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平子祐希×友近が“名作刑事ドラマ”に挑戦! テレ東新企画「架空名作劇場」始動2025/07/23

平子祐希×友近が“名作刑事ドラマ”に挑戦! テレ東新企画「架空名作劇場」始動

 テレ東系では、8月11日・18日にドラスティックマンデー枠で“存在しない名作ドラマ”を勝手に作っておくる新企画「架空名作劇場」(深夜0:30)を放送する。

 映像も芝居も1990年代のものに見えるのに、描かれているのは現代の社会問題。そんな時代が錯誤した、異色のシリーズとして誕生する「架空名作劇場」。今回放送されるのは、主演・平子祐希アルコ&ピース)&共演・友近による「人情刑事 呉村安太郎」シリーズ。90年代当時、熱い志で視聴者から根強い人気を集めたとされる“ファンの間で語り継がれる”伝説の神回が2夜限定で“復活”を遂げる。

 制作は、YouTube再生数430万回超えの「友近サスペンス劇場」を筆頭に、80~90年代の映像で現代を表現するクリエーティブチーム「フィルムエスト」とテレ東がタッグ。フィルムエストにとっては、これが初の長編地上波番組となる。

 「人情刑事 呉村安太郎」シリーズは、「1987~2004年に放送された伝説の刑事ドラマ。時代遅れとさげすまれながらも持ち前の「人情」で事件を解決に導き続けた刑事・呉村安太郎が主人公。桜丘警察署の巡査部長で通称“呉さん”と呼ばれる彼は、妻を亡くし、高校生になる娘を男手ひとつで育てている。「人情を笑う奴は人情に泣く」「その考え、ちと人情が足りてないんじゃないか?」が口癖の、人情で事件を解決に導く“ザ・あの頃”の刑事だ。また、呉村が繰り出す人情ビンタとともに飛び出す名セリフ「これが人生。これぞ、人情」は、社会現象となり大きなブームを巻き起こしていた(という設定)。

 そんな呉村を演じたのは、昭和を代表する名優・加賀美(かがみ)(いさお)。加賀美役の平子は、「今回は、“呉村安太郎という役を演じた加賀美勲という往年のスター俳優”を演じるという特殊な設定があったので、加賀美という俳優が、出身は青年座なのか俳優座なのか…、バックボーンは固めました。こだわったのは毛量と直毛。カツラですが、どうセットしていいのかという当時特有のこの毛の多さ、濃さというところにこだわりました」と、背景や形から役作りをしたと説明。「当時テレビを見ていた方には懐かしく、タイムマシーンのようにあの時代に戻れる作品、そしてその時代にまだ生まれていなかった方にとっては非常に新鮮で、エキサイティングな作品になっていると思います」と、リアルタイムを知っているかどうかは関係なく、面白く見られる作品であるとコメントする。

 そして、事件を解決した呉村がラストで必ず訪れる高級バー「スナックさつき」のママ・大森真由美役には往年の大女優・(み)(ささ)慶子(けいこ)(友近)。カウンターでしみじみとお酒を呑む呉村の横で話を聞きながら、テンポの良いやりとりをしてくれる“あの頃”の刑事ドラマに欠かせない存在で、友近は「刑事ドラマの最後に出てくるママさん役は、一度やってみたいなと思っていましたので、こういう形で出させていただき光栄です」と1980年代のドラマをリアルタイムで見ていた世代らしい喜びを語る。だからこそ「あの頃の昭和のドラマが好きだった方は、まずこのパッケージや映像に食い付いてくださるのではないでしょうか。“あるある”も満載で懐かしい気分になれると思います」と同世への共感を予測する。加えて「でも、内容は現代のことを描いているので楽しく見ていただけると思います」と、幅広い世代へアピールする。

平子祐希×友近が“名作刑事ドラマ”に挑戦! テレ東新企画「架空名作劇場」始動

 そしてなんと、神回がよみがえるこのタイミングで、加賀美と三篠が行った囲み取材の未公開映像が発掘されたという。加賀美と三篠は、「人情刑事 呉村安太郎」はシーズン7(1993年当時)まで続いた長寿番組で長年コンビを組んでいた仲だったため、記者の間ではかねてよりその関係がうわさされていた。この囲み取材では、交際疑惑に関する質問が飛び交い、本人たちが自ら交際疑惑に言及する事態に!? この時の様子はフィルムエストのYouTubeチャンネルにて公開予定だ。

 このように、「懐かしのあの名作が地上波に帰ってきた!」を疑似的に楽しめる、奇想天外な、けれど違和感なく体になじんでくる「架空名作劇場」。懐かしさと新しさが交錯する感覚に沼る視聴者が続出しそうな予感。

あらすじ

平子祐希×友近が“名作刑事ドラマ”に挑戦! テレ東新企画「架空名作劇場」始動

第1夜(8月11日)「殺人フードデリバリー! 団地妻の秘密」
 1993年。妻に先立たれた刑事・呉村安太郎(平子)は、年頃の娘に手を焼きながらも、成長を感慨深く見守っていた。そんな中、団地の一室で住人男性が遺体で発見された。呉村は、被害者の妻・つぐみの心に寄り添いながら捜査を進めるが、後輩からは「人情は時代遅れ」とさげすまれる。それでも泥臭く事件を追う呉村は、つぐみがあるフードデリバリーの男と秘密の逢瀬を重ねていたことを知る。果たして呉村は持ち前の人情で真相にたどり着けるのか?

第2夜(8月18日)「闇バイトが殺される! 復讐のニセ老婆」
 1993年のある夜、大学生が刺殺される事件が発生する。聞き込みの中で、カール・ルイス並みの速さで走る不審な老婆の情報が浮上。事件の鍵は被害者が握っていたグミと、5年前の闇バイトによる強盗事件──。厳しくも情に厚い呉村が、さえわたる推理で事件解決に奔走する。



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