと問われると、それはすごく難しいことだとも感じています」と胸中を語った。

 また、「今回の番組では、これまでにないくらいに、『今、目の前にある現実に向き合った』と思います。答えのないところにもかなり踏み込んでいったという印象もあって、私たちも『この話のゴールはどこにあるんだろう?』と分からなくなることもありました。でも、そう感じることこそが、安易に正解を決めずに『みんなで議論すること』であり、きっと今の時代に本当に求められている“正解”なんだろうと思います」と訴えた。

「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材

 「news every.」(月~金曜午後3:50)では、プロジェクトに寄せられた戦争の記録や証言を取材。8月12日には、太平洋戦争で亡くなった祖父からの手紙を大切に保管している家族が登場する。戦地から妻と1歳の子どもに送った手紙には、幼いわが子への思いが込められていた。祖父を乗せた船は米軍の攻撃を受け沈没し、遺骨として家族の元に送られてきたのは石ころだったという。家族は、80年たった今も癒えない心の痛みを語る。

 さらに、8月15日は、親戚の男性の写真を大切に保管する女性からの情報提供を元に取材した模様を。ハンサムで憧れの存在だったというその男性は、皇居を警護中に焼夷弾で顔に大けがを負い、戦後再会すると耳も鼻もない変わり果てた姿になっていたという。男性の子どもたちも取材し、家庭に眠っていた戦争記録を通して、戦争の悲しさを伝えていく。

 8月14日の「news zero」(月〜木曜午後11:00、金曜は午後11:30)は、「AI兵器が変える“戦争”」を考える。ウクライナのAI搭載ドローン、アメリカのAI搭載戦闘機、中国の大型無人水上艦など、ロシアのウクライナ侵攻を契機に最新技術を使った兵器が格段に進化中。藤井貴彦キャスターが、つい最近もアメリカを訪れ最新兵器の最前線を見た「笹川平和財団」の福田潤一主任研究員を取材し、戦後80年で迎えた“兵器革命”の危険性に迫る。

「いまを、戦前にさせない」櫻井翔と桝太一が“戦争の予兆”となる現場を取材

 8月15日オンエアの「Oha!4 NEWS LIVE」(午前4:30)では、直川貴博キャスターがオフィスビルや大学のキャンパスが多く立ち並ぶ東京・市ヶ谷にある防衛省へ。敷地内の地下にある「大本営地下壕」に潜入し、終戦後、長年人目に触れることのなかった地下壕をめぐっていく。



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