News ニュース

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!2025/06/09 05:00

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 日本テレビ系のバラエティー「人間研究所 〜かわいいホモサピ大集合!!〜」(水曜午後11:59=中京テレビ制作)が、6月18日放送の初の1時間スペシャルを前に会見を実施。会場には、所長のニホンザル・リュウ(秋山竜次/ロバート)と研究員のブルドッグ・ヒカル(伊集院光)がそれぞれ番組でのキャラクターそのままに登場し、企画・演出のトリイ・タイガ(鳥居大雅)氏、実際のニホンザルとブルドッグも同席するという異色の会見が行われた。

 「人間研究所 〜かわいいホモサピ大集合!!〜」は、動物たちが人間=ホモ・サピエンスの不可解な行動や習性を観察・研究していく“逆転アニマルバラエティー”。ホモサピ視点ではなく、動物たちが人間にツッコミを入れるという設定で、毎回“理解不能”なホモサピの行動に鋭くもユルく迫っていく。

「今さら何のため?」自由すぎるスタート

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 冒頭、進行を務めた平山雅アナウンサーが「本日は『人間研究所 〜かわいいホモサピ大集合!!〜』緊急記者会見にご参加いただき、ありがとうございます」とあいさつすると、早くもリュウ(秋山)が「……え、これって何?(笑)」と疑問を口にし、自由なムードで取材会がスタート。「“情報発信力のあるホモサピが集まってくださっているので、番組の面白さを広めていただければ”という場です」と説明されると、リュウは「それはうれしいよ! この番組、広がっているの? 俺ら分からないから」と素直なリアクション。ヒカル(伊集院)も「番組が始まる前にやるべきでしょ、こういうの(笑)」とツッコミを入れ、リュウは「もう何回も収録しているのに、なんで今さら!?」と笑わせつつ、「でもまあ、これからも番組は続いていくんで、“この番組、面白いよ”って広めてもらえるとありがたいです」と真面目に呼びかけた。

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 この日は1時間スペシャルの収録直後ということもあり、感想を求められるとリュウは「すごかった! 最近のホモサピって本当に進化しているなって思ったよ。勢いもあったし、パワフルだったね」と感心した様子。「動物界じゃ聞いたことないような情報ばかりだったけど、ホモサピ界ではブームになっているらしい。“ニホンザルウキキキ?”」と首をかしげると、ヒカルが間髪入れずに「“に”しか合ってないよ。“西山ダディダディ”ね」と指摘。リュウが「記者の皆さん、西山ダディダディって知っている?」と逆質問してみたものの反応がなく、「さっきの(収録時の)ホモサピと反応が全然違うな」と肩を落とす一幕もあった。

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 続けてヒカルは「西山ダディダディはSNSではかなりはやっている匂いがしてたけど、テレビにはあんまり出ない人たちらしいね。あと、“M!LK”っていう子たちも初々しくて良かった。年末の流行語大賞に出てきそうな勢いだった」と最新トレンドへの興味を見せると、リュウが「俺らには“はやり”って感覚がないからな。基本ずっとルーティンだし、急に『何この食い物~』ってなることもない」と語ると、ヒカルも「気分を変えるって感覚自体があんまりないからね」と“動物らしい”視点でのコメントを交わしていた。

番組誕生は「考えすぎる自分」への反省から

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 そんな”研究対象”への観察眼の鋭さは、番組誕生の経緯にも表れている。トリイ氏は、「入社前から、ずっとこういう番組をやりたいって思っていた」と語り、「街を歩いている時にイヌさんを見て“このイヌは何も考えてないんだろうな。いいな、自由で”って思っていた。でも、そうやって考えている自分が逆にちょっとイヤになってきて。だったら、動物たちが人間を観察する番組をやったら、自分もスカッとするかもしれない」と経緯を明かした。

 これに対しリュウは「俺たちの映像を勝手に、そっちのメディアで流しているんだろ! 俺らは面白くやっているわけじゃないからな。ネコがダンボールに入るやつとか…」と、いつもは一方的に観察される立場への不満を爆発。ヒカルも「勝手にホモサピが楽しんでるから、逆にこっちがホモサピを楽しんじゃう? みたいね」と番組コンセプトへの理解を示した。

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 また、オファーを受けた際の心境を問われると、リュウは「初めてだよ、こうやってホモサピの電波を使って発信するなんて。だから気合も入ったし、“やりたい”って思ったよ。出演すれば餌も増えるし、ごちそうも出るだろうし」と告白。ヒカルも「僕は収録が終わったあとに、たまに“いいチーズ”くれるんだよ。それがうれしくてね。ちょっと特別感あるの」と明かすと、リュウが「え、チーズ? どこで? 俺、聞いていないんだけど。おいおい! 制作!」と慌てる一幕も。トリイ氏は苦笑いしながら「リュウには収録中にリンゴも差し入れしていますから。そこはちゃんとケアしてます」とフォローしていた。

収録現場は“動物ファースト”でハプニング続出

 “自由な動物たち”による番組作りゆえ、収録現場でもハプニングは多い。制作についてトリイ・タイガ氏は「動物ファーストでやってもらっているから。でも撮影中にワンちゃんが疲れちゃって、VTRの途中からスタジオにいないってこともある」と動物ならではの苦労を明かした。

 ヒカルは「困っちゃうのはね、本番の一番いいとこで、リュウくんの“野生”が目覚めちゃう時」と苦笑しつつ、「俺もけっこう寝ちゃうからね。あとは顔より肛門のほうがカメラに映っているってことも多い」と自虐を交えて語る。リュウも「急に“ああぁ”って声出しちゃうやつね」と認めつつ、「でも、そもそも“恥ずかしい”っていうのはホモサピ側の文化でしょ? 俺らにそんな概念ないから。最初から見せているし。全然平気」とスタジオの空気も“動物ファースト”そのものだ。

 編集について尋ねられると、トリイ氏は「本当は過激なことを言っていても、動物が自由にやるっていうコンセプトでやっているなら“ここは怒られても使いたい”って場面があって、いろいろとたまに上ともめたりはしてますね」と裏話を披露。ヒカルは「撮ったあとで、週刊誌に出ちゃった人が、まったくいなくなるようになるのは編集?」と“透明人間扱い”の話題で笑いを誘った。

ヒカルが村重杏奈への愛を告白!? 番組の魅力は「知らないものは知らない」

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 番組の魅力について尋ねられると、リュウは「やっぱり、俺はもう動物として、思うままに“知らないことは知らない”って言わせてもらっている。だって、本当に知らないんだよ、ホモサピの常識って。でも、それを堂々と言えることがこの番組の面白さだと思うな。普通のホモサピだとだいたい“知っているふり”するでしょ? でも俺たちは、分からないことは分からないって、そのまま言える」とコメント。

 ヒカルは「俺はね、正直言うと…村重(杏奈)ちゃんが好きなんだよね」とまさかの“推し”告白も。「来てくれるとテンション上がっちゃうの」と照れると、リュウも「だから何回も(ゲストに)来ているのか! たしかにやりやすいよな」と納得していた。

 トリイ氏は「作る段階で人間なので、人間なのに、動物に入り込んで、自分のこれって変だよなと、俯瞰(ふかん)して考え直さないといけない。会議では“それ人間すぎじゃね?”と普通に行われることになってきていて。たとえばナレーションの表現一つでも、『M-1グランプリ』って言うより、『M-1グランプリ“とやら”を』って言ったほうが動物っぽいな、みたいな。そういう細かい言い回しや表現を意識して作っていると、まるで違う世界線にいるような楽しさがあります」と制作現場のこだわりを語った。

「街ブラ」の夢とゾウの出演希望

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!

 今後の展望について問われると、リュウは「博物館とか、ファッションデザイナーとか、ちょっと変わった仕事をしているホモサピ、さらに見たいよね。DJとかも気になるよな。機械で音楽回すんでしょ?」と意欲的。さらに「“街ブラ”してみたい。カメラをちゃんと俺たちの目線の高さにしてくれてさ。抱っことかじゃなくて、ちゃんと歩いてさ」と要望するも、「保健所の許可が難しそう」と現実の壁に直面。「じゃあ局内だけでもいいの。スタジオの中で“街ブラ”ふうのセット作ってやってみたいな」と代案を提示した。

 ヒカルも「バイオレンス系のラッパーとか意外にいい人だったりするもんね。“見た目こわい系”のホモサピって実は優しかったりするじゃん。動物に優しかったりね。そういうギャップも知りたい」とギャップ萌えに期待。さらに「俺は、コメンテーター席にゾウをお願いしたいね。キリンとか」と大胆な要望まで飛び出すと、リュウが「それはセット1回壊さないと入れない。派手で迫力のある量のフンをしそうだな」とツッコミを入れる場面も。ヒカルは「そういう“ハプニング系”も実は見たい」と続き、リュウも「たしかにいっぱい仲間がいるからゲストも幅広いよ」と同調していた。

 最後は「俺は今、(F1層ならぬ)“エレファント1層”E1層狙っているからね! 動物によって視聴率が違うからね」とヒカルが宣言し、リュウも「動物に向けた数字もあるんだ、知らなかったよ。家で飼っている動物たちと見てね」と応じるなど、終始笑いの絶えない会見となった。

 番組初の1時間スペシャルには、“イイじゃん”でバズったM!LKのメンバーや、SNSで話題沸騰中の西山ダディダディも紹介予定。予測不能なホモサピたちの生態に、動物たちはどこまで鋭くツッコめるのか? 笑いと好奇心が交錯する「人間研究所」から目が離せない。

動物が記者会見? 秋山竜次&伊集院光「人間研究所」初のSPを前にカオストーク!


この記事をシェアする


ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season

【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!<br />
阿部サダヲ✕大石静のタッグでおくる「しあわせな結婚」、窪塚愛流主演の夜ドラ「あおぞらビール」、綾瀬はるかが挑む“終活”コメディー「ひとりでしにたい」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
阿部サダヲ✕大石静のタッグでおくる「しあわせな結婚」、窪塚愛流主演の夜ドラ「あおぞらビール」、綾瀬はるかが挑む“終活”コメディー「ひとりでしにたい」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆

【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!<br />
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や桐谷健太主演「いつか、ヒーロー」、小芝風花主演「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や桐谷健太主演「いつか、ヒーロー」、小芝風花主演「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆

Copyright © TV Guide. All rights reserved.