藤井流星、本郷奏多、玉山鉄二が、森川葵主演ドラマで、おとり捜査官“スティンガース”のメンバーに2025/06/06 05:00
藤井流星（WEST.）、本郷奏多、玉山鉄二が、フジテレビ系で7月22日スタートの、森川葵主演の連続ドラマ「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」（火曜午後9：00。初回は15分拡大）に出演することが発表された。警視庁内の異端チーム・通称“スティンガース”のメンバー役で登場する。
脚本はヒットメーカー・徳尾浩司氏が書き下ろす「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」は、日本ではまだ制度としての確立も曖昧な“おとり捜査”に真正面から挑む、警視庁内の異端チーム・通称“スティンガース”の活躍を描く、完全オリジナルの“爽快コンゲーム（だまし合い）エンターテイメント”。キレッキレでチャーミングな捜査官・二階堂民子を森川が演じる。
この度発表された3人は、二階堂が率いる警視庁の異端チーム「スティンガース（＝おとり捜査検証室）」のメンバー。
藤井は、情動的に行動する一面があり、捜査一課から「スティンガース」に配属されてきた刑事・乾信吾を演じる。強豪ラグビー部出身の乾は、配属された当初はおとり捜査に否定的だったが、二階堂にラグビーの動作とおとり捜査の共通点を指摘され、次第におとりの才能を開花させていく。
二人目のメンバー・水上涼介役は本郷が担う。公安部から異動してきた水上は、カードゲームやボードゲーム、さらにはギャンブルまで広くカバーするゲームマニア。世界の頭脳ゲームのルールを熟知し、プレイヤーとしても超優秀。ゲームで培った才能を生かし、ルールさえ理解すれば展開を見通せる知略をもち、ひそかに警察内での人脈を築き上げている存在として活躍する。
そして、玉山が警察庁審議官・西条巧役を務める。おとり捜査こそが巨悪を討つと信じ、おとり捜査の重要性を示すために“スティンガース”を創設、さらに大学の後輩・二階堂をリーダーに抜てきした。将来の長官ともうわさされる超トップキャリア。極めて不評だったおとり捜査班を常に擁護し、二階堂の良き相談相手となる。
今作のオファーを受けた藤井は、「刑事役は以前にも演じさせていただいたことはあったのですが、今回演じる乾の役柄の説明を聞いて、とてもワクワクしますし、こういう役をやってみたかったので、とてもうれしかったです」と喜ぶ。
台本を読んだ感想を聞かれると「事件を解決していく中で、『えっ！』とだまされるような部分があったり、どんでん返しがあったりしたので、台本を楽しみながら読みました。これから始まる撮影が楽しみやな、と思いました」と答えた。
演じる乾信吾について「近いといえば近い。おとり役に最適というか。愚直に真っすぐ進むタイプだと思うので、曲がったことも嫌いですし、自分で言うのもおかしいですけど、『馬鹿な真っすぐさ』みたいなところは、近いと思います」と明かした。さらに「準備していることで一番分かりやすいのは髪型かな（笑）。小学生ぶりに髪を刈り上げて、ここまでの短髪は芸能界に入ってから初なんじゃないかなというくらいです。そこはドラマを見てくださる方、今までの活動を知ってくださっている方に一番分かりやすいポイントです。髪型を変えると気合が入るんで、ここから”乾らしさ”を考えて出していけたらと思います！」とコメントした。
映画「賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット」（2021年）で共演して以来となる森川との共演に関して、「心強いですね（笑）」と話し、「映画と舞台で過去に共演させていただいていて、今回で共演3回目になるので、とても安心感があるし、またご一緒できるのが楽しみです」と心境を吐露した。
そして「本ドラマでは日本にはまだ存在しない“おとり捜査“が描かれます。おとり捜査だからこそのどんでん返しや、普通の刑事ドラマにはない面白い展開がめちゃくちゃあると思います。ドキドキハラハラしながら、最後はスカッとしてもらえたら。どうスティンガースが事件に立ち向かっていくのか、楽しみにぜひご覧ください！」とアピールした。
続けて本郷が本作の印象について、「“おとり捜査”をテーマにした作品ということで、日本では今まであまり作られてこなかったテーマなのかなと思いますので、すごく挑戦的で面白そうな作品だなというのが最初の印象です」と説明。次いで「事件が起こって、最後は解決をして、その中にどんでん返しがあったり、『そうだったの!?』と驚くような展開のあるドラマが昔から見る側として好きなので、台本を読んでいて楽しかったですし、今後の撮影が楽しみだなと思いました」と心境を打ち明けた。
水上涼介というキャラクターに関して「水上はさまざまなゲームが得意で頭脳明晰（めいせき）な役柄ですが、自分も頭を使うゲームが大好きなので、自分と似ている部分かなと思います。ですので、あまり作り込まずに、そのまま演じられたらいいなと思っています」とコメント。加えて「ナチュラルな役柄というか、あまり気取ってもいないキャラクターなので、フラットに自然体で演じられたらいいなと思っています」と伝えた。
森川や共演者の印象を聞かれると「森川葵さんは“器用で表現力も豊かで何でもできる方”という印象が強くあるので、今回の役にぴったりだなと思いますし、かっこいいリーダーを演じられるのを楽しみにしています。その他の共演者の皆さんもすてきな方々ばかりなので、これからチームとして1クール一緒に撮影するのが楽しみです」と答え、「分かりやすく、楽しんで見てもらえるドラマに仕上がると思いますので、ぜひご家族や大切な方と楽しんで見ていただけたらうれしいです。よろしくお願いします！」とメッセージを寄せた。
玉山は、今作のオファーを受けて「プロデューサーの松原さんとは以前にご一緒したことがありすごく良い作品作りができたので、またご一緒できることをうれしく思って、即OKしました」と話し、「よくある刑事モノと違って、ゲーム感があったり、駆け引きがあったり、それぞれのキャラクターが際立っていたり、“斬新な刑事モノ”ができるんじゃないかなと思っています」と告白。
自身が演じる西条巧との共通点について「クレーバーに見えるけどおちゃらけた部分があったり、ちょっと抜けた感じやクイックなスイッチを持っている部分は僕もそういうタイプなので、存分にその武器を使っていきたいなと思っています」と分析。
これから撮影に向けて、準備していることについては「作り手の方々とコミュニケーションを大事にして、芝居を楽しみながらやっていきたいと思っています」と答え、主演の森川については、「以前にご一緒した時に、森川さんは娘役だったんですけど、本当に真面目で正義感が強くて、自分の意思をちゃんと持っていて。すごくちゃんとした大人というか、むしろ親役の僕の方がポンコツみたいな感じで（笑）。また一緒に芝居をするのが楽しみです」と話した。最後に「素晴らしいキャストとスタッフが集まって、最高の刑事ドラマを作りたいと思っています。ぜひご覧ください」と呼びかけている。
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