「いつか、ヒーロー」クランクアップ! 桐谷健太が「自分の中で節目となる作品になった」と涙2025/06/01

桐谷健太が主演を務める、テレビ朝日系の不屈の復讐(ふくしゅう)エンターテインメント「いつか、ヒーロー」(日曜午後10:15=ABCテレビ制作)が、本日6月1日、最終回が放送される。
本作は、人間ドラマと手に汗握る復讐劇が複雑に交差するオリジナルドラマで、脚本は林宏司氏が担当。20年間消息不明だった児童養護施設の職員・赤山誠司(桐谷)と、夢をなくした若者たちが腐った大人に立ち向かうさまを描いてきた。第1話からさまざまな伏線や謎がちりばめられ、SNSやWEB記事での考察が盛り上がるなか、いよいよ大詰めを迎える。赤山は洗脳された教え子・勇気を救うことができるのか!?
そんな最終回を前に、オールアップしたキャストからのメッセージが届いた。

キャストのうち、最後にアップしたのは座長の桐谷。撮影を思い返して「本当に自分の中で節目となる作品になりました。こうやって撮影現場で芝居しているだけで幸せなんだなぁ、芝居が本当に好きなんだなあって感じられました」と涙ぐみながらコメント。その姿を見た現場スタッフも目に涙を浮かべていた。また、桐谷は、「大変な時もずっと笑顔だった現場の皆さんのプロ根性にすごく支えられました。本当に、ほんっとうに、心から感謝しています。5歳の時からこの職業を目指してやってきて、改めて、皆さんのおかげでこうして役者としてやってこられたと感じています。自分の人生がひと回りもふた回りも、この『いつか、ヒーロー』のおかげで好きになれたし、皆さんのこともほんっとうに大好きです! ありがとうございました!!」と大きな声で全スタッフにあいさつし、温かい拍手に包まれた。

氷室海斗(渋谷勇気)役の宮世琉弥は、桐谷から花束を受け取ってハグを交わし、「こういうサイコパスで感情がぐちゃぐちゃになるような役が初めてで、すごく刺激的な日々の撮影でした」と振り返る。「ヒーローを題材にした作品がいろいろある中で、新しいヒーロー像を描いた作品を皆さんと一緒に作れたことがうれしいですし、最終回までたくさんの方に見ていただいて、この作品のメッセージがしっかり皆さんに届くといいなと思っています」とメッセージを送った。

赤山家でのシーンで撮影を終えた樋口ゆかり役の長濱ねるは「無事にここまでたどり着けて、こうしてアップできてすごくうれしいです。アベラヒデノブ監督が、すごく私たちの気持ちを大事にしてくれるのが本当に幸せな現場でしたし、みんなで試行錯誤しながら一人一人のシーンを細かく考えていくっていう過程が楽しかったです」と充実した撮影だったと話し、「自分の足りないところも発見できる現場だったので、ご一緒できてうれしかったです。本当にお疲れさまでした! ありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝えた。

大原家でクランクアップを迎えた大原要蔵役のでんでんは、「ほんとにね、明るい皆さんのおかげで気持ちよく仕事ができました。あっという間でなんかまだ終わったような気がしないなぁ。またどこかの現場で会った時は仲良くしてください。またね!」と締めくくり、みんなで写真を撮影。

西郡十和子役の板谷由夏は、監督から花束を受け取り「わあ! 芍薬(しゃくやく)大好きです私」と笑顔を見せ、「すごく楽しい現場でした。スケジュールもタイトな中大変だったと思いますが、すごい良いチームだったと思います! いつか、ご縁がありましたらまた一緒に現場で会えますように」と願い、にこやかにスタッフらと集合写真を撮る。

最終日にクランクアップした、若王子公威役の北村有起哉は、「主人公の設定が、“20年間眠っていた…リハビリして教え子探しにいって…実はハゲタカだった!?”という、とんでもない役でした。この赤山に挑んだ桐谷くんのお体のことが心配になるくらい、この役は本当に大変だったと思いますが、同時にこれは桐谷くんしか考えられないと思っていました」と、最初に台本を読んだ時に「これは大変だぞ!」と感じたその理由を明かす。「僕はそれと敵対するようなイジワルな役でしたが、スリリングなシーンもたくさんあって楽しかったです。スタッフ含めて一人一人がこの作品への思いを背負っていた撮影現場で、僕もその一員として参加できて誇らしかったです」と充実した優しい笑顔で語った。
キャストのクランクアップ動画は公式SNSでも発信中。ぜひ、生の声を聞いて、最終回を迎えてほしい。
最終回あらすじ

ドリーム社を潰す赤山誠司(桐谷)たちの計画は、一時的に世間を騒がすが、野々村光(泉澤祐希)の株動画配信は何者かに削除され、交野瑠生(曽田陵介)が仕掛けた東ドリーム銀行の取り付け騒ぎも一瞬で鎮圧。すべては圧倒的権力を用いたドリーム社会長・若王子公威(北村)のしわざだった。赤山らはドリーム社にダメージを残すことはできなかったのだ。
そんな中、若王子は西郡十和子(板谷)に、自身の政界進出ドキュメントの制作を依頼。裏の顔を知りながら表の姿だけを報じなければならない苦痛を十和子に与えながら、着々とその歩みを進める。
一方、若王子に洗脳され氷室海斗として生きる赤山の教え子・渋谷勇気(宮世)を取り戻すことを諦めない赤山は、20年前にタイムカプセルを埋めた“希望の道”の跡地へと氷室を呼び出す。赤山だけでなく樋口ゆかり(長濱)、野々村、交野瑠生、君原いぶき(星乃夢奈)の4人も氷室の洗脳を解こうと必死に説得。赤山は20年前の思い出を氷室に語り始めるが……。
混乱しながらも揺れ動く氷室に若王子の魔の手が忍び寄り、赤山と教え子5人の希望と再生の物語は予想外の結末に…!?
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