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綾小路翔が癒やしを求め地下空間を探訪「綾小路翔のアンダーぶらウンド」2025/08/08

綾小路翔が癒やしを求め地下空間を探訪「綾小路翔のアンダーぶらウンド」

 BS朝日では8月20日に、綾小路翔氣志團)による冠番組「綾小路翔のアンダーぶらウンド」(午後11:00)を放送する。

 ヤンキー文化とパンクロックを融合させた独自の音楽スタイル「ヤンクロックバンド」を提唱する氣志團は、2001年に「One Night Carnival」でメジャーデビューして以来、数々のナンバーをヒットさせ、ミュージックシーンで確固たるポジションを築いてきた。

 氣志團の団長で、“翔やん”でおなじみの綾小路のBS放送初冠番組となる本番組は、綾小路が癒やしを求めて、さまざまな地下空間を訪れる、一風変わった“地下限定”散歩番組。地上の喧騒(けんそう)や暑さを忘れ、綾小路が地下を探訪し、そこで生きる人々と一期一会の出会いを繰り広げる。

 最初に訪れるのは、東京・港区虎ノ門にある「虎ノ門実業会館」。東京メトロ銀座線の虎ノ門駅の10番出口と直結している「虎ノ門実業会館」は、本館と新館があり、本館の竣工は1955年(昭和30年)。そんな、味わい深いビルの地下には何があるのか? 綾小路が好奇心いっぱいに巡る。

 収録冒頭、「生粋の“地下ヤロウ”綾小路翔です!」と笑顔で自己紹介する綾小路。自身も10代の頃、出身地・千葉・木更津を飛び出して始めた“東京ライフ”の原点が、地下にあったライブスタジオだったこともあり、「いまも地下は落ち着く場所です」と語った。

 さっそく訪れたのは、65年(昭和40年)に竣工された新館。駅から数秒で到着する新館の中でも、地下商店街で最も古いという二木歯科医院は、元々本館にあり、ビルの変遷を知ることができる、まさに“生き字引”のような存在だ。院長の二木昇瑞氏は二代目で、開業したのは父親だという。親子二代で、ビル内部だけでなく、虎ノ門周辺の移り変わりを知る二木氏に館内を案内してもらいながら、時代ごとの思い出を聞く。

 レトロならせん階段は歴史ある建物ならではで、綾小路は「ここでアー写(宣材写真)を撮りたい!」と話すなど、一目で気に入った様子。さらに、本館と新館が複雑な構造でつながっているのを見て、「リアル“ダンジョン(地下牢)”だ!」と大盛り上がり。特別に、普段は立ち入り禁止の地下3階も案内してもらい、ディープな地下世界を堪能した。

綾小路翔が癒やしを求め地下空間を探訪「綾小路翔のアンダーぶらウンド」

 「虎ノ門実業会館」探訪の締めくくりに訪れたのは、地下通路の出口にある喫煙可能なショットバー「赤バス」。店内はどこでも喫煙可能と聞き、綾小路は「こんな場所がまだあるんだ」とびっくり。そんな綾小路を、店のスタッフや常連客が熱烈歓迎。

 中でも、“マダム”という言葉がぴったりの従業員の女性は、綾小路の優しい人柄に「ずっとお話ししていたい!」とベタぼれ。「赤バス」の前身が、虎ノ門の地上で営業していた、赤い二階建てバスを改造した店だと教えてもらうと、綾小路は「知っています!」と打ち明けた。気になっていたものの、行かずじまいだったそうで、「あの時、店に入っていたらすてきな皆さんと知り合えて、人生が変わっていたかも!?」と、当時行動に移さなかったことを悔やんだ。

 日が暮れた頃、綾小路が向かったのは、61年(昭和36年)竣工の「第四山田ビル」。新橋駅から徒歩数分で到着する、茶色いレンガ造りの外観は、“レトロ”という言葉がピッタリで、綾小路も「ここ!? 雰囲気あるな~」と思わず声を上げたほど。いざ、薄暗い階段を下りて地下2階へ。まず訪れたのは、こじんまりとした雰囲気が居心地の良いビアホール「ビア樽ポルカ」。マスターが60歳の時に開店し、今年で28年目を迎える「ビア樽ポルカ」。店の運営だけでなく、毎年シャンソンのコンサートを開いているというマスターのエネルギッシュな生きざまに、翔やんは大きな刺激を受ける。

 店を出た翔やんは、「この地下はまるで異次元への扉のようだけれど(笑)、知らずにいたら本当にもったいない。今まですてきな出会いのチャンスを逃していました。今日から僕の人生が変わると思います」と、充実した表情を見せた。

綾小路翔が癒やしを求め地下空間を探訪「綾小路翔のアンダーぶらウンド」

 続いて、同じフロアのスナック「喜歌 Kikka」へ。扉を開けると、名物ママの「アハハハハッ!」という陽気な笑い声が響き渡り、店内はすでに大盛り上がり。「昭和チックというか…。いや、昭和だ!(笑)」と、その雰囲気を一目で気に入った綾小路は、ママや常連客の輪にすぐさま溶け込んだ。矢継ぎ早の質問にも楽しそうに返し、まるでプライベートで飲みに来たかのようにリラックス。バラエティー番組の収録であることも忘れるほど、翔やんの素顔が全開の“ぶっちゃけトーク”は必見だ。

 収録を終えた綾小路は、「地下では、地上で身にまとっている鎧(よろい)を脱ぐことが大切だと思っていました。それが地下に行くための“パスポート”のような気がして。皆さん、何でも聞いてきますね。『地下の奴らめ!』と思いましたけど(笑)。いや~楽しかった! 地下は怖いイメージがあるかもしれませんが、僕が先頭を行くので、ついてくる感覚でぜひ放送をご覧ください」と笑顔で答える。

 番組では、汐留にある、中華料理店が併設された珍しい地下駐車場も訪問。異なるタイプの地下3か所をめぐり、綾小路が地下の魅力を満喫。「地下って怖いかも…」と感じている人も、イメージが180度変わりそうな、ワクワクと発見に満ちた“地下ぶら”は注目だ。

 オファーを受けた時のことを、「今回の番組のテーマが“地下”だと伺い、『翔さんは地下に興味がありますか?』と聞かれたので、『めっちゃ好きです! 何でもやります。どこへでも潜りますので、連れて行ってください!』とお願いしました」と振り返った綾小路は、「収録中は、『こんな場所があるのか!』『地下にはこんなに楽しい人たちがいるのか!』と、驚きと感動の連続でした」と振り返る。

 さらに「世の中には、おかしみや楽しみにあふれた未知の場所が至るところにあり、地下はまさにそういう場所。スマートフォンを頼って歩いていては駄目ですね。これまで大切なものを見逃してきたと思うので、猛烈に自分の生活を反省しています」と思いを語った。

 続けて、「今回お邪魔したお店の方や常連客の皆さん、本当にざっくばらんでした。初対面の僕にも、まあ~、何でも聞いてくる(笑)。でも、それが心地良かったです。お互いの職業もほとんど知らないそうで、肩書きにとらわれず、人と人として付き合っている感じがしました。僕はBS放送が大好きです。『よくぞ、こんなマニアックなことを取り上げてくれました!』と思う番組が多くて、面白いんですよ。僕には“BS仲間”がいて、彼らとBS番組の素晴らしさを分かち合ってきましたが、“BS初冠番組”が実現して、その魅力を届ける側に加えていただけたことに感動と感謝しかありません。大好きな地下を取り上げたこの番組で、第2弾、第3弾と続いてくれたらと願っています」と喜びを表し、願望も明かした。



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