吉高由里子、柄本佑、大石静「光る君へ」最終回イベントで感謝を語る2024/12/17
12月15日に最終回を迎えた大河ドラマ「光る君へ」（NHK総合ほか）の最終回パブリックビューイングとスペシャルトークショーが、最終回当日に京都の国立京都国際会館New Hallで行われ、紫式部（まひろ）役の吉高由里子、藤原道長役の柄本佑、脚本を手掛けた大石静氏が登壇。約16000件の応募の中から11倍の当選倍率を突破した約1300人の観客を前に、最終回の感慨や撮影当時のエピソードを語った。
トークショー前には、ドラマのクランクインの地である平安神宮と、初回放送日に訪れた上賀茂神社を再訪し、お礼参りを行ったという吉高と柄本。吉高は、「最終回を京都で皆さんと迎えられたことが本当に幸せです。先ほど平安神宮と上賀茂神社にお礼参りをさせていただきましたが、この1年の出来事が走馬灯のようによみがえり、まだどこかで終わっていないような気もしています」と作品への深い愛着をのぞかせ、「この作品が自分の中にしみ込んでいるのを強く感じています。まひろの生涯を見届けてくださった皆さんに心から感謝していますし、『光る君へ』が皆さんの心にずっと光り続けることを願っています。本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちを伝えた。
柄本は、「最終回を見た皆さんの前に立っているのがとても不思議な感覚です。昨年5月に平安神宮でクランクインした日が、つい昨日のことのように思い出されます」と振り返り、「撮影中も晴天に恵まれ、今日の再訪でも満月の夜空の下で本当に奇跡的な巡り合わせを感じました。この作品に関われたことを心から誇りに思っています。1年間応援していただき、ありがとうございました」と、感動の面持ちを見せた。
また、大石氏は「平安時代を描くという大胆な挑戦に、私たちのチームは一丸となって取り組んできました。今日、会場の皆さんの熱気を肌で感じ、多くの方に楽しんでいただけたことを改めて実感しました」と挑戦が実を結んだ喜びを語り、「『光る君へ』をやって本当に良かったと心から思っています。この1年間支えてくださった皆さんに心から感謝しています」と、チームへの誇りと視聴者への感謝を示した。
このイベントの模様は、12月29日午後4：03から全国放送予定。また、「光る君へ」の総集編（全五巻）が、NHK総合とBSP4Kで、12月29日午後0：15より一挙放送される。
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