News ニュース

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱2025/08/07 07:00

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 MBSほかで8月7日スタートのドラマフィル「私の彼が姉の夫になった理由」(木曜深夜1:29)の第1話の先行上映会&キャストによるトークイベントが行われ、トリプル主演を務める秋田汐梨影山拓也IMP.)、高田里穂の3人が登壇。スリリングな本編とは裏腹に、笑顔あふれる和やかな時間となった。

 ドラマの原作は、美桜せりな氏による同名コミック。恋も仕事も順風満帆だった妹・宮田愛子(秋田)は、ある日突然階段から転落し意識不明に。そして目を覚ますと、なんと恋人だった吉村優馬(影山)が姉の紗栄子(高田)と結婚していた。混乱する愛子は、仕事のチャンスも奪われ、やがて想像を絶する悲劇に巻き込まれていく。3人の男女が織り成す、愛と復讐が交錯するサスペンスドラマだ。

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 イベントの冒頭では、キャスト陣が順にあいさつ。秋田は「1話どうでしたか? サスペンスな内容ですが、撮影現場はとても穏やかで、今日はその雰囲気も感じていただけたらうれしいです」と笑顔で語りかける。影山は「短い時間ですが、皆さんに楽しんでいただけるよう、いろいろお話しできたらと思っています。ぜひ最後まで楽しんでいってください!」とIMP.のリーダーらしい爽やかな一言で会場を明るく包み、高田は、「私の役はかなりインパクトが強いかと思いますが、普段の私はまったく違う人間ですので(笑)、その点だけは覚えて帰っていただけたらと思います」とユーモアを交えて伝えた。

 これまで「物語をかき乱す側」の役どころが多かった秋田にとって、今回の愛子役はこれまでにない挑戦だったという。「今回は逆に“振り回される側”で。ここまで一方的に翻弄される役は初めてだったので、ちゃんとできるかなって不安もありました」と振り返る。撮影中も共演者やスタッフから「かわいそうだね」と声を掛けられることが多く、「あ、やっぱりそう見えるんだな」と手応えとともに役に入り込んでいた。

 そんな愛子というキャラクターについて、「どうやって今まで生きてきたんだろう? って思うくらい、すごくピュアというか…」と率直な印象を語る。中でも印象に残っているのが、“姉と彼氏が結婚した”と知らされた後の反応。「それをそのまま受け入れちゃうんですよ?」と驚きをにじませ、「“そこは引き止めて事情を聞くでしょ!”とか、“今それで納得しちゃうの?”って思う場面が多くて」と、演じながら何度も戸惑いを覚えたことを明かした。

「“優しさと冷酷さ”を併せ持つ難役に挑戦」(影山)

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 影山は「出演が決まった瞬間、すぐにIMP.のメンバーに報告しました。そしたら“優馬ってどんな役なの?”って原作もすぐに読んでくれて。本当にうれしかったですね」と、グループ愛をにじませる。「優馬は父親の跡を継いで医者になり、恋人もいて、見た目もかっこよくて優しくて…“もう全部そろってるじゃん!”って思いました(笑)」と、演じる役への率直な印象を語り、「正直、台本を読んで“うらやましいな”って思ったし、“こんな完璧な人、現実にいる?”って思いました」と本音をこぼす。一方で、「冷静に考えると、自分とはまったくタイプが違う」と自己分析も加え、「だからこそ、原作ファンの皆さんがこのキャラクターを受け入れてくださるように、映像の中で“優馬”としてちゃんと成立するようにと、常に意識していました」と役への向き合い方に触れる。

 演技において特に苦労したのは、セリフよりも“受ける”芝居が多かったこと。「優馬は、自分から多くを語るというより、相手の言葉を聞いて反応する場面が多いので、感情を表情で表すことが求められるんです」といい、「難しさはありましたが、それ以上に楽しかった。“表情で伝える”という部分は、今回改めて自分にとって大きな経験になりました」と手応えを感じさせた。

 また、自身と優馬との共通点については、「人との“縁を大事にする”という姿勢は、共通している部分だと思います。優馬も、出会った人をすごく大切にする人。そこはすごく共感できました」と話し、完璧すぎるように見える役にも親しみを感じている様子だった。

 さらに、「今回の優馬のようなキャラクターを演じるのは初めてだったので、正直、全部が難しかったですね」とも吐露。「愛子の前で見せる明るさと、紗栄子と結婚してからの冷酷さとのギャップを出すのが、一番難しかった」と振り返る。複雑な人間関係の中で変化していく優馬の内面をどう演じるかは、最後まで大きな課題だったようで、「これ以上しゃべるとネタバレになりそうで怖いです…」と苦笑まじりに話す場面もあった。

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 紗栄子役の高田は、1話からの強烈なインパクトについて「さく裂していますよね(笑)」とちゃめっ気たっぷりにコメント。「ここまで“悪”が凝縮されたような役はなかなか経験がなかったので、『ついに来たか!』って思いました」と振り返る。これまでも悪女役を演じたことはあったものの、「絵に描いたようなタイプは初めて」とのことで、演じる上での挑戦も多かったようだ。

 特に意識していたのは、“振り切った悪女”でありながらも、視聴者を飽きさせないようにする表現の緩急。「第1話からかなりぶっ飛んでいるというか…“このテンションのまま突っ走ったら、たぶん途中で飽きられちゃうぞ”と思ったので、1シーン1シーンのトーンに変化をつけることは意識していました」と語る。

 また、セリフ面でも「“○○だわ”とか“○○よね~”みたいな、普段あまり使わないような言い回しが多かったので、どうやってそれを役として自然に成立させるか、というのは考えました」と明かし、「きちんと“生身の人間が発するセリフ”として届けられるように工夫しました」と役への真摯(しんし)な姿勢をのぞかせていた。

現場の空気は最高! 3人が語る爆笑エピソード

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 サスペンス作品の撮影現場とは思えないほど、明るく楽しい雰囲気だったという現場。影山は「クランクインした日から、現場が本当に明るくて楽しいなって感じてました。みんな仲が良くて、毎日現場に行くのが楽しみだったんです」と笑顔で回想する。その言葉に高田も大きくうなずき、「影山さんが朝からすごく元気なんですよ。『おはようございます!』って大きな声で入ってきてくれて。自然とこっちまで明るくなるんです(笑)」と、現場のムードメーカーぶりを証言。

 影山は「ありがとうございます(笑)」と照れながらも、「現場では“明日のテーマカラーを決めよう”っていう遊びもしてました。たとえば“明日は赤!”って決めたら、キャストもスタッフもみんな赤いものを身に着けてくるんです」と楽しげに語る。そんな中、高田は「今日、デニムがテーマだったんですけど、私だけその情報を聞いてなくて、普通の服で来ちゃったんですよ」とコメント。すると影山も「実は僕も、今日に限って提案した本人なのに、デニムを着るのを忘れちゃって(笑)」と苦笑し、客席からは和やかな笑いが起こっていた。

 初日の撮影では「事故に遭って1週間後に目覚める」という静かな場面が続いたため、「最初はあまり共演者の皆さんとも話せなくて…」と語る秋田は、こんな思い出を振り返る。「私はもともと人見知りで、話しかけてもらわないと打ち解けるのに時間がかかるんです。そんな中、オープニング映像の撮影で“楽しそうに笑ってください”って言われた時に、影山さんが『面白いエピソードがあるんです!』って話しかけてくれて、笑わせてくれたのが印象に残っています」。

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 ところが、影山は「いや、秋田さん全然笑ってなかったですよね?」とツッコミ。続けて、「メンバーにはウケた話だったんですよ!『これは現場でも絶対ウケる』って自信満々で話したら、見事にスベりまして」と弁明。秋田も思い出し笑いを交えながら、「クランクインコメントで『今日の感想を一言で』って聞かれて、私は『暑かったです』って答えたんですけど、その後に影山さんが『スベった!』って言っていた理由がそれです(笑)」と補足。高田も「すごく長い話だったんですけど、私と秋田さんは“きっと面白い話なんだろうな”って思って、ニコニコしながら聞いていたよね(笑)」と笑い合った。

 そんな高田は、「私は役柄的にけっこう“怖い女”だったので、スタッフさんも少し気を遣ってくださってるなって感じることもあったんですけど…」と回顧。「そんななかで、秋田さんと影山さんが私の分まで現場を盛り上げてくれて。“現場を明るくしよう”っていう気持ちがすごく伝わってきて、本当にありがたかったです」と感謝を口にしていた。

嘘をついているのは誰⁉ トークバトル開幕

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 会場の雰囲気がさらに盛り上がったのは、企画コーナー「私の○○が○○になった理由。その話、うそ? ホント? 見抜けるか対決!」。ドラマタイトル「私の彼が姉の夫になった理由」にちなんで、「私のテンションがMAXになった理由」など、それぞれの「○○が○○になった理由」を披露。3人のうち1人だけが「うそ」のエピソードを話し、誰がうそをついているのかを観客が当てるという推理ゲームが行われた。

 トップバッターの秋田が語ったのは、「私の趣味がピアノになった理由」。ドラム志望だったが、あるオーディションでの“ドラム審査”で自分に向いていないと感じ、そこから王道のピアノに切り替えて練習を始めたというエピソードを披露。「Merry Christmas Mr. Lawrence」を1曲だけ弾けるようになったと語るも、「最近“趣味はない”って言っていた」と高田がツッコむ場面もあり、真偽を巡って疑いの声が上がっていた。

 続く影山は、「私の英語力を上げなきゃいけないと思った理由」として、IMP.の松井奏と訪れた韓国旅行中の“英語での靴のサイズ注文”エピソードを披露。「店員さんに『靴が欲しい』って言ったら、『サイズは?』って英語で聞かれて。焦って『トゥエンティーセブンテン5・プリーズ!』って答えたら、松井に『それはヤバい』ってマジで怒られて(笑)。『このままじゃまずいよ、リーダーとして!』って言われたんです」と解説。

 秋田と高田から「韓国なら韓国語じゃないの?」、「サイズってインチじゃないの?」と鋭いツッコミが飛び、影山は「とにかく勉強しています!」とやや強引に釈明。「教科書とかアプリも使って、ちょこちょこ勉強してます」と語りつつ、「これは本当の話ですから!」と懸命にアピールしていた。

 最後は高田。「私のテンションがダウンした理由」として、小学6年生の時に控室でバッグごと盗難に遭ったというショッキングな体験を語った。「財布、スマートフォン、(ニンテンドー)DS、プリクラ帳…大切な思い出が詰まったもの全部が一瞬でなくなって。1か月くらい落ち込んでました」と告白。「DSの色は?」「盗られた場所は?」といった2人の鋭い質問にも的確に答え、信ぴょう性を高めていた。

 3人のトークが出そろったところで、観客による“誰がうそをついていたか”の投票が実施されると、なんと6割以上が「影山がうそ」と予想。しかし結果は見事に裏切られ、うそをついていたのは秋田。実は「うそでした~! 小1から小6までピアノを習っていたけれど、その後まったく弾いていない」と白状し、観客を驚かせた。

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 一方、終始「これは本当です!」と訴えていた影山は、信じてもらえなかったことにショックを隠しきれない様子。「本当でもうそでも、顔に出ちゃうんですよ…」と苦笑いを浮かべていた。罰ゲームは“最もうそだと思われた”影山に決定。ゲームの様子は後日、ドラマ公式SNSで公開される予定だ。

 イベントの締めくくりには、視聴者へメッセージを寄せた3人。秋田は、「全8話で構成された作品なんですが、“最後の最後の最後の最後の5分、1分”まで予測がつかないのが、このドラマの最大の魅力だと思っています」と力を込める。さらに「ぜひ『#カレアネ』で感想をシェアしていただけたらうれしいです」とSNSでの拡散も呼びかけ、リアルタイムで視聴者の声が広がることを期待。

 影山は、「僕自身、原作を2周するくらい夢中になって読んだ作品です。先が気になって仕方ない展開で、ドラマ版も本当に楽しみにしていました」と原作への愛をにじませつつ、「それぞれのキャラクターの視点で物語を追うと、見える景色がまったく変わってくるんです。何度も見返すことで新しい発見があると思うので、ぜひ繰り返し楽しんでもらえたら」とドラマの奥行きにも言及。また、IMP.が歌うエンディングテーマ「Reckless Love」についても触れ、「音楽と一緒に作品全体を楽しんでもらえたらうれしいです」と締めくくった。

秋田汐梨&影山拓也&高田里穂「私の彼が姉の夫になった理由」イベントで“うそつきトーク”白熱

 高田は、「私たち3人が主演という形ではありますが、物語は決して3人だけで完結するわけではありません」と語り始め、「登場人物それぞれに複雑な背景や想いがあって、“え、ここでつながっていたの!?”と驚かされるような人間ドラマが、随所に詰まっています」と作品の見どころを力強くアピール。最後に「ご家族やお友達など、身近な方にもおすすめしてもらえたらうれしいです」と作品の輪が広がることを願っていた。



この記事をシェアする


ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season

【2025年秋】TVドラマガイド

2025年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!<br />
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、大東駿介&飯豊まりえ共演「シバのおきて」、山崎紘菜が再び不倫成敗する人気作「御社の乱れ正します!2」、駒木根葵汰&新原泰佑W主演でおくる深夜ドラマの続編「25時、赤坂で Season2」やBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加&更新します☆

2025年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、大東駿介&飯豊まりえ共演「シバのおきて」、山崎紘菜が再び不倫成敗する人気作「御社の乱れ正します!2」、駒木根葵汰&新原泰佑W主演でおくる深夜ドラマの続編「25時、赤坂で Season2」やBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加&更新します☆

【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月スタートの夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!<br />
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、風間俊介主演「40までにしたい10のこと」などの話題の深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆

2025年7月・8月・9月スタートの夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、風間俊介主演「40までにしたい10のこと」などの話題の深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆

Copyright © TV Guide. All rights reserved.