IMP.が全員主演で臨む舞台「IMPACT」が開幕!「腹筋太鼓」や佐藤新演じる「平将門」も2025/05/01 21:00

5月1日より名古屋を皮切りに、金沢、広島にて、IMP.(佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我)の7人が主演を務める舞台「IMPACT」が上演。初日公演に先駆け、同日にゲネプロと囲み取材が開催された。
IMP.が自身初となる“全員座長”で挑む舞台「IMPACT」。同公演はショーと芝居の2部で構成されている。オープニングは黒の世界から始まり、光のリボンのきらめきの中、白の世界へ転換。緑のレーザーが割れてIMP.が登場した。天井から赤い大量の花びらが花吹雪となって振り落とされると、「ゆらゆらら」の楽曲に乗せて華やかな歌とダンスで魅了。その後も、影絵や砂を効果的に使った息をのむほど美しい演出、マスクを使ったスタイリッシュな演目など、歌やダンスが多彩に繰り広げられる。そして一瞬の静寂の中、突然体にずしんと太鼓の音が響き渡ると、始まったのは腹筋太鼓。CLASS SEVENの面々と共に圧倒的なパフォーマンスを披露した。
続いておくる芝居は「MASAKADOの乱」。主人公である平将門を演じるのは佐藤だ。この舞台で構成・演出を担当する滝沢秀明氏も演じた将門を、今回は佐藤が熱演する。また特筆すべきは、二幕目に繰り広げられる将門の首を狙う者たち、追捕使たちの大立ち回り。10tもの大量の水の演出が施され、客席の前方にも水が届くその中で、一同が戦う様は圧巻のひと言。この御園座で新たな伝説が始まるのかもしれない、その予感は現実のものとなって姿を見せた。

囲み取材では、開幕に向けて「僕たちがこの舞台に立てるのは、舞台を通してたくさんのことを丁寧に指導してくださった先輩方、そして滝沢社長、何よりも応援してくださる皆さまのおかげです。その感謝を胸に、全43公演、最後まで駆け抜けたいと思っています。いえ、駆け抜けます!」と佐藤。基も「主演舞台のお話をいただいた時から、メンバーで話し合いながら、滝沢社長からも多くのアドバイスをいただきながら、ここまで来ることができました。最後まで全キャストけがなく、しっかりとやり遂げたいと思います」と力強く意気込んだ。
なお、御園座は2018年に滝沢氏が出演者として最後の舞台を踏んだ場でもある。それを受け、影山は「僕自身、御園座に初めて立たせていただいたのが18年の舞台でした。今回IMP.が御園座で座長として主演舞台をやらせていただけるのは、本当に光栄です。とにかく“インパクト”という言葉通り、見てくださる皆さんに衝撃を与えられるような、そんな舞台にしたいと思っています」とコメント。
続けて、椿も「僕も18年の滝沢社長最後の舞台に出させていただいたのですが、その時は大学生でした。今、こうして主演をさせていただき、街にIMPACTののぼりがあったり、IMP.でいっぱいになっているのを見ると、本当に感慨深いです。本当に一人一人の方にインパクトを残したいです」と思いを語る。

一方、松井は舞台初主演を知らされた時を振り返り、「初めて聞いた時は、本当にできるのかな? と。本当にインパクトのある演目ばかりですし。僕たちは今までは先輩の後ろに付いていた側なので、自分たちが一番前で立てていることにグッとくるというか、ドキドキもするし、ワクワクもするし。一番前で7人横一列で立っている時に主演なんだな、と実感しました」と心境を告白。
佐藤は自身が将門を演じる「MASAKADOの乱」にも言及し、「本当に大変でした。僕は滝沢社長が演じていた将門を今回演じるのですが、所作や立ち居振る舞いはもちろん、刀の使い方、役作りの仕方まで、細かいところまで社長にご指導いただきました。滝沢社長の平将門に対する思いがすごく伝わってきて、その思いに答えたいという気持ちです。ビシバシと、本当にビシバシとご指導をいただきまして。僕の癖や細かい動きまで分析してくださって、勉強になることばかりでした。自分の空気感を大事にするように、周りに動じないように気を付けています」と、滝沢氏との稽古の日々を振り返った。

本作の製作発表記者会見時には、一同が全員黒髪にイメージチェンジして登壇したことも話題に上がったが、今回も一同は全員黒髪。これについて、横原が「誰が言ったわけではないんですけどね。自然とこのスタイルで」と語ると、基からは「社長の圧なのかな?(笑)」とユニークな発言が。「腹筋太鼓」にも注目が集まるが、鈴木は「今回は僕らメインでやらせていただいてますが、また新しい気持ちでやっています。頑張らないといけないですね」と背筋を伸ばした。

さらに、本作のエンディング曲「結 Yui」は作詞を北山宏光が手がけている。北山に対し、横原は「メンバー全員の個性やキャラクターがすごく歌詞にハマっているんですよね。北山くんが忙しい中で、僕たち一人一人を思い浮かべながら詞を書いてくれたんだなと思うと、本当に感謝しています。プライベートでもご飯に連れて行ってくれたりするのですが、その時の言葉なんかも歌詞に込められていて…。北山くん、本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。
最後は、佐藤が「僕たちIMP.は、この舞台『IMPACT』で命を燃やして、魂を込めて、最高のエンターテインメントをお届けします。ぜひよろしくお願いいたします! 頑張ります!」と声高らかに宣言し、取材を締めくくった。
【上演情報】

舞台「IMPACT」
2025年5月1日~25日:名古屋・御園座
2025年5月30日~6月1日:金沢・本多の森 北電ホール
2025年6月6日~8日:広島・広島文化学園 HBGホール
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