【24時間テレビ48】横山裕がチャリティーマラソンランナーに決定「やるしかない!の気持ち」2025/08/01

SUPER EIGHTの横山裕が、日本テレビ系8月30・31日放送の「24時間テレビ48〜愛は地球を救う〜」(時間未定)のチャリティーマラソンランナーに決定。7月31日放送の「ヒルナンデス!」(月~金曜午前11:55)内で発表された後、記者会見に登壇し、今回のチャレンジにかける思いや現在のトレーニング状況について語った。
この日の「ヒルナンデス!」では、ゲストの羽鳥慎一が突然「このスタジオに今年の24時間テレビチャリティーランナーがいる」と宣言。スタジオは騒然となり、一体誰なのかと共演者が探り合う中、ランナーが横山であることが明かされると、どよめきと拍手に包まれた。昨年のやす子に続き、2年連続で木曜メンバーからの抜てきとなり、スタジオには喜びと応援ムードが広がった。
番組では、横山が事前に南原清隆にだけランナー就任を直接報告するロケの様子も放送。放送開始から13年にわたり木曜レギュラーとして出演を続けてきた番組に強い思い入れがある横山は、「やっと伝えられた」と安堵(あんど)の表情を浮かべつつ、「去年、やす子ちゃんのために国技館でバンドやっていたじゃないですか。僕にも何かしてほしいな」と南原におねだり。南原は「なんかやるよ!」と快諾し、ヒルナンデス!チームの応援も注目を集めそうだ。
チャリティーマラソンを務めるにあたり、「僕が走ることで何かが変わる、なんておこがましくて言えないですけど」と前置きしながらも、「支援を必要としている子どもたちがたくさんいる中で、少しでもその存在を知ってもらうきっかけになれば」と真摯(しんし)に語った横山。「実際、僕の弟も養護施設にお世話になっていて、本当に助けられた経験がある」と明かし、「支援金が届くのであれば、ありがたい話ですし、自分が走る意味もあるんじゃないか」と力を込めた。
その背景には、自身の経験がある。3歳の時に両親が離婚し、シングルマザーの家庭で育った横山は、母の再婚で弟が2人できたが、中学卒業後には家計を支えるため建設会社に就職。工事現場で働きながら芸能活動を始めた矢先、母が病に倒れ、弟たちは児童養護施設で生活することになった。子どもながらに抱いた「自分の力では守りきれない」もどかしさが、今回の走る理由につながっている。「困難を抱える子どもたちの現状を、より多くの方に知ってもらいたい。そして、未来を支える力になりたい」との思いで、横山はチャリティーランに挑む。
オファーを受けた際の心境については、「“俺?”って思いました」と正直な気持ちを吐露。「『人生で1番長かった日』(同系)っていうバラエティー特番に出させてもらったことが大きくて、すごく反響もあったんです。自分にもできることがあるんだって思えた」と振り返る。
返答は即決。「その場で“やります”って答えました」と明かす。誰に報告したいかを問われると、「さっき『ヒルナンデス!』でかなり大々的に発表されちゃいましたけど(笑)」と前置きしつつ、「やっぱり、オカンや2人の弟たちでしょうか。オカンは本当に僕たち兄弟を一生懸命に育ててくれて、おかげで3人ともすくすく育ちました。きっと今、喜んでくれてると思います」と感謝の気持ちを言葉にした。
また、SUPER EIGHTのメンバーについては、「報告したほうがいいんですかね(笑)」と笑いつつ、「グループをこれだけ長く一緒にやっていると、仕事の報告ってあまりしなくなるもんなんですよ」と、気心知れた仲間らしい距離感も垣間見せた。
今回の挑戦において、強く意識している人物がいる。2014年に101kmを走り切ったTOKIOのリーダー・城島茂だ。「あの時、僕らがメインパーソナリティーをやらせてもらってて、TOKIOさんのゴールにめちゃくちゃ感動したのを覚えてます」と当時を振り返り、「リーダーが走った距離は超えたい」と熱く宣言。「当時のリーダーの年齢と、今の僕がほぼ一緒なんですよ。勝手ながらご縁を感じてます」としみじみ語る一幕も。
現在ソロライブツアー中の横山だが、トレーニングも着実に進めている。会見当日も「ジムで10km走ってきた」と話し、「改めて自分って体力あるんやなって思いました。忙しくて大丈夫? ってよく言われるけど、全然不安はないですね」と余裕も感じさせた。
トレーニングは6月からスタート。初回から10km近くを走り、サポートするプロのランナーから「めちゃくちゃ速い」と驚かれたという。「負けず嫌いで、前に人がいるとついていっちゃう。『飛ばしすぎ!』ってよく言われます(笑)」と、横山らしいエピソードも。現在は“ゆっくり走る”練習を中心に行っており、「フルマラソンも来週か再来週に一本走る予定です」と今後の計画も口にした。
気になる猛暑対策に関しては、「サウナにめちゃくちゃ行くんで、あっちの方が暑いです」と豪快に笑い、「ウィンドブレーカーを着て走っています。汗かくの好きなんで」と全く動じない様子。「海沿いのコースも走らせてもらって、すごく気持ちいいです」と日々の積み重ねに充実感ものぞかせた。
とはいえ、不安がゼロというわけではない。「強いて言えば……“不安がないことが不安”ですね」と本音もポロリ。「やっぱり走る意味を感じているし、スタッフの皆さんにも支えてもらっている。やるしかないなって思ってます」と静かな覚悟をにじませた。

マラソンの2日後には福岡でライブが控えている。「(昨年のランナーの)やす子ちゃんは『次の日動けなかった』って言っていたんですが、自分はどうなるかなって(笑)。未知の自分に出会えそうで、それも楽しみです」と語るその表情は、どこか晴れやかだった。
なお、「24時間テレビ」では、昨年新設された「目的別募金」を今年も継続。横山の強い思いを受けて、新たに「マラソン子ども支援募金」が開設されることも発表された。寄付金はすべて、支援を必要とする子どもたちのために活用される予定だ。
募金の受付開始時期や詳細については、番組公式サイトなどで追って案内されるという。横山の走りとともに、多くの支援の輪が広がっていきそうだ。
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