「波うららかに、めおと日和」なつ美(芳根京子)の“妄想が暴走”へと変わる第3話に前原滉ら出演2025/05/08 06:00

フジテレビ系で本日5月8日放送の、主演・芳根京子、共演・本田響矢による連続ドラマ「波うららかに、めおと日和」(木曜午後10:00)の第3話のゲストとして前原滉と湯本晴の出演が決定した。さらに、5月15日放送の第4話と22日放送の第5話のゲストに小島藤子が決定。また、新たなキャストとして、小木茂光と筒井真理子も登場することが発表された。
本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメディー。主人公の江端なつ美(芳根)は、桜咲く春の季節、突然舞い込んだ縁談から、帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田)と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、旦那不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。初々しくもじれったい夫婦生活の中で何げない日常から幸せやいとおしさを感じながら、2人は少しずつ距離を縮めていく。原作は、漫画アプリ「コミックDAYS」にて、2022年10月から現在も連載中の西香はち氏による同名コミック(講談社刊)。
小木は、瀧昌がお世話になっている上官の柴原邦光を演じる。邦光は、郁子(和久井映見)の夫で、瀧昌の父親と同じ艦に乗っていたことがあり仲が良く、両親を幼い頃に亡くした瀧昌を気にかけていた。その後、柴原家にお世話になることになった瀧昌は、邦光の紹介でなつ美との縁談が決まり結婚する。

芳根との共演は、2024年4月期放送の木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」以来、1年ぶりとなる小木。本田とは初共演となる。小木は本作のオファーを受けて、「今年は昭和100年。区切りの年に私の父親が生まれた頃の昭和にタイムスリップさせていただけるなんて、とても光栄に思います」と喜びを語り、「厳しい海軍士官の規律の中、実の息子のように育った瀧昌さん、そして妻となった、なつ美さん。親代わりとして、妻とともに愛と希望を持って2人を見守ります」とメッセージを寄せた。
なつ美と瀧昌が初めて訪れる「テーラークサカベ」の店主役には前原が決定した。瀧昌は背広を持っていないことを上官の邦光に話すと、「背広ぐらい作りなさい」と言われ邦光から教えてもらった「テーラークサカベ」へ初めての背広を作りに行くことに。その店を訪れた際、最初に姿を現す小さな店員(?)・昭平を湯本が演じる。昭平はなつ美と瀧昌が店に入ると、ピンと背筋を伸ばし、本物の店員さながらに「いらっしゃいませ!」と元気にあいさつ。店主である父親が不在の間は昭平が店主で、一人前のテーラーだと言う。メジャーを手に持ち、瀧昌の背中に乗って採寸を始めるが…。そして、瀧昌と昭平のやりとりが、なつ美の“妄想が暴走”へと変わる!?

本田や湯本との共演は初となる前原は、本作の出演について、「平成や令和よりは昭和寄りの顔なので、この作品の世界観に入れるのがうれしかったです」と心を躍らせ、「芳根さんがいろいろな部のスタッフの方とコミュニケーションを取りながら現場をとても明るい空気にしてくれていたので、少しの時間でしたがとても楽しく撮影できました」と、撮影を終えた感想を語った。
小さな店員・一人前のテーラーとして、前原の息子役に挑む湯本は、「オーディションの合格を聞いた時は、めちゃくちゃうれしかったです! 『はやく撮影に行きたいな』とワクワクしていました」と胸を弾ませ、「撮影に向けて、テーラーのお仕事について調べたり、採寸をする練習をたくさんしました!」と役作りについても明かした。

そして、なつ美が参加した海軍士官の妻たちが集まる「花筏(はないかだ)の会」のメンバー・秋山潤子役で小島が登場する。浮かない表情で会に参加していた潤子に気付いたなつ美は、潤子に話しかけるが、「夫のこと、ちゃんと分かっている?」「過去を知ることは大事。それぐらい知らないと、ちゃんとした夫婦とは言えないでしょ?」と言われてしまい、なつ美は潤子の言葉で不安が募る。潤子がなつ美に放った言葉の意味とは…?

本作で木曜劇場に初出演となる小島は、「原作を以前から知っていたのですが、日常生活の繊細な描写が昭和レトロな世界観をより身近に感じられてすてきだなと思っていましたので、うれしかったです」と心境を明かし、「優しく温かいとてもかわいらしいドラマに少しでもスパイス的なものを加えられていたら良いなと思います」と言葉をつづった。
さらに、筒井が「花筏の会」の会長・橋本光子役を担う。懐は広いが、海軍の妻としての立ち居振る舞いに厳しく、少し面倒な一面もある。なつ美の友人で憧れの存在でもあるタイピスト・芳森芙美子(山本舞香)の伯母の光子は、独身の芙美子の結婚を気にしており、芙美子にお見合いを勧めるが…。

木曜劇場の出演は13年4月期放送の「ラスト♡シンデレラ」以来、実に15年ぶりの出演となる筒井は、芳根とは18年9月公開の映画「累-かさね-」以来、約7年ぶりの共演となり、山本とは初共演になる。筒井は自身の役について、「彼女の言動の中に当時の社会や世相が反映される役だと思いました」とコメントし、「作品自体の世界観は、朗らかでかわいらしいものですが、その柔らかさの中にも妻たちが背負っていた責任と時代背景がほんのりとにじみ出て、深みを出せたらと思います」と語った。
第3話あらすじ
ぎこちないながらも少しずつ距離を縮めていく、なつ美と瀧昌。2か月ぶりに帰宅した瀧昌は、なつ美から幼なじみの瀬田準太郎(小宮璃央)の話を聞き、嫉妬から「今夜こそは…!」と決意を固める。入浴後、寝室でなつ美と対面した瀧昌は、緊張しているなつ美に手を伸ばす…。翌日、瀧昌の提案で2人は街を散歩する。瀧昌が商店や写真館を案内する中、なつ美は段差につまずいて転びそうになる。瀧昌はとっさになつ美の腕をつかみ、そのまま手を握った2人は赤面しながら手をつないで歩き…。
そして、瀧昌は秘密の場所があると打ち明ける。山の上の小さな川で、初夏になるとたくさんの蛍が見られると聞いたなつ美は、瀧昌の手を両手で握りしめて「来年も再来年も、わが家の恒例行事として蛍を見に行きたい」と伝える。そんな中、瀧昌は上官の邦光(小木)から背広を作るように言われ、なつ美と一緒に初めてのテーラーへ向かう。緊張する2人の前に出てきたのは、なんと小さな男の子(湯本)だった。一生懸命に接客する少年に、タジタジになる瀧昌。それを見たなつ美の脳裏にはある妄想が膨らんでいき…。
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