「おかあさんといっしょ」65周年記念特番で横山だいすけが涙!?2024/10/22

NHK総合で「放送65年 おかあさんといっしょの魔法」が30日(午後7:57)に放送されるのに先駆けて、東京のNHKで試写会&会見が行われ、第11代歌のお兄さん・横山だいすけと古屋光昭プロデューサー、小林千恵アナウンサーが登壇した。
「おかあさんといっしょ」の放送が始まったのは1959年10月5日。放送65年を記念する特番では、収録現場にカメラが密着、一部始終をテレビで初公開する。さらに、貴重なアーカイブス映像で番組がどんなこだわりをもって制作されてきたかをひもとく企画や、レジェンドお兄さん、お姉さんの対談も。

試写鑑賞前には「皆さ~ん! こんにちはー!」と元気に登場し、記者たちに「番組を楽しんでほしい」と明るく呼び掛けた横山だったが、視聴後には思わず目を潤ませ「なんて素晴らしい番組を作ってしまったんだ」と胸いっぱいの様子。

今回の番組では、今まで明かされてこなかった“子どもたちに楽しんでもらうために奮闘する大人たち”の様子も公開。横山がプロデューサの古屋に「どうして、今回裏側を明かそうと思ったのか」と尋ねると、古屋は「子どもたちのための番組なので、裏側を見せるのは、やぼなんじゃないかと思っていたんです。でも、外国の方などに収録を見てもらった時に、すごく評価していただいて。自分の中でも方法論を研究していく中で、節目の時に皆さんにお見せして伝えた方がいいんじゃないかと思うようになりました」と明かす。

子どもたちとの収録では基本的に撮り直しをしないそうで、横山は「ある子に『大人になったら何になりたい?』と聞いたら、『かえる!』と言われて。普通の番組だったらカメラを止めると思うんですけど、止めずにありのままをお届けしているんです」と印象的な収録を振り返った。すると、古屋は「もし、そこで撮り直しをしたらその子の夢を否定することになってしまう。商品名だったら(NHK的に)言えないので撮りなおしますが(笑)」と、子どもたちの考えを尊重しているそう。

さらに、記者から「歌のお兄さん&お姉さんには厳しいルールがあるといううわさ」について問われると、古屋は「私が言っているのは『芸能人ではないですよ』、『見られる側の立場になるんですよ』という二点だけです。芸能人ではなく、子どもに伝える側の人間として、自分の荷物は自分で持ったり、電車で通勤したり自分のことは自分でしてくださいねと。そして、見られる側の人として後ろ指を指されるようなことはしないでくださいねと。面白ネタとして広まっている部分もあって(笑)。そういうふうに受け取られる言い方をしたのかもしれないので、一概に否定はしませんが、ややオーバーに伝わってる部分はあるんじゃないかな(笑)」と率直な思いを語った。
最後に視聴者に向けて横山が「『おかあさんといっしょ』を見たことがある人、聞いたことがある人は、ぜひこの特番を見ていただいて、その後にもう一度『おかあさんといっしょ』を見てもらうことで、発見できることもあるでしょうし、番組がもっともっと大好きになると思いますので、ぜひご覧いただけたら」と、古屋も「僕も最初に収録を見た時から魔法にかかったように、歴代の方からノウハウだけでなく、考え方などいろんなものを受け継いできた番組です。われわれ制作や出演者が脈々と受け継いできた思いのバトンで続いてきた番組なのでそんな思いのバトンやリレーを感じて見ていただけたらうれしいです」と呼び掛けた。

なお、番組ナビゲーターは、2人の子どもの父親で「おかあさんといっしょ」の大ファンだという、井上芳雄が務める。

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