「ちはやふる―めぐり―」に広瀬すず、野村周平、矢本悠馬、佐野勇斗ら映画版キャストが再集結!2025/06/24 04:00

2016・18年に公開され、青春映画の金字塔として愛された映画「ちはやふる」シリーズ。その“瑞沢高校・競技かるた部”のメンバー、広瀬すず、野村周平、矢本悠馬、森永悠希、佐野勇斗(M!LK)、優希美青が再び集結。日本テレビ系で7月9日スタートの連続ドラマ「ちはやふる―めぐり―」(水曜午後10:00)に出演することが分かった。
本作は、末次由紀氏による大ヒット漫画「ちはやふる」を原作とした映画3部作「ちはやふる-上の句-」「同-下の句-」(ともに2016年)、「同-結び-」(18年)の10年後の世界を描くドラマオリジナルストーリー。末次氏が脚本のプロット段階から参加し、令和の高校生たちが競技かるたに青春を懸ける新たな物語を紡ぐ。シリーズ累計発行部数2900万部を超える人気作の新章となる。
當真あみ演じる主人公の藍沢めぐるは、廃部の危機にある梅園高校競技かるた部の顧問として赴任してきた大江奏(上白石萌音)と出会い、成長。そして、めぐるたちが都大会出場を目指し、高校最強の瑞沢高校に挑んでいく姿が描かれる。かつての仲間たちが大人になり、それぞれの道を歩みながらも、新たな世代と“かるた”を通して再び交差していく。
映画版の主人公・綾瀬千早を演じた広瀬は、「10年後、またこうして千早を演じるとはさすがに思っていなかったです(笑)」と驚きを口にしつつ、「共に青春を過ごした仲間たちに会えたことが何よりうれしくて、現役キャストより、われわれOBの方が圧倒的にはしゃいでいました」と久々の再会を心から喜んだ様子を見せた。「一瞬で当時のあの空間に戻れたあの感動は、言葉に表せないほど幸福感に満ちた時間でした。ちはやふるが新しい世代につながって、時の流れを感じると同時に、切磋琢磨しながら懸命に現場に立っていた當真さん始めとする皆さんが、まぶしくてまぶしくて。胸がギューッとなってしまいました」と、その思いをにじませる。そして、「新生ちはやふる、いち視聴者としても、楽しみにしています」と、作品への期待も込めた。
真島太一役の野村も、「10年も前になる『ちはやふる』がこのような新しい形になって帰ってきてくれて本当にうれしく思います。また、新たな『ちはやふる』を見れることが心より楽しみです。自分自身がこの作品に参加できたことを改めて誇りに思いますし、今またこの世界に戻ってこられたことに感謝しています」と、シリーズへの深い思い入れをうかがわせた。
“肉まんくん”こと西田優征役の矢本は、「まさか、まさかの、続編!!」と率直な驚きを語り、「自分が肉まんくんを演じた頃は、社会人の年齢で、大人になってから“青春”をもう一度走らせてもらえたのは役者冥利(みょうり)に尽きるといいますか、人生の財産です」と振り返る。「瑞沢かるた部と過ごしたあの時間は色あせない宝物ですし、こうして再び西田優征として現場に立てたことを、心の底からありがたく思います。新しいキャストの皆さまにお会いして、みんなが純粋にちはやふるを面白がって、仲むつまじい姿を見て、歳のせいか込み上げてくるものがありました。『ちはやふる-めぐり-』が多くの人に愛される作品になってほしいと素直に思えました」と、新旧キャストの出会いに感動した心境を明かしている。
駒野勉役の森永は、「いまだに僕の名刺代わりと言っても過言ではない作品に、同じ役でこうして関われることがうれしかったです」と作品への愛情の深さを表す。「いざ現場に入ると感じたのは、原作、劇場公開作品への愛と、自分の老い…(笑)。なんともうれし恥ずかしな経験となりました」と少し照れくさそうに笑いつつ、「駒野も僕もそうですが、今回は見守る立場です。ご覧になる皆さまにも、梅園高校並びに瑞沢、北央がどんなかるた人生を、青春を送るのか、温かく見守っていただけたら幸いでございます」と、視聴者にメッセージを寄せた。
「ちはやふる-結び-」から参加した筑波秋博役の佐野は、「僕は『結び』からの参加だったのですが、その作品がクランクアップする際に、プロデューサーの北島さんに“またみんなで集まる場所を作ってほしい”と瑞沢かるた部のみんなでお願いしたことを今でも覚えています」と当時の裏話を明かす。「OBという形でそれがかない、すごく月日の流れを感じましたし、改めてみんなで集まれてすごくうれしかったです」と声を弾ませ、「新しいキャストの皆さんとも少しお会いして、当時の自分たちの姿を重ねてみたのですが、本当にすごくしっかりとされていて。若いエネルギーが、見てくださる皆さんに伝染して、次の世代を盛り上げてくれる作品になるんじゃないかなと思います。すごく完成が楽しみです」と、未来へつながる“青春のバトン”に期待を寄せた。
花野菫役の優希は、「『ちはやふる』がドラマになると聞いてから、どんな方々が出演されるのかずっと楽しみにしていました」と明かし、「まさか私もまた花野菫を演じさせていただけるなんて、夢のようです!」と喜びを表現。「大好きな作品で大好きなみんなと会えて、当時の思い出が蘇ると、撮影現場でも何度もうるうるしてしまいました(笑)」と感慨に浸りつつ、「現役高校生キャストの方々とお話しさせていただく中で、“リアル千早だな”と感じました。ちはやふる愛が強いキャストの皆さんがすてきな作品を作ってくださるのを、楽しみにしています!」と、後輩たちへのエールも送っている。
映画シリーズのプロデューサー・北島直明氏は、「映画に出演してくれた『瑞沢高校』の皆が『ちはやふる』に帰ってきてくれました!」と喜びを語り、「久々に集まり、楽しそうな上白石さん、広瀬さん達の姿を目の当たりにして、『青春』というものは、何年たっても、何歳になってもよみがえるものなのだと実感しました。その姿を『めぐり』のキャストたちがうらやましそうに見ている姿も印象的でした。僕自身も10年前に戻ったような感覚になりました。まさに時代が巡る!『青春』です!」と力を込めた。
本作のプロデューサー・榊原真由子氏は、「映画『ちはやふる』ファンの私にとって、あれから時がたった千早を、太一を、肉まんくんを、机くんを、筑波を、菫を、皆さんが再び演じてくださるのを見て、まるで夢を見ているかのようでした」と胸の内を明かす。「現役の生徒役キャストたちのことも役同様、とても温かく見守ってくださり『私たちの時はこうだったんだよ〜』と話している姿を見て、今回のドラマのテーマである、『青春のめぐり』を実感しました」と振り返り、「映画キャストの皆さんの『ちはやふる』という作品への愛を改めて感じました。そんな思いに恥じない作品にしなくてはと、『めぐり』を制作している私たちとしては身の引き締まる思いでいっぱいです」と襟を正した。そして、「『ちはやふる』ファンの方々も、初めてご覧になる方々も、きっと楽しんでいただける作品になっていると思います。楽しみにお待ちください!!!」と、熱く呼びかけている。
近江神宮で撮影された集合ショットや、懐かしのメンバーが登場する最新予告映像も公開され、物語への期待が高まる。予告映像は、日テレドラマ公式YouTubeにて視聴可能。時を超えて巡り合う“青春”の続きに注目だ。
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