「『新 画狂人北斎』-2025-」西岡德馬演じる北斎と対峙する耀蔵役で寺西拓人が参戦!2025/05/30

10月17日より、東京・紀伊國屋ホールを皮切りに大阪、熊本、京都など全国にて「『新 画狂人北斎』-2025-」の上演が決定。宮本亞門氏が演出を務め、西岡德馬、雛形あきこ、寺西拓人(timelesz)、廣瀬智紀らが出演する。
本作は「画狂人北斎」として、2017年に宮本氏が演出し、リーディング公演という形で東京・すみだ北斎美術館、イギリスの大英博物館にて上演、さらに東京・曳舟文化センターにて朗読劇「画狂人 北斎」を上演。19年にはストレートプレイの舞台作品として初演を迎え、そして21年、23年とブラッシュアップをしながら全国にて上演されてきた。
今回は、前作と同じく宮本氏の演出、池谷雅生氏の脚本にて、前作から完全リニューアルし、まったく新しい作品として上演。ストーリーは葛飾北斎と鳥居耀蔵の対峙(たいじ)を軸に展開する。水野忠邦の天保の改革の下、目付や南町奉行という要職に就いた耀蔵は、絵師としてずっと憧れていた北斎に対し、立場もあり牙をむき始めることに。耀蔵は心根は北斎の人間や生き方に魅力を感じながらも厳しく市中の取り締まりを行い、それは度を越し、とんでもない行動を起こす。
絵を描くことにしか興味のない北斎の生きざまは、時には人を傷つけ常軌を逸しているようにも思われるが、その人間力の魅力と奥深さに人がひき付けられていく。一体、何が“幸せ”なのか…現代を生きる人々に突き刺さるだろう。
そんな本作では、主人公・北斎役を西岡、北斎の娘・お栄役に雛形、耀蔵役を寺西、北斎の孫・時太郎役を廣瀬が演じる。さらに、新たに登場するシーボルト役にアイル・シオザキ、西村屋与八・高井鴻山役に瀬尾タクヤ、りん役に花音、北斎の親友ともいえる柳亭種彦役に水谷あつしが名を連ねている。
上演にあたり、宮本氏は「一切の執着もなく、体制に負けず反発し、自らを更新し続けた北斎。何年、北斎にのめり込めば僕は気が済むのか? そしてついに、西岡德馬氏の北斎に対抗すべく、今度は新たな実力派、寺西拓人らにもガツンと大暴れしていただきます。今時見ないエネルギーの塊の舞台“シン画狂人”、とくとご覧あれ!」とパワーアップしておくる本作を力強くアピール。
主演を務める西岡も「わが俳優人生とダブらせつつ、手ぐすね引いて稽古を待っています。再演とはいえ、前回とはまた違った新解釈を含め、新しく共演者に好漢・寺西拓人くんをはじめ、魅力あふれる俳優陣を迎え、この新作“新、画狂人北斎”に高揚感たっぷりの気持ちで挑みます!」と期待感を膨らませる。
そして、新たに参加する寺西は「日本人なら誰もが知っている葛飾北斎。そんな北斎を、日本人なら誰もが知っている西岡德馬さんが演じ、日本人なら誰もが知っている宮本亞門さんが演出をするなんて、参加せずにはいられませんでした。今回、この作品に初めて参加させていただきますが、鳥居耀蔵という実在する人物の葛藤を、そして、自分の人生を全うしていくさまを丁寧に表現できたら、と思います。とにかく楽しみです」と真摯(しんし)に思いを語った。
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