新田真剣佑、木村佳乃、田中泯が「19番目のカルテ」で主演・松本潤の同僚医師役2025/06/12
松本潤が主演を務めるTBS系で7月スタートの日曜劇場「19番目のカルテ」（日曜午後9：00、開始日未定）に、新田真剣佑、木村佳乃、田中泯の出演が決定した。
「19番目のカルテ」は、総合診療科という“第19番目の専門分野”にスポットを当てた、新しいヒューマン医療エンターテインメント。原作は富士屋カツヒト氏による同名漫画で、脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文氏が手がける。
松本演じる総合診療科の医師・徳重晃は、病気の症状だけでなく、患者の心や生活背景にまで踏み込んで向き合い、丁寧な「問診」を武器に“人を診る”という医療を実践する人物。キャリア30年目にして初の医師役に挑む松本が、どのような医師像を築くのか、注目が集まっている。
そんな徳重を取り巻く医師たちを演じるのが、新田、木村、田中という実力派俳優たちだ。新田が演じるのは、魚虎総合病院の外科医・東郷康二郎。若くして手術の現場で頭角を現し、合理的な判断力と冷静な手腕で信頼を集める存在だ。感情ではなく結果を重視する性格の東郷は、患者に寄り添い時間を掛けて最善を探る徳重とは真逆の価値観を持つ。
新田は、「今回初めて医師役に挑戦させていただきます。僕が演じる東郷康二郎は松本さん演じる徳重とは真逆の人物で、物事を合理的に対処する性格です」とキャラクターを紹介。「その性格の根源には、同じ病院で外科部長を務めている父の存在があります。父への葛藤、徳重との衝突、といったさまざまなことを乗り越え、東郷康二郎が医師として成長していく姿にご注目ください」と、役柄への思いを明かしている。
小児科の科長・有松しおりを演じるのは、今回が松本と初共演となる木村。さっぱりとした性格の有松は、現実的な視点を持ちながら診療や若手の育成に尽力するベテラン医師で、医療現場の現実と理想の狭間で揺れる役どころとなっている。
「日々楽しんで撮影しております。初めてご一緒させていただくスタッフさん俳優さんもたくさんいらっしゃり、まだ緊張しております」と現場での様子に触れた木村は、「いつもお世話になっている小児科の先生を演じることになり、背筋が伸びる思いです。皆さんに楽しんで見ていただけるとありがたいです」とメッセージを寄せている。
そして、徳重の恩師であり、日本での総合診療科立ち上げに尽力した赤池登を演じるのは、世界的ダンサーで俳優の田中。現在はとある島で地域医療に携わる医師として、徳重との間に深い師弟関係を築いていく重要な役を担う。
田中は、「僕が演じるキャラクターにはカラダがある。これがそもそもの始まり。このキャラクター（ヒト）には立場がある、面白い。ヒトの立場には、その立つ環境と時代があるわけだ…いろいろ考える、これも面白い。ヒトは、僕の言葉とは違う、台本に書かれたヒトの言葉で、声を出し始める。『いくつになっても迷うもんは迷う』その通りだ。でも『面白い！』こんな具合に言ったことはまだない。どんなヒトに僕はなっていくのか…これって、成長なのかしら？」と、独特の言葉で演じる人物へのアプローチを表現している。
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