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「119エマージェンシーコール」瀬戸康史が清野菜名演じる粕原雪の教育係に2024/11/27

「119エマージェンシーコール」瀬戸康史が清野菜名演じる粕原雪の教育係に

 清野菜名が“月9”初主演を務めるフジテレビ系ドラマ「119エマージェンシーコール」(月曜午後9:00。初回30分拡大)。2025年1月13日に放送開始が決まった本作に、瀬戸康史が出演することが発表された。瀬戸が月9ドラマに出演するのは「海月姫」(18年)以来7年ぶりとなる。

 舞台は消防局の通信指令センター。消防、火事、救急──いつ、どこでかける状況が訪れるか分からない119番通報に応答し、適切に救急車、消防車の出動を指令するのが指令管制員たちだ。その仕事は決して楽なものではなく、いたずら電話もあれば、理不尽に怒鳴られることも少なくない。そんななか、巨大災害や大事故、パンデミックなど、不足の自体はいつ怒るかも分からない。「救命が始まる最初の現場」といえる「119=エマージェンシーコール」でさまざまなSOSに立ち向かう指令管制員の活躍を描き出す。

 瀬戸が演じるのは、新人指令管制員・粕原雪(清野)の教育係で、横浜市消防局・司令課3係の指令管制員(ディスパッチャー)・兼下睦夫。2年前まで消防士として勤務していた兼下だったが、あることを機に現場を離れた。通信指令センターでの仕事は嫌いではないが、どこかいつもふてくされていて文句が多い。既婚者で小学生の息子を持ち、息子のことになると何を置いても優先する子煩悩な一面もある人物だ。

 兼下の人物像について、フジテレビドラマ・映画制作部の渡辺恒也プロデューサーは、「何を言われても揺るがない信念と、他人のことを第一に考えられる優しさ、その二つを絶妙なバランスで内包することができる、懐の深さを持ったキャラクターです」と説明。主人公・雪との関係を「現場との距離の取り方についての考えや仕事へのアプローチが異なっているけど、それぞれの人を助ける思いの強さは変わりません」と言い、「一匹狼タイプだった兼下が、雪との出会いによってどのように変わっていくのかにも注目していただければと思います」と期待をかける。また、そんな役を瀬戸に託した理由を「どんな振り幅のある役どころでも、その人物の人間性の“核”を正確に捉えてくれる瀬戸さん。信頼して役を預けられる役者だと思っています」と語る。

 制作サイドの思いを受けた瀬戸は、まず、「僕は119番通報をかけたことはないのですが、もちろんこの通信指令センターという存在は知っていました」とコメント。とはいえ、そこでどんな事態が起こっているかはまったく知らなかったと言い、今作への出演に際し映像などを見て研究を始めたのだそう。そして「本当に大変なお仕事だと思いました。集中力も必要ですし、冷静さを保つ精神力も必要な職業だなと思います。緊張感もありつつ、どこか俯瞰(ふかん)して自分を観察しなきゃいけない職場なのかなと想像しています」とイメージを膨らませる。

 そんな現場で働く兼下には「不器用な人」という印象を持ったそう。「過去に起きたあることがきっかけでこの通信指令センターに来たのですが、まだ過去を引きずっている兼下がどう乗り越えていくのか、そしてこれから仲間たちとどう過ごしていくのか、119番の通報をしてきた方とどう接していくのか、彼の成長物語でもあるのかなと思っています」と役の人となりに思いをはせる。兼下を表現するにあたり大事にしていることとして、「チームで動いていくことが大事になってくると思います。僕が演じる兼下は一匹狼のような側面もあるのですが、やはりチームであることを意識して演じていけたらいいなと思っています」と答えた。

 また瀬戸は、自身が考える作品のテーマを「今回は想像力がキーワードになっている」と分析。「それは僕が生きていく中でもテーマだなと思っていることで、想像力がないと相手の気持ちも分からないですし、ドラマの中では通報者の状況を想像しないといけないと思っています。この仕事だけではなく、皆さんが暮らしていく中でも想像力が大事なのではないかと思いますので、このドラマを通して伝えていけたらいいなと思っています」と、自身の人生観と本作が伝えようとしているメッセージを重ねた。

「119エマージェンシーコール」瀬戸康史が清野菜名演じる粕原雪の教育係に

 瀬戸と同じく視聴者にとっても、何かあった時に頭に思い浮かぶ番号でありながらも、そこで働く指令管制員たちがどんな仕事をしているか詳しく知らないと人が多いであろう、通信指令センター。「群像劇でもあり、ドラマとしてとても面白い物語になっています。仲間ってすてきだな、家族っていいなと思える作品になっていて、そういった絆を描いている物語でもあるので、ぜひ皆さんお楽しみに!」と瀬戸が話すように、その現場で働く人々にも日々の生活があり、人生のドラマがある。そこに踏み込んで物語を紡ぐ本作、今後の続報にも期待がかかる。

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