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「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!2025/05/28

「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!

 本日5月28日に、短編映画を対象とした映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025」(略称:SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーが都内で行われ、映画製作に携わった著名人がステージに登場した。

「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!

 レッドカーペットセレモニーに続いて行われたオープニングセレモニーでは、ショートフィルムにまつわる賞の授賞式が行われ、5人の監督が愛知・東海市で撮影した短編映画「MIRRORLIAR FILMS Season7」が特別賞を受賞。代表して「SUNA」の監督を務めた加藤シゲアキとテーマソングを担当したスキマスイッチ(大橋卓弥、常田真太郎)が登壇した。

「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!

 トロフィーを受け取った加藤は、「小説家として10年以上活動していて、小説はすべて自分の中で作り上げていくものなんです。今回は、映画の監督をしてみて、映画は1人では作ることができず、本当に多くの方の善意の上で成り立っているものだと感じました。今日はこの場に来られなかった、監督、キャスト、スタッフに関わってくださった全員の思いの結晶がこのトロフィーなのではないかなと思って受け取らせていただきました」と周囲への感謝を込めた。

 東海市出身の大橋は「生まれ育った街を題材にして作品を作っていただけるということだったので、僕も地元の小さい頃からの思い出を音楽に入れたいなと思って。曲の最初の方に、理科室から見える風景を描写した歌詞があるのですが、実家に帰った際に小学校の職員室にあいさつに行ったら、『ぜひ理科室見てみませんか』言ってくださって。小学生の頃に見た風景と、今の風景は変わらないところも、もちろん変わってるところもあって。それを歌詞に落とし込んだんです。僕も音楽を通して、東海市を知ってもらったり、クリエーターの皆さんが成長に携わることができて非常にうれしかったです」と制作秘話を語った。

「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!

 そして、東宝株式会社が手がける新プロジェクトである「GEMSTONE Creative Label」の新作短編映画3作品の紹介も。「インフルエンサーゴースト」は、西山将貴氏が監督を務め、西野七瀬本郷奏多が出演する。西野は、「この作品はクリーチャーがメインなのですが、現場にクリーチャーはいないので、何もない空間を見ながら、目線の高さを教えてもらったりして撮影していました。私も監督もホラーゲームがすごく好きなので、監督の説明が理解しやすくて、すごく楽しく撮影させていただきました」と監督との共通の趣味を明かした。

 本郷は、「監督はご覧の通りめちゃくちゃお若くて、一見頼りなさそうにも見えるじゃないですか。でも、誰よりも明確なビジョンを持っていらっしゃる監督だったので、安心して演じさせていただきました。頼もしい監督でした」と西山をべた褒め。

「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!

 村上リ子監督の「顔のない街」に出演する吉田美月喜は、「ショートフィルムなので、撮影日も短くて。雨が降る予定じゃないシーンがどうしても雨降ってしまって、(時間がないので決行して)撮ったのがすごくいいシーンになったり。演じる上でも、濃縮されたシーンしかないので、俳優としてもすごく鍛えられました。ハプニングとや、いろんなことを詰め込んだものがすごく印象的になって皆さんにお届けできるんじゃないかな」とショートフィルムの魅力を述べた。

 香椎由宇は「この作品は、私がいっぱい出てくるんです。まず台本を読んで、『ん?』と、思ったのですが、監督と初めてお会いした時に、すごく台本とマッチして。実際に撮影に入った時も、確かにこの台本は村上監督の作る世界観とマッチするなと感じながら、答え合わせのように楽しみながら撮影させていただきました」と村上氏との撮影を振り返った。

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 「ソニックビート」に出演するのは西垣匠山﨑天。そして、監督は関駿太氏。西垣は「スケジュールもすごくタイトでした。関監督も23歳ととても若くて、僕も天ちゃんも含めて、若者のフレッシュなエネルギーで乗り切った撮影期間でした。完成したものにも、僕たちのエネルギーがすごく詰まっています。若者がみんなつまずいたりするような悩みから、1歩踏み出す勇気がもらえる映画になっていると思います」と作品の魅力を語った。

 山﨑は、「映画出演が初めてだったので、不安もありながら撮影に臨ませていただいたのですが、関監督が丁寧にディレクションしてくださって。控え室に向かうまでの道でもずっと台本を見ながら、細かく教えてくださったのが、私の心の支えでした。完成した作品を見て、ショートフィルムならではのスピード感や、音の迫力がめちゃめちゃかっこよくて。自分が出てる作品はなかなか緊張して見れないのですが、初めて自分が出ている作品で“好き”だと思いました。楽しかったです」と笑顔を見せた。

「SSFF&ASIA」加藤シゲアキ、山﨑天らがショートフィルムの魅力を語る!

 3作品は、今後映画祭に出品された後に商業映画化される予定となっている。

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