「太田光のテレビの向こうで」第6弾に中山秀征。2人が大先輩から託された思いとは?2025/08/10 11:23

BSフジでは8月20日に、太田光(爆笑問題)がスペシャルなゲストと1対1でじっくり語り合う対談番組「太田光のテレビの向こう」(午後9:00)の第6弾を放送。今回は、中山秀征をゲストに迎え、テレビを愛し続ける太田と共に、「エンターテインメントの灯を消しちゃいけない」と感じる理由を語り合う。
再会の瞬間から小気味のよい言葉の応酬を重ねていく太田と中山。「馬が合う」という言葉がしっくりくるこの2人は、まず、40年前のデビュー当時にさかのぼる。それぞれの歴史を懐かしみ、思い出しながら、答え合わせをするかのように語り合う様子は、2人きりの「お笑い同窓会」さながら。大御所、仲間、ライバル…。飛び交う名前もおなじみばかりで、まるで「同窓会」に参加した気分が味わえる2人のトークに注目。

中山がレギュラー出演していたヒット番組「DAISUKI!」(1991~2000年/日本テレビ系)に太田が出演を熱望し、共演が実現したエピソードや、それぞれが「師」と仰ぐビートたけし、志村けんとの交流、「師」同士が見せた圧巻のコントと話題は尽きない。
さらに、2人が心酔する植木等から託された言葉も紹介する。テレビに憧れ、テレビに飛び込み、テレビとともに生きてきた2人が、同窓会の最後に一致した「エンターテインメントの灯は消せない」という覚悟。テレビを愛し続ける2人が、時代に思いを馳せる。

収録が終わって「楽しかったですね」と笑顔の中山は、「太田さんの世界観が大好き。テレビが好きだという気持ちがにじみ出ているので、僕もテレビが大好きだから、そこを説明する必要がなくて、それがあった上で会話できてたことがうれしかったです」と、楽しかった様子。
さらに「人数が多いと、じっくり膝を突き合わせて話すことは、長いお付き合いでもなかなかないんですけど。こういうふうにやっていけるのはうれしいですね」と2人でじっくり話せたことを喜んだ。
今回の収録を通して発見した一面を聞かれると、「やっぱりベースは真面目な方なんですよ。それを言うと嫌がりますけども。テレビで見せている、演じている太田さんも面白いんだけども、やっぱりそうじゃない、根本的なハートの部分というのがあるから両極ができるっていうね。真面目なところや、確固たるものがあるから振り切れるというのかな。それがこういうトークで2人で話すと特に出ますよね、太田さんは」と答えた。
また、2人で何かやるとしたら「今日の話の中でもあったように、僕にとってのテレビというのは、音楽があってトークがあって、コントがあるというのが、僕が一番見ていたかっこいいテレビだったんですけど、太田さんも同じ意見を持っていて、それの気持ちがすごく分かり合えるんですよ。だから、次のテレビに何ができるかということを、機会があったら考えたいですね、太田さんと。誰かがやらないと途切れて、なかったことになっちゃう。昔はこういうことがあったけどって、化石みたいになっちゃうと再現が難しいじゃないですか。でも、その時代を経験してきた人間がまだいるわけですから、その人たちが、今にそれを置き換えると何ができるのかっていうのは、僕とか太田さんだったらできると思うんですよね」と期待を寄せた。

続けて太田も「楽しかった」と口をそろえ、「とにかく。秀ちゃんとは、僕らのラジオで田中が休んだ時にピンチヒッターで来てもらって、そん時もそうだったんだけど、とにかく芸能が好きで、テレビが好きでっていう部分では話し始めると止まんなくなっちゃう。だから、時間が足んない。いつも足んないんですよ。今日も、『もうそろそろ締めましょう』ってカンペが出ていたの分かっていたんだけど、もう一つ、もう一つって感じでどんどん話しちゃって、もっと話したいなという感じがしましたね」と撮影を振り返った。
さらに「秀ちゃんも言っていたし、私も毎回この番組でしつこいぐらい言うけれど、バラエティーは、歌あり、笑いあり、コントあり、そういうのをもう一回やりたいなというのは同世代の、そういうのを見てきた世代の人なんかには、もしかしたらずっとあるのかもしれないですね。なかなか、『今、お前、いい年してそれを今さら言うなよ』と言われちゃうかもしれないから、普段話せない部分を、結構同じ思いだから、そこが盛り上がっちゃったというのはあるかもしれないね」と付け足した。

太田が感じた中山の新しい一面については「気持ちの若さというか、そういう意味では『ここからまだやるぞ』って、軽やかですよね。すごくノリが軽い。それは、よく考えてみたら、いわゆる『渡辺エンタープロダクション(現・ワタナベエンターテインメント)』の遺伝子を引き継いでいるなと思いました」と打ち明けた。
最後に「すごく勇気づけられました。本編でも言ったけれど、ここのとこ選挙特番ばかりで、そろそろ違うものをと何度も思っているけど、やっぱり同じなんです。だから、同世代の方から『太田さん、まだやりましょうよ』と言ってもらうと、『そうだな』って思うし、うれしかったので、また2人で何かできればいいな。こういう話をすると、言っているだけみたいにずっと何十年もなっちゃっているから、なかなか自分の言葉にも説得力を自分で感じなくはなってはいるんだけど、そう思ってくれている人が俺以外にもいるというのが自信になるし、いつかやりたいなというのは改めて思いました」としみじみ語った。

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