神山智洋&中村海人クランクアップ「ミッドナイト屋台」最終回。最強バディの行く末に注目2025/06/13

フジテレビ系では6月14日に、神山智洋(WEST.)が主演を務め、中村海人(Travis Japan)と共演している、土ドラ「ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)の最終回を放送。最後はポスターに登場している主要キャスト5人が屋台に顔を揃えて撮影。クランクアップを迎えたキャスト陣からメッセージが届いた。
「ミッドナイト屋台~」は、味覚を失ったすご腕フレンチシェフ・遠海翔太(神山)と、味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元(中村)がコンビを組んで、平日の夜のみ、寺の境内でおしゃれな屋台をオープン。客にとってのオンリーワンメニューの注文を受けることで、客のおなかと心を優しく包み込む2人が、客との交流を通じて一歩踏み出していく様子を描いたオリジナルドラマ。
翔太と輝元は、料理を通じて屋台を訪れる客のおなかと心を満たしてきたが、最終回で輝元は、翔太がパリのレストランに再挑戦できるようバディを解散しようと決める。2人はどんな未来を選ぶのか? 最強バディの行く末に注目だ。
翔太、輝元のバディに加え、翔太の良き理解者として寄り添ってきたフレンチレストラン「ハルミ」のオーナーシェフ・玄田陽美(剛力彩芽)、そして2人を温かい目で見守ってきた輝元の母・真耶(石田ひかり)と父・輝徳(竹中直人)という、ストーリーを紡いできた5人が屋台を囲む和やかな場面での撮影が最後となった。クランクアップを迎えると、屋台の周りにキャストを囲むようにスタッフが集合。スタジオ全体が拍手に包まれる中、順番に感謝の気持ちを述べていく。

主演を務めた神山は、共演者やスタッフに恵まれた自分は幸せ者だと言い、「終わってしまうのは寂しいですけれど、また皆さんとすてきな作品を作りたいと、心から思っています。またいつか、どこかで会いましょう。お疲れさまでした!」とあいさつ。続けて、輝元を演じた中村が「竹中さんと石田さんが両親役として見守ってくださったおかげで、のびのびと自分の演技を見つけることができたと思います」と、2人へ感謝の思いを語った。
さらに神山は、「撮影が始まってからはギュッと濃縮した時間を過ごしていて、毎日セリフを覚えていたような気がします。演技をする上での自分の見え方だとか、『このカットにはどういう意図があるのか』といったことを考えながら撮影に臨んだ経験は、とても勉強になりました。翔太という役は自分に通じるところも多くて、そこはうまくハマった気がしています。翔太は料理で、僕は歌や演技ですが、自分のやりたいことに突き進み、時には突き進みすぎてしまうところなどは僕自身のキャラクターを想像しながら台本を書いてくださったのかなぁと思ったりしましたね」と、まるで当て書きかなと思うほど、役がフィットしていたと感じたようだ。
そして、「この物語を通して、翔太と輝元はお互いに影響し合いながら、時にぶつかり合いながら成長し、回を重ねるごとにどんどんバディになっていきました。『ミッドナイト屋台~ラ・ボンノォ~』は料理ドラマではあるけれど、めちゃくちゃ人間ドラマでもあるんです。僕自身の心にとても響いたセリフも多いですし、それらが見ている皆さんにしっかりと届いてほしいなと思っています。最終話は、このドラマの集大成になっているので、ぜひ楽しみにしてください」と撮影を振り返り、最後まで視聴を呼びかけた。
次に中村が、「ドラマはさまざまなメッセージを発信していますが、『1人ではできないことでも、2人ならできる』もその一つです。翔太と輝元についても、『相手から言われたことで、初めて気付く』みたいなシーンが多かったと思います。輝元を演じた側からすると、やっぱり翔太という存在にとても助けられていたんだなと最終話まで撮影して感じました。今の時代って、1人で生きるのが当たり前といった風潮もあると思うけど、誰かに寄り添って生きるのも大切。そういうことを教えてくれるドラマだと、改めて思いました」としみじみ。
「毎週、ドラマを楽しみに見てくださった皆さん、ありがとうございます」と感謝を述べ、「いよいよ最終話を迎えますが、やっぱり見どころは2人の行く末ですよね。翔太と輝元がどんな未来を選ぶのかは、見ている皆さんにぜひ確かめてもらいたいと思います。特に最終話は個人的にもとても好きなシーンが多いので、皆さんの心もきっと満たされるはずです!」とアピールしている。

陽美役で作品に華を添えた剛力は「陽美は、翔太や輝元のように常に登場しているわけではなく、『突然、屋台に現れて…』みたいなシーンが多かったので、陽美の感情の流れを自分の中である程度作った上で、撮影に臨んでいました。そんな中でも、気を張って生きてきた陽美が感情を吐露する第3話は、特に印象に残っています。あの回で陽美が泣くシーンがあったのですが、当日になって監督から『泣くところまで演じてほしい』と言われて、突然のことだったので緊張したものの、キャストの皆さんやスタッフの皆さんがいい空気感を作ってくださって、スッとお芝居に入っていけたことを覚えています。そうした人の温かさみたいなものに満ちているドラマなので、最後まで楽しんでもらえればと思います」と撮影現場での苦労を明かした。
輝元の母・真耶を演じた石田は、「本当にあっという間にクランクアップまで来てしまったという感じで、この日が突然やって来たような気がしています。撮影で思い出深いのは、竹中さんが空き時間によく鼻歌を歌われていたこと。それがもう、現場の癒やしになるくらい、とてもいいお声で…。クランクアップの日に歌っておられたのが、ユーミンさんの『グッド・ラック・アンド・グッドバイ』という、まさにこの日にピッタリの曲だったのです。そこで『今だ!』と思いまして、全力でハモらせていただきました。撮影最後の日に、いい思い出ができました」とほほ笑ましいエピソードを披露した。

輝元の父として本作に参加した竹中は、「ドラマや映画の撮影現場ではその場の空気がとても大切。今回の現場はテンポがよく、監督一人一人が皆さん個性的。そしてスタッフの方々も皆さん明るくて、心地よい現場でした。神山くんは一つ一つのセリフを大切にお芝居をします。中村くんはフワッと軽くてね…。空き時間に銃を撃つまねをするとそれに合わせてくれたり(笑)。そして石田さんは、ちょっとしたアドリブにも全部対応してくれました。後から石田さんが『竹中さんにアドリブを仕掛けられて、どうしよう!』と思っていたと聞かされたのですが、とても楽しそうに演じてくださいました(笑)。そんな優しい現場だったので、終わってしまうのが寂しいです」とメッセージを寄せた。

最終回。翔太がパリのレストランで働くことになり、輝元とのコンビも解消に。ようやく屋台が軌道に乗ったところで日本を離れることに少し負い目を感じている翔太だったが、輝徳や真耶からも背中を押され、決意を固める。一方の輝元も新たな目標に向かって動き出す。「1人ではできないことでも2人ならできる」。深夜の屋台でさまざまな客のおなかと心を満たしてきた彼らが、最後に選ぶ未来とは?

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