上沼恵美子が浅丘ルリ子に「ずっと伝えたかった」思いとは。香取慎吾「すてきな時間でした」2025/08/04 07:00

フジテレビ系で8月5日に放送する、バラエティー特番「上沼&香取のずっと伝えたかった」(午後7:00)の番組後半で、上沼恵美子が小さい頃から憧れていた往年の大女優・浅丘ルリ子が登場することが発表された。
MCを務める上沼と香取慎吾が、ゲスト芸能人たちが「会って思いを伝えたい」恩人や初恋の人と対面する運命の瞬間を見届ける「上沼&香取のずっと伝えたかった」は、「初恋」「憧れ」「感謝」など、番組ゲストの芸能人たちが心に秘めた積年の思いを“ずっと伝えたかった”相手に届ける、ヒューマン・ドキュメント・バラエティー。
今回のゲスト芸能人はすでに発表されている、浅野ゆう子、井上芳雄、天童よしみ、という超豪華な顔ぶれ。さらに、上沼自身が「会って思いを伝えたい」相手である浅丘が出演する。1955年、14歳で銀幕デビューを果たした浅丘。大人びたその美貌で瞬く間に人気を博し、映画「男はつらいよ」シリーズ(69年~)の第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」(73年)でマドンナ・松岡リリーを演じ、準レギュラーとなるなど、これまで出演した映画はなんと150本以上。また、石原裕次郎とのデュエット曲「夕陽の丘」も大ヒットを記録するなど、まさに昭和を代表する大スターだ。

少女時代の上沼にとって、憧れの人だった浅丘。上沼は、特別な思いを抱き続けている浅丘に、今なお憧れの気持ちは高まり続けているという。収録スタジオに浅丘が現れた瞬間、こみ上げる思いを抑えきれず感激しきりの上沼に、浅丘は柔和な表情を浮かべて優しく寄り添う。上沼は「今まで出会った中で、一番大好きで、一番尊敬していて、一番の人格者」と声を震わせながら敬意を表し、2人は熱い抱擁を交わす。
そして、上沼はずっと伝えたかった思いを浅丘に伝え始める。それは2001年、上沼が司会を務めていた大阪での生放送のトーク番組でのこと。浅丘がゲスト出演することになり、憧れの人を迎え入れるということで上沼は緊張していたが、突如、放送内容が大幅に変更されることになってしまったのだ。「浅丘さんに迷惑をかけてしまう」と自責の念にかられる上沼だったが、いざ生放送が始まると、浅丘のとある行動と深い人間性に、上沼は救われることになる…。24年越しに伝えたい感謝の思いとは?
収録を終えた上沼は、「疲れました(笑)。でも、幸せな疲れですね。若い時に海水浴して上がってきて、ぐで~っとして、スイカ食べたらめっちゃくちゃおいしくて…。という、あの時の感じ(笑)。泳いだ後の達成感のような、幸せな気分です。そして今日は、“何十年ぶりの再会”という方が多かったですよね。やっぱりあるんですよね、歳月の重みという感動が。ゲストの方がご対面する番組なのに、私も感動してしまいました。全然知らなかった話ばかりで、すごく身に染みましたね。なんでも“AI”の時代ですけど、『人間ってまだまだ捨てたもんじゃないな』と思いました。人への感謝の気持ちとか、人に何か良いことを施したとか、そういうことは、いつか必ずいい形で帰ってくる。本当に何度も言いますけど、フジテレビはいい番組をお作りになっていると思います!」と感想を述べた。

続けて、香取は「会いたい、伝えたい、という思いがかなった瞬間のパワーって、本当にすごいなと思いました。自分はそばで見ているだけでしたけど、一緒に体感できた気がします。ただ単に“久しぶりに会えた”というのではなく、人と人との思いが感じられて。僕自身も、会いたいけど会えていない人とか、伝えたかったけど伝えられていないことって、実はいっぱいあると思うんです。だから、普段からちゃんと伝えていかなきゃいけない、とも思ったし、会えていない人に会えそうなチャンスがあったらどんどん会うようにして、思いを伝えていきたいなと、そんなふうに思いました。今は、直接対面できなくても、テレビ電話で会うことができる。国境を越えてもつながれるわけで、それってすごいことだなと思います。そう考えると、みんなもっと、会おうと思えば簡単に会えるはずなのにね」と思いを吐露した。
同局で、24年12月に放送したバラエティー特番「星になったスターたち」で、初めてタッグを組んだ上沼と香取。当番組で再タッグを組み、お互いに印象が変わったところを聞かれると、「何も変わっていないですよ。前回も、ただただ光栄でしたから。本当にすてきな方で、私の周りの人たちはみんな、こう言ったら香取さんには申し訳ないですけど、私と香取さんの2ショットは最高だったって言ってくれました(笑)。香取さんは、どこから見ても良い人。これは間違いないですね。人間、そういうところが値打ちなんです!」(上沼)、「僕はまず、またこうやって上沼さんとご一緒できたことが本当にうれしくて。僕は案外、こういう特番をやっても、2回目、3回目が続かないことが多いんですよ。だから今回お声掛けいただいた時に、『おお、やったー!』って素直に喜んじゃいました。しかも、前回とは番組の内容が違うので、上沼さんと僕のおしゃべりの仕方も、また違った形で展開できたかなって。それもうれしかったです」(香取)と、それぞれ答えた。

浅丘と対面した上沼は「なんか偉そうな言い方で申し訳ないんですけど、まずは何よりも、相変わらずおきれいでいらしたことがうれしかったです。あのお年でも、きれいで、華があって、本当にオーラの塊のような。そして、人間性も温かくて。決して“おばあちゃん”にならない方ですよね。改めて、すごいなと思いました。お会いできて、震えましたね。こんなの久しぶりです」と興奮気味にコメントした。
そんな上沼を見守っていた香取は、「上沼さん、浅丘さんの目を見られないんですよ(笑)。お話しの仕方はいつもの上沼さんなのに、目を見て話せない。そのことがびっくりでした。本来は、話せば話すほど相手の目を見て話すのが上沼さんじゃないですか。浅丘さんも、『何でも言っちゃう上沼さんがすてきだ』とおっしゃっていましたし…。だから、そんな上沼さんの姿に、(浅丘さんへの)思いの強さを感じましたね。あれはなかなかテレビでは見せない姿なんじゃないかなと思います。視聴者の方も、そんな上沼さんが見られてうれしいんじゃないかな。すてきな時間でした」と打ち明けた。
香取が「会って思いを伝えたい」と思う人を問われると、「僕はつい最近まで、ライブツアーで全国を回っていまして。バンドやダンサーのみんなとずっと一緒にいたんですけど、20人ぐらいの大所帯なので、話したいことや伝えたいことがあっても、なかなか言えていなかったなと。ツアーが終わった今、『あの時、あの人と、あんなことを話したかったな』と思うことが結構あるんです。だから今日の経験を踏まえて、これからは、その場で言えることはどんどん言っていこう、上沼さんのように思ったことは全部言葉にして投げていこうと思いました」と話した。

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