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斎藤工&永尾柚乃が疑似親子バディを演じる「誘拐の日」に江口洋介、内田有紀、安達祐実らが出演!2025/06/11

斎藤工&永尾柚乃が疑似親子バディを演じる「誘拐の日」に江口洋介、内田有紀、安達祐実らが出演!

 テレビ朝日系で7月8日より放送が始まる「誘拐の日」(火曜午後9:00、初回は拡大スペシャル)は、斎藤工が主演を務める“巻き込まれ型”ヒューマンミステリー。

 斎藤は、3年ほど前に妻が家を出ていって以来、娘の芽生を一人で育ててきた新庄政宗を演じる。重い心臓病を患う芽生の治療費に困って、病院長の娘を誘拐するという役どころだ。また、新庄に誘拐された後、記憶喪失になってしまう天才少女・七瀬凛役には永尾柚乃。新庄が記憶喪失の凛に、自分が父であるとうそをついたことから、前代未聞の“疑似親子バディ”が誕生。二転三転するスピーディーな展開と、愛を知らない天才少女と愛しか知らない不器用な誘拐犯との心の交流が描かれる。

 これまで、斎藤と永尾、深澤辰哉Snow Man)の出演が発表されているが、このたび、メインキャストが一気に解禁され、豪華キャストが名を連ねることとなった。

 江口洋介が演じるのは、所轄のベテラン刑事・須之内司。優れた判断力と分析力を兼ね備えている人物だが、正義感が強く、時に真相究明のために暴走して県警本部と対立することも。実は、捜査一課のエリート刑事として活躍していた過去が…。そして、新庄と凛の不思議な関係にいち早く気付く。

 「誘拐事件をきっかけにさまざまな謎が浮かび上がってくるミステリーで、これは面白そうだなと感じました。世の中にありそうな、でもなさそうなすごく不思議な世界観で、今まで見たことのないドラマになると思います」と本作の第一印象を語る江口。正義感が強いがゆえ、ある不正を暴こうとして所轄に飛ばされたという過去を持つ須之内を「新庄が普通の誘拐犯ではないことにいち早く気付くほか、“この事件、何かがおかしいぞ”と感じていくんです。新庄と凛、この2人の逃亡劇の奥底に何があるのか…視聴者の皆さんも須之内と同じような目線で見てもらえたらと思っています」と演じる役の役割を語る。

 そして「この『誘拐の日』は日本ならではの新たな作品になっていますし、とても作品性の高いドラマです。ご家族皆さんで楽しんでいただけますが、一人でがっつり一気見したくなる作品でもあります。今、配信ドラマが話題を呼ぶことも多いですが、“地上波にもこんなに面白い作品があるんだぞ”という思いで現場は一丸となって撮影していますので、ぜひ皆さんご覧ください!」と、力を込めて作品をアピール。

 新庄の妻でファイナンシャルプランナーの新庄汐里には安達祐実。3年前に新庄と愛娘・芽生を置いて失踪したが、最近になって突然、新庄の前に姿を現す。芽生の手術代を確保するため、凛の誘拐を新庄に提案したのは汐里で、計画を主導し、新庄に細かく指示を出していく。

 「お話をいただいて、原作である韓国の作品を見ました」と言う安達は、「一言では説明できないほどに人間関係や人々の思惑が絡み合っていて、スケールの大きなドラマになりそうだと楽しみになりました」とそこから感じた印象を明かす。演じる役柄については「私が演じる汐里はとても寂しい人です。彼女の心の中には愛がなくて、伽藍堂が広がっているような。その埋められない空間を埋めたくて、いつももがいているような人なのかな、と感じています」とその人物像を推測する。続けて「人間というものを、しっかりと描く作品になると思います。複雑な物語のなかでもクスクス笑ってしまうような場面もあります。楽しんでいただける作品になるように、みんなで頑張っています!」と現場の様子も明かした。

 凛を追う謎の男・ケビン福住には鈴木浩介。医学博士の水原由紀子と手を組んでいるようだが、正体は不明。金のためなら何でもする、金にならないものに価値はないと考える冷血漢で、目的のためには手段を選ばない。

 悪役を演じることになる鈴木は、「この作品の中では徹底的に“怖い人”として存在したいと思っています。僕は怖い人間をエキセントリックに演じることでコメディー的要素が入ってしまいがちなところがあるのですが、今回はそこも一切排除して、新庄と凛にはもちろん、視聴者の皆さんにも本当に怖くてイヤなヤツだな、と思われるように演じていきたいですね」と抱負を語り、「今までやったことない役柄なので不安はありますが、この現場では内田有紀さんに嫌われるくらい怖い男でいようかなと思っています(笑)」との展望を。また、韓国ドラマを原作とする作品は同局で放送した「スカイキャッスル」(2024年)で一度経験しているというが、「シナリオのさまざまな部分に伏線が張ってあり、これは韓国ドラマ原作ならではの面白さだなと感じています。ものすごく引き込まれますし、読みものとしても楽しいです」と、本作に感じる魅力を述べた。

 長谷川初範は凛の大叔父・七瀬富雄を演じる。凛の父親が院長を務める「栄進記念病院」の副理事長で、おいの遺産を狙っているため、相続の第1順位にあたる凛を邪魔に思っている。

 長谷川も「脚本の発想がとても面白く、撮影に入る前からワクワクしました」とそのストーリー展開につかまれたうちの一人で「さぁさぁ、今まで見たことのないスリルとサスペンスとヒューマンドラマ『誘拐の日』。お楽しみください!」と期待をあおる。また、演じる役柄については「副院長の七瀬富雄は深川(栄洋)監督から、かなり印象深いキャラクターにしたいとの強い意向がありました。私もその要望に応えられるよう、思うがままに、楽しみながら演じさせていただいています」と役作りの方向性を明らかにした。

 医学博士の水原由紀子には内田有紀。新薬の開発研究を支援する財団を設立し、理事長を務めている。ミステリアスな存在で、福住らと手を組んで凛の行方を追っている模様だが、その目的とは…!?

 「この作品の見どころの一つは、新庄と凛ちゃんの掛け合い。ミステリーでありながら、どこかいとおしさを感じられる作品だと思います」と話す内田は、自身の役柄を「私自身が感じたのは、一筋縄ではいかない女性だなということです」と評する。演じる上では「彼女にはミステリアスな部分がとても多いのですが、そういったミステリアスな顔の奥には“女性としての生きざま”みたいなものが隠れているんです。1人の人間として、とても興味深い女性だなと感じました」と興味をそそられていることも語る。さらに「物語の序盤では、視聴者の皆さんには私の素性はまったく明かされません。新庄と凛ちゃんの敵なのか味方なのか…謎の存在としてスタートするので、そこは徹底して演じていきたいなと思っています」と、役柄の謎めいたヒントを口にする。

 そして最後に「この物語は、斎藤工さん演じる新庄と永尾柚乃ちゃん演じる凛ちゃん、2人の距離がだんだん近づいていくにつれて愛情が深まっていくさまや面白いかけ違いが起きていくところが一番楽しいところだと思います。最初から物語にのめり込めますし、どんどん感情移入もできる作品になっていると思いますので、ぜひ毎週楽しみにご覧ください」と物語の見どころを語ってコメントを締めくくった。

 今回の実力派キャストの解禁に続き、今後もさらなる出演者発表があるという。斎藤&永尾の異色バディを盛り立てるキャスト陣の全貌解明に期待したい。



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