「林修の今知りたいでしょ!」浮所飛貴らも驚き!“勉強になる”美術館&博物館が続々登場2025/05/22 06:00

テレビ朝日系では、5月22日に「林修の今知りたいでしょ!」(木曜午後7:00。一部地域を除く)の2時間SPを放送。「勉強になる日本の美術館&博物館ランキング」をおくる。
普段は教える立場の林修が生徒となり、“今”をコンセプトに、「食」や「健康」からニュース性の高い「時事ネタ」まで、国民が“今”知りたいテーマを、さまざまなジャンルの専門家のもと深掘りして学んでいく「林修の今知りたいでしょ!」。
今回のSPでは、全国の中学校・高校の先生たち300人にアンケート調査を実施し、その中から先生たちが特に勉強になると選んだ、“今こそ行ってほしい美術館・博物館”ランキングを発表。元美術教師・末永幸歩氏の解説のもと、林、バカリズム、伊沢拓司、そしてゲスト学友の石原良純、伊集院光、市川紗椰、浮所飛貴(ACEes)がランキングを見届ける。
ランキングの1位を予想する中で、「知名度といい所蔵品といい、ここだと思います」という林と、「本命でしょうね。掘ったら何でも出てくるようなところなんじゃないかな」という石原、市川の3人は自信満々で「東京国立博物館」を挙げ、伊集院と伊沢は「国立科学博物館」、そして浮所は「金沢21世紀美術館」と予想するが、果たして1位に輝くのは…?

林たちが1位と予想した「東京国立博物館」は、全国の先生たちも「至宝と言われるようなものをたくさん集めている、まるでルーブルのような博物館」「日本の博物館の頂点にいる印象」と絶賛。実は東京国立博物館は明治5年創立と日本で最も長い歴史を持つ博物館で、全国に912件ある国宝のうち約1割にあたる89件を所蔵している。
さらに、年間400回ほど展示の入れ替えが行われるため、訪れるたびに新たな作品に出合えるのも魅力だ。そんな東京国立博物館で、先生たちが今、勉強になると薦める展示が。それが、3000年前の古代エジプト人のミイラ。日本にわずか2体しかない全身が残っている古代エジプトのミイラのうちの1体で、このミイラにはある謎が残されているという。
また、玄界灘の波がモチーフとなった外観が特徴的な「九州国立博物館」もランクイン。アジアとの貿易の拠点だった九州だが、常設展示には朝鮮半島から伝わった技法で作られた古伊万里など、アジアの国々との交流で生まれた作品が並ぶ。そんな九州国立博物館で、全国の先生たちが薦める展示が、“門外不出”とされているここでしか見られない葛飾北斎が晩年に描いた超貴重な作品群だ。
新紙幣にも描かれている「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」などの版画で知られる北斎だが、その作品は版画ではなく墨で描かれたさまざまな獅子の姿で、その数200枚以上。晩年に数々の不幸に見舞われた北斎が、魔よけの獅子を毎日描いたと言われているもので、その作品からは北斎の意外な一面を知ることに。それを目にした林は「全く知らなかったです。ちょっと見に行きたくなりますね」と興味をかき立てられた様子で、浮所からは「(この作品の)日めくりカレンダーがほしいです」と驚きの要望も。果たして、一同を驚かせた北斎の意外な作品とはどのようなものなのか。

貴重な展示は、伊沢と伊集院が1位と予想した「国立科学博物館」にも。明治10年に開館した日本で最も歴史ある博物館の一つで、自然や生物たちの進化の歴史など、常設展示だけでも2万5000点以上、所蔵品も含めるとなんと500万点以上も保管。そんな膨大な標本や資料の中に、今見ておくべき、超貴重な骨格標本や剝製が。世界的大発見にもつながったという標本、そして、絶滅してしまった動物の標本とは?
ランクインした中には、他にはないユニーク&激レアな展示の美術館・博物館も。世界中から集められた恐竜の骨格標本がなんと50体もあり、全国の先生たちも「迫力がある」「恐竜にあまり興味がない人もすごいと感じると思います」として選出されたのが「福井県立恐竜博物館」。実は浮所も「駅から出ている博物館行きのバスの中も恐竜の世界が広がっていて、バスに乗った瞬間から博物館がスタートするそうで、行って見てみたい博物館の一つです」と注目していたと話す。
そんな恐竜博物館の骨格標本の多くが、発見された一部の化石から形を検討し、復元されたものだが、中には世界で最も保存状態の良い恐竜としてギネス世界記録に認定された恐竜の化石も。7700万年前に北米に生息していた草食恐竜ブラキロフォサウルスのミイラ化石で、ほぼ全身の骨、筋肉の塊の痕、くちばし、うろこらしき痕、さらには死ぬ直前に食べていた胃の中の植物までもが残っていたそう。研究によってこの内臓の化石から新たな事実も判明したといい、林が「勉強不足でしたね。とても魅力的な博物館です」と感心する様子も。

また、国指定重要文化財のED40形電気機関車(1921年)やナデ6110形電車(14年)をはじめ、名車両の数々が展示され、在来線運転シミュレーターなどの体験展示も人気を集める「鉄道博物館」もランクイン。この博物館にある、日本の鉄道技術や経済史が学べる超貴重な車両2選を紹介。日本の鉄道史における飛躍的な進歩となったその貴重な車両にも注目だ。
さらに、島根県の人口わずか3万5000人という小さな街に位置しながら年間55万人もの人が訪れる「足立美術館」は、近代日本画の巨匠・横山大観の約120点の作品をはじめ、日本を代表する陶芸家・北大路魯山人の作品など約2000点を所蔵。しかし、それらの名作の数々の他にも、人をひきつける魅力があると、全国の先生たちが絶賛する。それが、まるで日本画のように見える“計算し尽くされた日本庭園”だ。その魅力を探るべく、村井美樹が現地調査することに。
日本庭園が最も美しく臨むことができるという美術館のビュースポットからの景色には、日本画でよく使われる技法が再現されており、村井も「構図が日本画みたいですね!」と感激。それを目にした浮所も「絵が動いているみたい!」と驚嘆する。また美術館内には、窓を利用して掛け軸のように庭園を臨めるスポットも。驚きの工夫で息をのむほどの美しい景色が作り出されているこの美術館に、林は「村井さんがうらやましいです。次のロケは僕が行きます」と宣言するほど魅了されることに。

さらに今回、ランキング外ながら、全国の先生たちが厳選する美術館も紹介。その一つが「京都市京セラ美術館」だ。そこでは印象派の巨匠・モネが晩年に情熱を注いでいた睡蓮(すいれん)シリーズの約20作品が見られる特別展が開催されており、中には日本初公開となる貴重な作品も。そして、もう一つが「東京都美術館」。現在、ピカソ、ダリと並ぶ三大抽象画家であるスペインの異才・ミロの最大規模の回顧展が開催されており、そこでは23点あるミロの星座シリーズの一つ「明けの明星」が公開中だ。この作品には、ミロの生きた時代を背景に、平和を求める心が表現されているという。
美術館・博物館ランキングをたどっていくと、貴重な展示から見えてくる意外な事実、新たな学びなど、まさに“勉強になる”ことが満載。驚きと感動の連続となる今夜放送の2時間SPは見逃せない。

この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月にスタートする夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
阿部サダヲ✕大石静のタッグでおくる「しあわせな結婚」、窪塚愛流主演の夜ドラ「あおぞらビール」、綾瀬はるかが挑む“終活”コメディー「ひとりでしにたい」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆
【2025年春】TVドラマガイド

2025年の春(4月・5月・6月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
今田美桜&北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、月9「続・続・最後から二番目の恋」、北川景子主演「あなたを奪ったその日から」や桐谷健太主演「いつか、ヒーロー」、小芝風花主演「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの最新情報やドラマ視聴ランキングも☆