「晩酌の流儀４」会見で晩酌好きの栗山千明が「私が美幸で美幸が私」と役との重なりを告白2025/06/26
明日、6月27日よりテレ東系で放送が始まるドラマ25「晩酌の流儀４ 〜夏編〜」（金曜深夜0：42）より、主演の栗山千明、共演の武田航平、辻凪子、おかやまはじめが出席した記者会見がテレ東本社にて開催された。
待望の続編、さらに、テレ東深夜ドラマとしては異例の2クールでの放送が決定した「晩酌の流儀」。登壇した4人の役者陣は、本作が私生活にまで影響を及ぼしているエピソードなどを明かした。
本作は、2022年にシーズン1がスタート。「1日の最後に飲むお酒をいかにおいしく飲むことができるか」を追求するグルメドラマで、主人公・伊澤美幸は“晩酌”という日々の幸せのために全力を尽くす人物。そんな美幸を演じる栗山は、これまでの撮影で印象深いエピソードを尋ねられ、「このメンバーで行った、シーズン1のキャンプが印象的です」と回答。
すかさず、おかやまが「土砂降りでね」と口にし、当時の出来事を思い出す。「天候が悪い中、結構深い時間まで撮影して……これ（喉を平手でトントンとたたくしぐさ）はあの時生まれたんではないですよね？」と、おかやま演じる海野のポーズを再現。それにこたえる形でおかやまが「ビールを飲んで、うわーっという感じで。海野が勝手にやっちゃったんですけど、あの時に生まれたのかもしれないですね」と振り返った。
また、栗山も、「私が美幸で美幸が私。どっちが先か分からない」と演じるキャラクターと自身の重なりにしみじみ。「生きがいは何か」という質問に対し、「美幸と同じで晩酌になってしまうかなって。『お仕事が終わった後、今日は何食べよう』と考えながら家に帰ることも多いですし、どう晩酌を過ごすかを考える時間がすごく好き」と告白。武田に「（栗山自身が）美幸さんになっているということですよね。もはや、はじめさんと一緒です」と突っ込まれていた。
そんな栗山は、本作に出演したことで自身の晩酌の流儀に変化があったといい、「グラスを冷やすことが習慣になりました」と明かす。洗ったグラスをそのまま冷蔵庫に入れる癖がついたのだそう。おかやまは食事をする際のセッティングに凝るようになり「箸置きが増えた」と続け、辻は「お皿が増えました」、武田は「氷を丸くする機械や、ハイボールをおいしく飲むための縦の四角い氷を作る機械を買いました」と、食事を楽しむための“流儀”にアップデートが起こっているエピソードを披露した。
また、フリップ企画では「自分だけの○○の流儀」も発表。栗山は「本当に私、晩酌が好きなんだなって。その話しかしていないんじゃないかと申し訳なくなるんですけど」と恐縮しながら、「晩酌」と書いたフリップを見せる。来年40歳になるという武田は「アラフォーの流儀」、ファンタジー作品が大好きで最近「スター・ウォーズ」にはまっているという辻は「非現実の流儀」、畑仕事が趣味でさまざまな野菜を育てているというおかやまからは「休日の流儀」のエピソードが飛び出した。
シリーズが始まってから3年、おいしいお酒と料理に囲まれながら撮影を続け、結束力も高まっているキャスト陣。午前中の会見だったにも関わらず、作品について楽しそうに語り合う彼らの手にはお酒の入ったグラスが見えるような、そんなアットホームでほのぼのとした会見のひとときだった。
キャスト陣は「まねしてもらえるとうれしい」と語っていたが、番組を見ながら一緒に晩酌を楽しむのも、本作ならではの楽しい“流儀”だ。
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