テレ東系復讐ドラマ最新作はトリンドル玲奈主演「レプリカ 元妻の復讐」に決定!2025/06/11

6月5日にティザービジュアルが発表されたテレ東系の7月期「ドラマプレミア23」枠の詳細が明らかとなった。
7月7日より放送されるのは、ドラマプレミア23「レプリカ 元妻の復讐」(月曜午後11:06)。本作は、現在放送中の「夫よ、死んでくれないか」を始め、「夫の家庭を壊すまで」(2024年)や「財閥復讐〜兄嫁になった元嫁へ〜」(25年/ともにテレ東系)など、数々の“復讐(ふくしゅう)ドラマ”のヒット作を手がけてきたテレ東による最新作となる。
原作は、各電子書店で第1位、電子コミックとしては驚異の200万部を誇る大人気作で、原作・タナカトモ氏、作画・ひらいはっち氏による「レプリカ 元妻の復讐」(ゼノンコミックス/コアミックス刊)。主人公の藤村葵は、かつてはいじめられ、ののしられていたが、大人になってようやく自分を愛してくれる理想の男性と出会う。しかし、彼は別の女と浮気し、葵とは離婚。しかもその相手は子どもの頃から葵のことをいじめていた主犯だった。この時から、葵の苛烈な復讐が始まる。 そんな本作で主演を務めるのはトリンドル玲奈。
トリンドルは、主人公・葵と、葵が整形した後に名乗る・伊藤すみれという2人の女性を演じる。
監督は「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」(24年/テレ東系)などを担当した本橋圭太氏、瀬野尾一氏、山下和徳氏。脚本は、映画「かぞくいろ RAILWAYS わたしたちの出発」(18年)や「テレビ東京×WOWOW 共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1」(24年)の吉田康弘氏、遠山絵里香氏、青塚美穂氏が執筆する。
葵とすみれ、2人の女性を演じるトリンドルは、「1人でありながら別人のような二つの顔を生きる女性です。ただ見た目が変わるだけでなく、元夫への思いや、過去の自分と向き合う苦しさなど、さまざまな感情が描かれていて、一つの役の中に“何人もの人格”を同時に生きているような、難しさとやりがいを感じています」と今回の役への意気込みを語る。「特殊メークやウィッグ、衣装の力を借りてビジュアル面を作り込み、二つの役を演じられることがとてもうれしく、また私自身にとっても初めての挑戦なので日々楽しく探求しながら演じさせていただいています」と、現在の取り組みについて言及。
撮影現場は「和気あいあいとしながら、緊張感もあるところはしっかりあって、穏やかな雰囲気でおのおのが作品作りに向き合っています」と雰囲気を伝える。そんな中で「監督やスタッフの皆さんと話し合いながら、役を深めていける環境がとてもありがたいですし、特殊メークや衣装チームの方々とも細かく相談しながら『すみれ』と『葵』という人物を作り上げています」と日々の撮影の様子を明かした。
視聴者へは「テンポの良いドラマになっていると思いますし、きっとスカッとしていただけると思います。それぞれの登場人物がどうなっていくのか最後まで見届けてください」とメッセージ。さらに「毎週月曜が楽しみになるように、全身全霊で日々の撮影を頑張ります。まずは七夕の夜にテレビの前でお会いできたらうれしいです」と初回放送日に多くの視聴者とドラマを通して出会えることを願った。
原作者のタナカ氏は「キャストの皆さまがそれぞれの役にどのような解釈を注ぎ込んでくださったのか、映像作品としてどのような切り口で物語が紡がれるのか、視聴者の一人として、今から放送を待ちわびています。原作を読んでくださった方も、初めてこの物語に触れる方も、それぞれの視点でスリルを味わい尽くしていただけたらと思います。痛快な復讐劇、キャストの皆さまが織り成すドラマをぜひご体感ください」と共に楽しめることを心待ちにする。

作画担当のひらい氏も「『作中のキャラたちは、どんなふうに表現されるのだろう?』と喜びと不思議な感覚でいっぱいになりました。作品を描く身ではありますが、毎話感情を揺さぶられ続けており、今もすみれと花梨の世界から目が離せない状態です。すみれの復讐に燃える表情や花梨の怒りに満ちた表情を悪戦苦闘しながら描き続けておりますが、ドラマという世界で息づく生身のすみれや花梨、作中のキャラたちは、どんな人になるのか、どんな声音や表情になるのだろうか、またそれぞれの人間が動いてどんな結末になっていくのか、本当に楽しみにしております」と期待を込める。
中川順平プロデューサーは、「『不倫復讐』ものがブームです。中にはもう『おなかいっぱい』の方もいらっしゃるかもしれません」と前置きしつつ、「それでも『復讐』という禁断の思いは、誰もが多かれ少なかれ共感できるものであり、それが果たされる時のカタルシスが人をひきつけます」とこのジャンルでのドラマ制作を続ける意義を語る。
そんな中、今作の復讐ポイントに「女性VS女性」と「なりすまし」の2点を挙げ、「トリンドル玲奈さんは天真らんまんでキュートなイメージですが、今回は、復讐という過酷な生きざまをあえて選択、策謀を巡らせて相手を陥れる危険な女性という、イメージとは真逆の役に挑戦していただきます。これまで見たことのない『黒トリンドル』さんが披露されるでしょう」と、主演のトリンドルに大きな期待を寄せる。
また、「物語の中に外見の美醜(びしゅう)にとらわれた人物が登場しますが、本作はそれを肯定するものではなく、考えるきっかけを与えるものです。ぜひ、ドラマを最後までご覧いただき、本作のメッセージを感じ取っていただけると幸いです」と重要なメッセージを寄せた。
宿敵・花梨や、不倫の末に葵を捨てる夫・桔平など、豪華な共演陣は来週解禁される。壮絶な“整形復讐エンターテインメント”の全貌にぜひ注目してほしい。
あらすじ
子どもの頃から地味でおとなしかった葵(トリンドル)は努力して東京の大学に進学。ずっといじめられていた同級生の花梨からようやく離れることができ、藤村桔平と出会い、結婚した。葵は市役所で真面目に働き、やっと幸せをつかんだかのように思えたが、やがて桔平が浮気。実は、夫の不倫相手は花梨で、彼女の策略によって、夫だけではなく、仕事も友だちも社会生活の全てを奪われてしまう。そんな葵は、復讐を固く心に誓い、整形手術で顔と体を変え、利き手までも矯正。そして「伊藤すみれ」というまったくの別人になりすまし、花梨と桔平に近づいていく。
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、人気漫画の実写化「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」、木村文乃×ラウール共演「愛の、がっこう。」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆
【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や日曜劇場「キャスター」、芳根京子&本田響矢「波うららかに、めおと日和」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆